30年ぶりに与作復活、みな元気にしてますか?沈黙のこの男の近況報告です。



 「肩書で自分を評価される人生よ、さようなら」と大学を辞め、芝居の道を選んだものの夢破れ、石川に戻ってから悶々とする中で見つけた答えが、人生を“お金でなく感動だけで生きていけるか”の実験場とすることでした。それからはバイト代をすべて注ぎ込んでの村おこし、東洋医学、フリースクール、ひきこもり支援と医療、教育、福祉を歩いてきました。それが最近になり、将来の年金、退職金のない自分の人生に不安を持ち揺れ、動いていました。年が明け今年になり、昔村おこしを一緒にした仲間の「あのころは楽しかった」の一言で、守りの自分が消え、「そうだ、自分は感動だけで生き切る実験をしているんだ!それをやりきるのが自分なんだ!」と50歳になる今年、再度腹を決めました。それからの様々な展開の早いこと、早いこと…



☆福島の子供たちを受け入れる山村留学センターの設立。



☆被災地支援災害ネットワークNPOの立ち上げ。



☆医者、薬のいらないホリステイック医学研究所と医者と連係しての杜の養生園の開設。



☆新しい循環社会を市民とともに作り、地域おこしの拠点とする杜の学校のオープン。



☆フリーターNEETが社会のお荷物ではなく社会の先端であるという発想での若者起業のお手伝い、「コミュニテイカフェハウス」、「いのちのお店(いのちに必要な情報、食、ネットワークなどが手に入る店)」、文化発信としては「ライブハウス」、若者が支えあって生活する「NEET長屋」などを商店街の親方たちと作る準備をしています。



☆発達障害系の若者たちが自分たちの個性を生かして生き生きと生きることのできる働き場と居場所を作る。



☆お年寄りが尊厳を持って暮らせるデイケアセンターの設立(これは自分の親父が倒れてからの自分の悲願)といった福祉系は今年準備して次の年にできる予定です。



 



一か月のうちに周りにも協力してもらい、そんなこんなを一気に実現間近までこぎつけています。でも、すべてに基本があります。それは恵迪尞魂(=北大尞:けいてきりょうだましい)、つまり金はあるやつが出す、みんなで幸せになろうやの精神です。自分がこの一年行き詰まったのは将来どうなるんだろうというお金の心配からくるその囚われです。これが「自分の人生を感動で生きる」という覚悟で溶けるとすべてが好転し始めたということです。



自分は今完全にお金を捨てました。もちろん必要分はまだ回してますが、お金の計算での人生をやめ、人のために自分の命を使うと決めたらすべてがはまるはまる!しかもお金は回る、人も回るで、気が付いたら、人生ってすでにすべて手元にあったんだという当たり前のことが見えてきました。お金でなく命の時代の始まり、考えれは45歳まで収入が月8万だった自分が、それを若者に伝える時代が来たんだと思いました。



みな恵迪魂を今も持っているか、お金のあるやつが飲み代を払い、それを当たり前と思っていたあの時代、あれが今必要な精神です。恵迪人がこれからの日本、世界をリードしていくんですぜ。俺は上の事業を今年形にして、石川に新しい「命がすべて尊厳を持って生きあうことのできる」社会を育てていきます。自分が15年前に立ち上げたスクールの名は『ワンネス』ひとつのいのち。そこには、恵迪のみんなが持っていた、あのわけへだてない付き合いの精神を持った若者を育てようという願いを込めました。それが今形になろうとしています。みんな、俺たちは今から必要とされる人材になるよ。新しい時代が来ることをひしひしと今感じます。この感動を昔の仲間に伝えたく、語りたく、そして分かち合いたくフェイスブックに参加したよ。まだ使いこなせていないので返事とかあまり出せないけど、与作は生きてるぞ、元気なくなったら石川に来てくれ、酒を酌み交わすよ、熱き思いは健在なり!



今若者支援のために「イエローボックス」運動を広げています。夢のある若者、支援を受けたいけど受らけれない、子供たちのためにお金のある人がカンパする箱です。自殺率一位のオランダで始まった運動で、老夫婦が毎食100円ずつ、テーブルの箱にお金を入れていく。それを地域の若者支援団体に寄付し、若者がそのお金で生き生き自分の夢を実現する。お年寄りはそれを見ることが生きがいとなり、高かった自殺率が一気に下がったというのがモデルです。それをいろんなところで展開中です。



フリースクール、就労支援に対し、子供たちの親がなぜ受益者負担という形でお金を払わなければいけないのか。彼らは、働かない、学ばないできの悪い奴でなく、働くことに喜びを見いだせない大人に失望し、学ぶことが自分の利益にしかならない教育に絶望した子供たちなんだ。つまり夢と希望を持てない人生を生きている私たち大人の犠牲者である、となぜ大人は自分を顧みれないのか。しかも、その裏には貧困の連鎖が隠れています。チャンス、機会は平等のはず、この狂った日本社会に一石を投じる運動です。皆もぜひ各地でやりませんか。



と与作フェイスブック登場第一弾記事です。医療、教育、福祉、産業。アートすべてが変化します。三年後には目に見える形で根付くからね。次から上の具体的記事を載せるので、よかったら読んで感想を。では。