8月11日(祝)、ふらっと・ホームで特別サロン「発達障害理解のための学習会」を行いました。

講師は、広島文化学園大学准教授の大野呂浩志先生。長年、養護・特別支援学校において授業や就労支援を担当された現場経験豊富な先生です。




「発達障害を本人や周囲が前向きに受け入れるためにできることは?」

「学習障害を持つ子供を、家庭でどんな風にサポートしていけばいいか?」

「本人およびクラスメイトに、どのタイミングで発達障害を知ってもらうか?」

「発達障害と個性はどう違うか?」

発達障害の方が身近にいるなら、誰もが悩みそうなことが、活発に質問されました。

先生の話で特に心に残った部分を要約します。

発達障害という言葉が生まれ、区別されることによって差別や苦悩が生まれた。でも一方で、支援体制が整備される契機にもなった。

発達障害を障害と思って悩むくらいなら、誰もが持つ個性の一つとして前向きに捉え、本人の不得意を補うための支援を賢く利用していけばいい。

自分の不得意をしっかり把握して、それを補う工夫や手段を持っていれば、障害は障害ではなくなる。

みなさんはどう思いますか?

発達障害の特徴を聞くと、多くの人が「私も当てはまる。もしかして私も発達障害?」と言います。
障害と診断された方もそうでない方も、まずは自分の得意分野と不得意分野を正確に把握して、周りに伝えていくことが、楽に生きるポイントかもしれませんね。

大野呂先生には、また別の機会にも講師に来ていただく予定です。

興味がおありの方は、ぜひご参加ください🎵