クロザリル、クロルプロマジン。


治療抵抗性の統合失調症、或いは双極性障害に適応される。


それは、今まで効かなかった薬の打開策、伝家の宝刀。


もしくは、統合失調症だと思って処方していたら、


実は、発達障害だったり。


最大量は600mg、主な副作用はダルさ、よだれ、口渇、眠気…骨髄抑制、あとは耐性。


最大量の600mgを飲んでも自傷他害、希死念慮などの病状が出現した場合には、


クロザリル不適応として、通常の精神科薬ががっつり処方される。


…通常の精神科薬が効かないからクロザリルが処方されたのに。


多分、その患者は誤診断されている。その人はきっと、パーソナリティ障害か、発達障害。


病名変更?


まぁ、医者は他の医者の診断名を修正しないという愚かな忖度があるので、そのような行為は、絶対にしないけれども。