こんにちは。

今回は最近の明星の陶芸の製法の変化について話したいと思います。

新たに伊予市の作家さんの指導のもと職員が習ってきた技法をメンバーさんに指導して作品を作る様になりました。

大きく変わったのは色が入った土、化粧土(けしょうど)を使う様になりました。

化粧土はピンク、パープル、トルコブルー、イエローを使っています。

化粧土をのせたくない場所には新聞紙で型をとったものを貼り付け化粧土を塗り後から新聞紙を剥がします。

所謂マスキングです。

成形しても化粧土をのせるまでは作品を乾かせない管理が要ります。

化粧土をのせ素焼きしてから透明釉薬(ゆうやく)をまいて本焼きします。

以前の色釉薬から化粧土へ、また砥部の白い土を使う様になりました。

土もカットの段階で厚みを決め土をしめて成形します。

そのため布、棒、手ろくろなど使います。

しめるとは布の上から土を棒で軽く押して土を固める作業です。

とても重要な工程で土の歪みがなくなります。

お皿などは石膏で型をとります。

お皿、アクセサリー、箸置きなどを主に作ります。

今後作品のバリエーションを増やしていければと思っています。

またいつか機会があれば明星の陶芸を是非手にとって見て下さい。

過去の製法も踏襲し今の新しい技法を活かして今後の陶芸をより良い物にしていきたいです。

コロナでバザーなどは中止が多いですがいつかそんなことも皆んなが乗り越えて明るい未来が来る事を信じています。