神奈川県藤沢市保健所が市内のコンビニエンスストアや飲食店に発行し、店内に掲示される営業許可書の市章が左右逆に印刷されていたことが9日、市への取材で分かった。約1年半にわたり気付かず、2000店以上に発行されたといい、市のシンボルの“異変”が長らく放置されたかたちだ。市は「許可書の効力に問題はないが、恥ずかしいこと」と恐縮しており、正しいものと交換を進める。

 藤沢市章は、カタカナの「フジ」を図案化したデザインで、問題の営業許可書では、市章の「フ」の部分が左右逆になっている。営業許可書は食品を扱う業者や美容院など衛生管理が求められる業種に必要で、店内に掲示義務がある。

 同市によると、許可書の用紙に印刷ミスがあり、平成20年7月納入の3千枚の市章が逆向きに印刷されていた。同市保健所は気づかず、今月8日まで、この用紙を使用。同日、市内在住の男性がコンビニに掲示された許可書の市章がおかしいのに気づいて市に確認、ようやく発覚した。

 市の担当者は「市民に偽造ではないかといった誤解を与えかねず、申し訳ない」と話している。

眞鍋かをりの元所属事務所社長に有罪判決 3億円脱税で東京地裁(産経新聞)
ひき逃げ死亡容疑で会社員逮捕=「燃料ランプに気を取られた」-警視庁(時事通信)
<近鉄百貨店>全従業員の個人情報紛失(毎日新聞)
里見女流名人が大社高を卒業(スポーツ報知)
介護業界、厳しい春闘…待遇改善・賃上げ国頼み(読売新聞)