25日12時〜、からくりマルシェ(仮)の場でやらせてもらう「ヒモトレワークショップ」。
定員12人のところ、残席3人となりました。
→満席です。ありがとうございました。
興味があるけど迷ってる、という方、一歩前に進むチャンスです。どうぞ〜
申し込みフォームは、この記事の最後の方↓にあります。
、、さて、そうは言うものの、ヒモトレって何なのかまだよくわからない、もうちょっと教えてよ、と思っている人も、いるかもしれないですね。
そこで今日は、僕なりの「ヒモトレをやる意義」=ヒモトレとはどういうもので、自分がなぜ人にヒモトレをお勧めするのか、について書いてみます。
まあ、あくまで私見です。
ヒモトレ考案者の小関さんや、ほかの先生方に聞けば、また違う視点や、もっと深い話も出てくるだろうと思いますが、僕は現時点で、こんなふうに考えている、ということで。
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まず、いちばん分かりやすいメリットは、やっぱり実利的な部分ね。
ヒモトレで、体にヒモを巻いたり、ヒモを使った簡単な体操をすると、、、
●腰痛、肩こり、足やひざの痛みなどの不快な症状がラクになる。
●「立ちっぱなし」「重いものを持つ」「長距離を歩く」といった肉体的にきつい作業が、ラクになる。
●眠るときに胸やお腹に巻くことで、眠りが深くなり、「睡眠の質の悪さ」に起因するさまざまな不調が改善する。
といった『体調改善・解消効果』を、たいていの人が体感できます。
これは、何かしら不調を抱えている人にとっては、本当にありがたい話で。
ヒモ1本で痛みやしんどいのがラクになるんだから。
しかも、ヒモは100円ショップのでOK。薬や施術に頼らなくていいし、仮に改善が見られなくても、不利益はほとんどない。やらない手はないでしょ、という感じで、誰でもすぐに取り組めます。
さらに、手芸などの細かい作業とか、楽器演奏などでは、、
●ヒモトレを使うと、「うまくできる」ようになる。
ことが多いです。
僕は、楽器演奏をしている人にヒモトレを試してもらうセミナーをやっていましたが、ピアノ、バイオリン、ギター、声楽などの演奏で、ヒモトレを使うと「音がよくなる」「リズムのノリが良くなる」といった結果が、はっきりと認められました。
しかも、プロレベルから初心者まで、幅広い技術レベルの方々において、です。
これはねぇ、、あの不思議な感覚は、実際に体験してみないとわからないと思うんですけど、、
みんな、狐につままれたような感じになります。笑
え、、なんでこんないい音が出るの???って。
ホント、、おもしろい。
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で、、、ここまでは、目に見えて分かり易い作用なんだけど、、、
実は、もっと大事な作用がある。
それは、、目には直接見えないところ、頭の中(=もののとらえ方)において起きる変化です。
ヒモトレで体に起きる現象って、、たいていの場合、自分のそれまでの人生経験とか、それを通じて培われた常識を、超越しているわけです。
だって、そもそもお腹にヒモ1本巻いただけなのに、なんで痛みが取れたり重いものが持てるようになったり、ギターが上手くなったりするのよ、って、そりゃ常識的に考えたらおかしな話だよね(笑)
でも、現実にはそういうことが起きる。そう、起きちゃうんですよ、自分の体の出来事として。
そういう状況に直面したとき、僕らはどう振る舞うのか。
まあ、色々な葛藤を通過することも多いわけですが、、、最終的には、、、、
●自分の中の“常識”を疑う
というところに到達せざるを得ないのです。
少なくとも、自分が“実感”したものに対して誠実であろうとするなら、、、常識の方が間違っているのだろう、と認めざるを得ません。
この「自分の常識を疑う」というプロセスを経験することが、あらゆる分野の活動において(知的活動であれ、身体的活動であれ、経済活動であれ)、ものすごい財産になる、と僕は思っています。
常識というのは、物事を考えたり、理解したりするときの「枠組み」として働きます。
「ここは揺らがない」という信頼のよりどころ。ものを考える出発点とか、判断の基準になります。
ただ、、、現実の頭の中において、その“常識”なるものがどんな経緯で形作られたのか、そこにどれほどの正当性や信頼性があるのか、ということを丁寧に検証してみると、、
実は、もともとは単に親の口癖だったとか、子供の頃の嫌な思い出の反作用的影響だとか、そんな程度の薄弱な根拠で作られてしまったものが少なくないのです。これは、どんな流派・系統の心理学でも、事実として認めているでしょう。
そんな頼りないものに、人生の選択とか、行動の指針を任せてしまっている。
僕らがココロの中に抱える「悩み」と呼ばれるものの大半は、、僕らが、そんな頼りない行動指針にしがみついて生きている、という土壌の上で、生じてきます。
逆にいうと、、、「常識」と思っている枠組みからちょっと外側に出るとか、視点をずらすとか、そういうことができれば、“悩み”と呼ばれるものの大半は、それだけでシューッと消えたり、大したことないなと思えたりするのです。
ヒモトレには、僕らを自然に、そういうところへ導いてくれる作用があるのですね。
そして、、この「常識を疑う」作用が動き出す上で、重要な働きを担っているのが、、
「カラダ」で体感する世界なんですね。
ヒモトレによって示される世界(お腹にヒモ1本巻いたら体のパフォーマンスが変わった!という世界)は、「アタマ」が組み立てた常識よりも、「カラダ」のシステムが主役として稼働する世界です。
カラダのシステム。38億年の生き物の進化を通じて培われた、「生きる」ためのシステムです。
善悪でも、損得でも、正解不正解でもない。ただ、ひたすら「生きる」(サバイバル)ためのシステムです。
その働きの一端は、解剖学や生理学、分子生物学などによって説明されていますが、、、
そういうアプローチ(いわゆる科学的な説明)では説明しきれない謎めいた作用領域も、今なおどっさりと残っている。
「生命の神秘」という言葉でまとめておくしかないような、深淵で、精密なシステム。
でも、、その「謎めいた作用」による身体の働きを、僕らは体感的に感じることができるんです。
説明はできなくても、感じられる。
「カラダ、すげーー!」っていう実感が、理屈抜きに、理屈を超えて、伝わってくるんです。
そして、そんな実感があるから、、、常識を、軽々と、超えられる。
そうやって僕らは、自分の身体の中に、とてつもないポテンシャルが宿っていることを、無条件に確信するんです。
まあ、、、フェアなものの言い方をするならば、この作用は必ずしもヒモトレの専売特許ではないです。身体を扱う様々な技法で、同様の意味合いを持つものは、いくらでも挙げられるでしょう。
ただ、その「敷居の低さ」と「誰でもわかる容易さ」において、ヒモトレは群を抜いている、と僕は思っています。
他のやり方でそういう境地にたどり着こうと思ったら、“修行”的なことがけっこう必要なんですよ。
でも、ヒモトレは、百均でヒモ買ってきて巻けばいい。
それだけで、、ものすごい世界の入り口を、ちらりと、しかし、はっきりと、感じさせてくれる。
あまりに簡単にそこへ辿り着けるんで、それがものすごい世界だと気づく人があまりいないのがちょっとだけ残念ですが(笑)
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といったところで、いかがでしょうか、ヒモトレ。
ぜひ、体験していただきたいです。
【ヒモトレワークショップ】
10/25(日)、12〜14時
12〜13時:ヒモトレの体験、解説など
13〜14時:質問、感想などを含めたシェアタイムなど
※時間配分は大まかな目安です。当日の流れによって変わる場合があります。
場所:ナズルワンセミナールーム
定員12人(要予約)
→満席です!
参加費2000円 (当日、現金でお支払いください)
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軽い体操を含みますので、動きやすい服装でご参加ください。スカート不可。
※※
ヒモは人数分用意しますが、ご自分のヒモをお持ちの方は、ぜひご持参ください。
※※※
書籍『ヒモトレ介護術』の販売も行います。
キャンセル待ちをご希望の方は、こちらのフォームから連絡ください。
https://ws.formzu.net/dist/S48725017/
なお、この日は15時から、なずさん、ちかさん、しゅうくんの「からくり道場」↓です。
こちらに参加される方は、別途、そちらの予約もお願いします。