昨日、↑みてきました。映画館で。
なぜ映画館なのかと言うと、このライブはアルバム購入者特典の無料招待ライブで、それを全国の家庭や映画館で見られるように生中継するっていう男前過ぎる企画なんですね
。
いいわー。宇多田さん。おっとこまえやわー。
宇多田さんは若く、自由で才能あるクリエイターで、何者にも干渉されることなく作品が作れるんだよね。
こういう企画も、トップダウンで決められる。
嵐のサラリーマン的な風情にも萌えるけど、宇多田さんとか、あと小沢くんとか、こういう自由に生きる感じは、音楽以前に凄く感動してしまうな。憧憬だな。
同時に自分には出来ないって思っちゃうけど、ライブを見ていると、あんたにもできるのにね、って言われている感じがする。
ライブは、静かでシンプルで、とてもカッコよかった。
自分を燃やしながら唱う彼女の、エナジーを確かに受け取りました。
ライブの前半、なんかわかんないけどずっと泣いてたな。私。
綺麗な景色を見たときに感じるような、静かな感動。
我慢をすることが勿体無い、気持ちいい涙だった。
あんな風に泣けただけで、今日足を運んだかいがあった。
宇多田さんて、とても人間くさいんだよな。
もの凄い才能を持ってて強いはずなのに、繊細で純粋で、驚くほどにまっとうで、きっと生きるのが下手な人だろうと思う。
人は生きていくために、嘘をつくものだけど、このひとは、もしかしたら、嘘をつかなくてもいいひとなのかもしれない。
あんたも嘘なんて、つかなくてもいいんだよ。
そう言われた気がした。