ATF(オートマフルード)交換&ストレーナ清掃1 | 鉄心

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昭和98年50歳を迎えたのを期に、備忘録を兼ねて、またブログでも書いてみようかなと
ハーフ・センチュリー・オールドですよ皆さん
正直なところ50年生きられるとは思っていませんでした



嫁の車のATフルードを交換しました

正確には一昨年の冬位から、気温が一桁の冷気時に、

ニャーニャー音と言えば良いんでしょうか、

機械的な音がATから出るようになりました

暖まると音が消えるので、ATのストレーナ(ゴミを取り除く所)が詰まり気味なのかなと思って、夏の間にストレーナを掃除か交換をしようと思っておりました

実は盆休みに、家族4人乗せて運転中に、急勾配の時になんか滑ってる感じがあったんですよね

そう言う訳で、

この度やっと重い腰を上げて作業する事になりましたw

新車で購入して早11年と4ヶ月

走行距離は15万㎞を超えています



ATオイルの交換歴は6年位前にドレンから抜いての交換と(あまり抜けない) 
車検の時にドライブシャフトのインナーブーツを交換した時に、シャフトを抜いた際に漏れたオイルを補充した位です

(整備士時代の後輩が独立したので、車検を依頼した際の画像(5ヶ月前)
めんどくさかったんでしょう画像を送って来た位ですからw
実際めんどくさいので頼みました(^^;
ありがとねT自動車のT君)


今回抜いたオイル量を簡単に量る為に、オイルジョッキを2つ購入しました



1つは廃油量の計測用で、もう1つは新油用です

まずはジャッキアップ





ドレンボルトを緩めてオイルを抜きます



ドレンと言っても、元来ここはドライブシャフトを抜く作業の際に、
シャフトを抜くとオイルが出てくるので、作業制を良くする為のオイルを抜くドレンなので、あまりオイルは抜けません

廃油量の計測用のジョッキでドレンからの廃油の量を量ります



約1.6㍑です
真っ黒です




ATオイルパンにはドレンボルトがないので、オイルパンを外してオイルを抜きます




オイルパンのボルトをすべて外して、オイルパンカッターを使い、液体ガスケットで引っ付いてるオイルパンを取ります

オイルパンは再使用するので、あまり無理に取ろうとすると変形してしまうので、慎重にします




ここが腕の見せ所、オイルがかからない様に気を付けて作業します
よくミスって勢い良くオイルパンを落としてしまい、オイルを浴びちゃうんですよねw

私はオイルパンカッターが隙間に入って、画像の様にオイルが漏れだしたくらいから、
ボルトを2本程ゆるゆるに差しておいて、ミスっても落ちない様にして作業します





無事にオイルパンが外れました

鉄粉を除去するマグネットは鉄粉が大量に着いてます

まさに飽和状態です





当然オイルパンの底も鉄粉が蓄積してズルズルです

でもこれはATやCVTなら5万㎞か5年も乗れば、軽でも高級車でも、どんな運転をしても

こんな感じになるので、異常でもなんでもありません

ただニャーニャー音が出るのは異常ですw



(ストレーナを外した後の画像です)

オイルパンを外すとATを制御するバルブボディが見えてきます

今回の整備のメインであるATのオイルストレーナを外します



予想通りストレーナがほぼ詰まってる状態でした

ポンプ側からの画像です
(吸う方)




こっちはオイルパン側から
(吸われる方)


うーん汚れてますね
向こう側が見えません
やはり作業をして良かったです

とりあえずバラす作業はここまでです

②に続きますm(__)m