母の介護③
翌日も会社を休み、母のかかりつけだと言う近所の病院に連れて行った。病院に連れていくと母はもう何年も来たことが無いとの事だった。益々まずいと思い、脳のMRIをお願いした。しかし最初はかかりつけでもないし、いきなりMRIはできないと突っぱねられたのだ。私は粘った。今日を逃したら来週以降いつ来れるかわからない。母の様子や私の実情を話し、粘ったあげくやっと撮影してもらえた。結果は明らかだった。脳の萎縮が顕著で、若年性アルツハイマーの診断がおりた。母はまだ60歳だった。その病院からはまだ若いので大学病院を紹介すると言われ、後日大学病院にかかることになった。帰宅して再度自宅内を整え掃除をした。母にはノートに伝言を書いて、明日からはお弁当が届くと伝えた。そしてヘルパーさんも来るからなんかあればここに電話するようにとヘルパーステーションと私の電話番号を、壁に貼った。その日から毎週の大阪訪問が始まった。その合間も母からは【食べるものがない、お弁当は来ない】との電話が何度もあり、その度にケアマネさんにお弁当の確認をしていた。母は食べた事も覚えてないのだ。