親が子を育てる。当たり前だろう、同時に相性の悪い親子がいる、これも当たり前だ。

不登校、引きこもりをしている親子がある一定時期、離れて暮らすことでお互い客観的に見れるようになり、また預かる第三者の目線がはいることで解決につながることが多い、この業界では寄宿教育という言い方をするが、実際日本の上の問題の多くはこのグループが解決してきている。

「どうしても子どもを預けるとなると、戸塚ヨットのイメージが強く、この寄宿教育が正しく伝わっていないのが不幸なところ、まったく別物です」。

そんな教育を日本で親子3代80年近くされている方がいる。
小田原のはじめ塾、和田さんだ。
http://hajimejyuku.com/

生活丸ごと子どもたちを見ているので、今の子ども問題を早くから予見し、すでにほとんどの問題の解決を持っている。
学問としてでなく、実践での知恵なので、本当に具体的で的確だ。
自分たちがずっと目標にしてきたところでもあり、育っている子供たちの素敵なこと、なにごとにも全力で向き合い、気遣いもでき、大人顔負けである。
そんな彼らも半年前は何年もの不登校経験者で発達障害系だ。
強制でなく自発で動くときだれもがこんな力持ってるんだと和田さんはおっしゃるが、子どもの力に訪れるたびにびっくりするところだ。

で今回のメイン、その和田重宏さんが、3月7日金沢富樫教育プラザで講演された。
スクールのスタッフが別のグループでの企画でおよびしたそうです。
自分たちもほぼ毎年一回はお呼びしていたのですが、今回は便乗させてもらいました。

ここが母体のNPO法人CLCA「子どもと生活文化協会」もおすすめ。
http://www.clca.jp/
小児科医の真弓さん、自然食の東城さん、夜回り先生、能楽の大倉さん、自然農の福岡さんはお父さん(和田重正さん)の親友、そうそうたる生活者たちが会員さんだ。

出版社地湧社もここが元。