広報なばり(2014年11月23日発行)の表紙に、当会会員の井上スズ子さんとパートナー盲導犬サクセスのことが紹介されました。以前のことで恐縮ですが、ぜひ紹介したい内容なので掲載します。なお、記事で紹介された盲導犬サクセスは、現在は引退しています。
●広報なばりのテキストを記載します
広報なばり・2014年(平成26年)11月23日発行
11-4号 No.1078毎月4回発行(日曜日)
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大切なパートナー盲導犬と歩く
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盲導犬とは、外出の際、視覚障害者を安全に目的地へ誘導するために特別に訓練された犬です。市では、2頭目となる盲導犬が使用者に貸与されました。盲導犬のことは、広く認知されているにもかかわらず、いたずらをされたり、店舗や交通機関でも盲導犬との同伴を拒否されたりする事例が報告されています。今号では、盲導犬をはじめとする「ほじょ犬」への理解と正しい知識を深めてもらうお話を紹介します。
高齢・障害支援室 63‐7591
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●ほじょ犬とは
障害がある人の生活をお手伝いする身体障害者補助犬法に基づき認定された犬で、特別な訓練を受けています。障害のある人のパートナーであり、ペットではありません。
■ 盲導犬…まちを安全に歩けるようにサポートします。
■ 聴導犬…生活に必要な音を知らせます。
■ 介助犬…日常の生活動作をサポートします。
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●ほじょ犬と出会ったときは
皆さんと同じ場所に「ほじょ犬」を入れてください
盲導犬は、社会の一員としてきちんと訓練されています。トイレのしつけや抜け毛で周りを汚さないよう服を着て出かけることも。法整備がされ、交通機関や宿泊施設、飲食店などをほじょ犬とともに利用することが認められています。ほじょ犬の同伴拒否のない社会づくりに協力をお願いします。【ほじょ犬の同伴を受け入れる義務があるところ】・国、自治体などが管理する公共施設・公共交通機関(電車、バス、タクシーなど)・不特定多数の人が利用する民間施設 (商業施設、飲食店、病院、ホテルなど)
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●ハーネス※や表示を付けた「ほじょ犬」は仕事中です
名前を呼んだり、触ったりすると注意がそれて、本来の仕事ができなくなってしまう場合があります。 ※ほじょ犬の体についた革の胴輪
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●食べ物や飲み物をあげないでください
ほじょ犬は、排泄管理、健康維持のために食事の時間や量などを管理しています。食べ物を与えたり、見せたりしないようにお願いします。
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ほじょ犬を同伴していても、援助が必要な場合があります。「何か手伝うことありますか?」と、困っている利用者に声掛けや筆談などでコミュニケーションをとってください。
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●盲導犬のことを理解してください(井上スズ子さんにインタビュー)
小学生のときに病気で視力を失いました。当時は、疎外感や不安で悩んだ時期もありました。家族に迷惑を掛けたくないと、白い杖を持って初めて一人で外出したときは、とてもドキドキしたことを覚えています。白い杖だけの外出は危険が多いです。点字ブロックも整備されていないですし、障害物もあります。スピードを出した車や自転車がすぐそばを通るなど、いつも危険と隣り合わせで怖い思いもします。何より、白い杖だけだと神経を集中させて歩くのでとても疲れます。盲導犬を希望して、「サクセス」がわが家に来たのが8年前です。事前に1カ月の共同訓練をして、慣れるまでが大変でしたが、今では本当のパートナーになりました。盲導犬と一緒だと外出も精神的に楽になり行動範囲も広がりました。外出中、ほとんどの人が親切に助けてくれますが、以前、盲導犬が一緒というだけで、交通機関で乗車拒否をされたことがありました。後で理解していただけましたが、その時は本当に悲しかったですね。盲導犬のことを理解して、何か声を掛けてくれると本当に助かります。
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●盲導犬をはじめとする「ほじょ犬」の育成などにご協力を
ほじょ犬の育成は、皆さんからの寄付や募金で賄われています。
