6月14日(土)に、第3回のあそびが開催されました。
スタッフ含め36名が集まり、にじみ絵やおさんぽを楽しみました。
小さいひと達もたくさんお手伝いしてくださり、にぎやかでなごやかな会になりました。
ありがとうございました!
前日まで雨模様でしたが、朝、鳥越校舎に着く頃からだんだん晴れ間が増え、
清々しいお天気の中で会を始められました。
はじまりの会の前に、来たもの順でにじみ絵をやりました。
にじみ絵というのは、たっぷりぬらした紙に、うすく溶いた透明水彩えのぐの
赤・黄・青の3原色をつかって、描く絵のことです。
「絵を描く」といっても、なにかを描き込むというより、
色がにじんでまざり合ってできる、ふんわりやわらかな色の世界を楽しむもので、
「絵を描く」のが苦手な人もえのぐをぽたぽたたらすだけで、ほっとできる絵ができあがります。
こども達がにじみ絵をやっている様子を見ていると、みんなそれぞれちがう個性を持っているんだということを実感します。
3色それぞれを楽しむ子、色がまざることを楽しむ子、
ひと筆ひと筆考えながら描く子、勢いよく一気に描く子、
薄い色合いと濃い色合い、余白をどうするか、
たった3色をつかうだけで、こんなにいろんな世界がゆたかに広がることを目の当たりにして感動しました。
さて、にじみ絵をかわかしている間に、はじまりの会でおはなしとおんがくを聞いて、
校長先生の動物気功でこころとからだのじゅんびたいそうをして、おさんぽにいってきます。
鳥越村は、春とはまた違う景色が広がっていました。
4月におばあさんがぜんまいを干していたお庭で、この日は菜種を干しているのを見かけました。
土のにおいより草のにおいが強くなっていたり、
新芽のやわらかい色だった山が青々とした緑色になっていたり、
季節の移り変わりを全身で感じられました。
校舎に帰ってくると、お昼ごはんがちょうどできたところでした。
小さいひと達がすすんでお茶碗やお皿を運んでくれたので、すぐに食卓ができました。
たき火とお釜で炊いたごはんとお味噌汁、採れたてぴちぴちの野菜のおかずです。
お味噌はワンネススクール特製、お野菜は福来園さん(野々市市)の新鮮野菜です。
おこげがうれしい釜炊きごはん、甘さや食感・持ち味が力強い野菜たち、滋味のあるお味噌汁、とてもおいしかったです。
このおいしさをよく味わいたくて、しっかり噛みしめていただきました。
ごはんを食べたらおわりの会です。
さいごに「ほ、ほ、ほたるこい」をみんなでうたいました。
かわいたにじみ絵に、ランプキットと作り方プリントをつけてお持ち帰りです。
おうちで素敵なランプにしてください。
できあがりはこんな感じです。
「どんなのができたか、またこんどおしえてね」
by のあそびスタッフ