ふぁみりあさんへのクラファン支援ありがとうございました。
最終的に350万円達成!
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【ゴールゼロ意見書全文 2025年2月9日提出】
提出先
◆財務省 予算執行ご意見箱
https://www2.mof.go.jp/enquete/yosan_opinion.html
◆施策・事業の名称又は内容(50字以内)
奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画
奄美大島で捕獲された「ノネコ」の多くは、私たち『特定非営利活動法人ゴールゼロ』が移送し、保護後に里親へ譲渡するボランティア活動を2018年から継続的に行ってきた。2018年から2024年12月3日までに計714匹のネコが捕獲され、そのうち660匹以上を当団体が引き取り、520匹を超える個体を譲渡した。ノラネコも含めネコは愛玩動物であるため、本事業は行政が動物福祉の観点から譲渡活動に特に力を入れるべきだが、実際には私たちボランティアが猫の飼育・譲渡にかかる経費を含めすべてを引き受けることで殺処分ゼロを維持しているのが現状である。
以下の理由から、本事業における予算執行の効率性と適正性を再評価し、特に予算配分の合理性、事業効果、透明性について詳細に精査し、適切な見直しを強く求める次第である。
1. 奄美大島で捕獲されているのは「ノネコ」ではなく、飼い猫や世話をされているノラネコである
捕獲されたネコのほとんどは人馴れしており、扱いが難しいとされる「ノネコ」などは確認されていない。2018年度から2023年度にかけて捕獲されたネコの約30%以上が耳カットされた不妊手術済みの個体であった。これらのネコは、いずれも飼い猫やノラネコとして世話をされていたと推測されるほど、人馴れした個体ばかりであった。令和4年9月16日付の「自然環境局長通知『鳥獣の保護及び管理並びに狩猟に適正化に関する法律の細部解釈及び運用方法について』」によると、「ノネコ」は常時山野等にいて、専ら野生生物を捕食し生息しているネコと定義されているが、現場での経験から、集落で餌を与えられて世話をされているネコが、危険な森林に分け入って野生生物を捕食する生活を自ら望むことはゼロとは言わないまでも考えにくい。少なくとも私たちが保護したネコはほとんどが人馴れしており、行政が言う「ノネコ」に該当する個体は確認できていない。
また、行政には捕獲後に「ノネコ」かどうかを判別する方法が確立されておらず、意欲的でないことが指摘されている。2014年5月13日の衆議院第2議員会館で開催された会議でも、ネコの判別方法や捕獲比率について把握していないことが明らかとなり、捕獲されたネコが何の検証もなく「ノネコ」として扱われ、事実と異なる形で発表されている。
2. 飼い猫や世話をされているノラネコの誤認捕獲が相当数にのぼる
本事業計画では、野外にいるネコはすべて「ノネコ」として捕獲されているが、その中には飼い猫や世話をされているノラネコが相当数混じっている。実際、私たちが引き取ったネコを本州に移送し、WEBサイトで写真を公開したところ、奄美大島の飼い主から行方不明の飼い猫ではないかとの連絡があり、再度奄美大島に移送して返還した事例もある。誤認捕獲(そもそもノネコなどほとんどいないのだから,捕獲される個体のほとんどが誤認捕獲である)された飼い猫は34匹と発表されている(奄美市WEBサイト)が、世話されているノラネコを含めると、その数はかなり多いと推測される。
誤認捕獲の原因の一つは、協議会が捕獲したネコの写真を公開しない方針を採っていることにある。協議会は市民の感情的な反応を避けるためとしているが、その結果、飼い主が自分のネコが捕獲されたかどうかを確認できず、私たちの元に行方不明の問い合わせが届くことがある。また、飼い主からの問い合わせの多くは、本事業計画について知らなかったという点からも、行政の周知や情報提供が不十分であることがわかる。捕獲場所も重要な問題だ。本事業では、年間捕獲予定数300匹に対し実際の捕獲数が下回っており、そのため捕獲場所が集落近くにまで拡大されている。特に市街地に近づくほど飼い猫やノラネコが多く捕獲されるのは当然であり、希少野生生物が生息する森林奥地での捕獲が困難となっていることが原因であることは明白である。実際、当団体のボランティアが昨年5月に市街地近くで捕獲器を発見した場所は、最寄の建物から約100メートルの距離にあり、集落近くでの捕獲が増えている実態が確認されている。
3. TNR事業予算の不適切な予算執行の疑い
当団体が本事業に関する情報公開請求を行った結果、『令和元年度奄美ノネコセンター運営費決算』において、「ノラネコTNR事業予算不足分」が予備費として支出されており、翌年度以降はその使途が明確にされないままに多額の予備費支出があることが確認された。しかし、TNR事業は奄美大島5市町村が別途予算を確保し実施している事業であり、本事業計画でTNR予算を使用することは目的外の予算執行に該当する可能性が高い。さらに、本事業は実態が伴わない不透明な部分が多く、すでに多額の支出が行われていることから、今後の予算執行について適正性の再評価と調整を求めたい。
【以上】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
内容にご賛同いただけたら、情報のシェアをお願いします。
ノネコ管理計画について
まだ知らないお友達にも知ってもらいたいです。
2025年3月31日
ゴールゼロ代表 齊藤朋子
今日は東日本大震災から14年目の3.11です。
1月に阪神淡路から30年が経過。
避難や救助や防災や、、
いろいろなことが何も整っていない時代から、
ものすごく時代は変わりました。
より被害を少なく、
もっと早く避難できるように、
情報は正確に伝わるように、、、
それでも災害は
ある日、突然、
私たちを襲います。
『ペットは大切な家族』
と言われるようになっても、
まだまだはぐれてしまうコたちがいます。
東日本大震災でも
その後に起きた全国の
地震・豪雨・豪雪・土砂災害でも
やっぱり、毎回、備えてほしいと思うのです。
犬猫など、
ヒトの言葉を話すことができない大切な家族に
マイクロチップという迷子札をつけてあげてください。
ゴールゼロ代表が経営する
八王子mocoどうぶつ病院では
1年間のマイクロチップ装着数に応じて、
あの日の悔しい気持ちを忘れないために
毎年、どこかに義援金を送っています。
2024年は1月〜12月までに
292匹の犬と猫にマイクロチップ装着のお手伝いをいたしました。
やっぱりこの日を忘れないために。
今年は、山林火災で甚大な被害にあわれました岩手県大船渡市に29200円の義援金を寄付させていただきました。
日本赤十字社 令和7年大船渡市赤崎町林野火災義援金(岩手県)
大船渡市赤崎町はもとより
能登地方や全国で災害に遭われ避難されているみなさまには心よりお見舞いを申し上げます。
被災地でのいちにちも早い復興をお祈りいたします。
どうか犬や猫を家族に迎えたら、
マイクロチップを入れてあげてください。