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今日はケイト・ウィンスレット祭り。
家で、映画館で、彼女を見てきました。
プロジェクターを購入してから、初めて映画館で映画を見ました。平日だから?大作じゃないから?お客さんは私を含めて4人。全員女性。
映画館で見る映画はやっぱりいい。
大きい空間の静寂がいいよね~と思っていたら誰かの寝息(というかいびき)が!ありえんでしょ。。
この話は、大人になれない大人たちの話。
自分の時間を持ちたいのに、子供に自分を占領されていることに不満を持つ主婦。
30にもなるのに、司法試験に落ち続け、別の道をいくこともかなわず、妻の世話になりながら子守をするイケメン主夫。
未成年に対する性犯罪の前科があり、町中に見張られていても、幼い子供にしか興味を持てない独身男。
過去に誤って人を射殺してしまってから任務に就けない警官。前出の前科男を糾弾する活動をすることで自分をどうにか保っている。(←こいつが一番ヤバイ・・・)
大人になれない大人たちが、ある出来事によって、今の自分の立ち位置を確認して、分を全うしようと決意する。。のだけど、そのそれぞれの決着のつけ方がなあ・・・私の性分にあわなかった。
それぞれ、自分の環境に自分を落ち着かせよう、とするんだろうなとは思うけど、自分の中に発芽しているクエスチョンは解決してないのだ。今はそう思っても、絶対いつかまた同じことするでしょ。。その解決法はごまかしっていうのよ。。って思ってしまった。
はっ、これが大人になるっていうことなの?
私もリトルチルドレン・・
同じような状況下に置かれてた
「めぐりあう時間たち」のローラは、自分の生活(優しい夫、かわいい子供、暖かな家庭)と望む人生との違いに絶望して、
自分が生きるために、家庭を捨てた。その罪と重荷をずっと背負って、最後は一人になってしまう。そして言う。
「十字架をずっと背負うわ」と。
私がもし、こういう主婦だったなら、どういう行動をとるかなあ。我慢のできない性格だから、飛び出すまではしなくても、
同じ町内で別居して様子を見るとかするかなあ。
人間として夫を見られるところまで引くだろうなあ。
主婦は子供がきっかけになって駆け落ちを思いとどまる。
でもこの子供がかわいくないのよ~。
私、やっぱり子供ダメかも(苦)
う~ん。
予告編がよくできてたから、ちょっと期待しすぎたか。。
朝見たエターナルサンシャインが良すぎたのか。。
う~ん