先日、山口県立美術館で開催されている
松田正平展を見ました。
こちら昨年リニューアルオープンした山口県立美術館です。
生誕100年 松田正平展 悠久の周防灘
松田正平は宇部出身(生まれたのは津和野)
犬や鳥、自宅に咲いたバラなど
身近なモチーフを描いていました。
晩年には透明感のある画風に変わり、
特に周防灘シリーズは松田正平の代名詞となりました。
作品は若い時から年を重ねていく順番に展示されているので
画風の変化がよく分かります。
この入口の四国犬の絵も子供から言わせると火を吹いているみたい、だと。
色々な見方ができます。
身近な物は先ほども書いた
犬、鳥、魚、茶わんなど、あれこれ・・・。
その中でも私はイカを描いたのが好きでしたね。
晩年になると色々な色の緩やかな周防灘の絵が見られます。
じ~、と絵の前で眺めている男性が多かったですね。
心が優しくなるような「松田正平展」でした。