NPO法人 ひなた -4ページ目

歓迎会

2月17日金曜日に、新しいスタッフの歓迎会を行いました。

もちろん、ひなたの家のリビングで。

新しいスタッフは、看護師3名、介護スタッフ2名です。

総勢10名のスタッフですので、半分がニューフェースということになります。

なかなか、全員で顔を合わせることがないので

なんとか、全員で集まりたかったのですが、

あの、明石の踏切事故のせいで、看護スタッフ1名が来ることができず、

大変残念でした。

歓迎会は、スタッフの子供5人(0歳~10歳)も混じって

にぎやかに終わりました。

入居者さんの中では、Bさんが参加して

歌を歌ったりしてくださいました。

これからも、新しいスタッフとともに頑張っていきたいと思います。



NPO法人 ひなた









近況

今年に入ってから、運動不足解消のため

外に出られる日だけですがウォーキングを開始しています。

外に出られるのは、私たちが夜勤ではない日なので

せいぜい、週に2~3回くらいでしょうか。

往復40分くらい歩けます。

最初は、寒いだけですが、すぐに身体は温まります。

天川に居る鴨の数を数えたりしながら、

ゆったりした、気持ちの良い朝が迎えられ気分転換にもなります。

国立で働いていたときは、朝の散歩なんて考えられなかったなぁと思います。

そういう意味では、今のほうが拘束時間は長くてずっと働いているように思うけれど

入居者さんの体調が安定さえしていれば、そのような余裕の時間も作れる。

そういう意味で「なんか、いいよね」と思います。

昨日は、近所の畑で梅の花が咲いているのを見つけました。


NPO法人 ひなた-梅


ところで、現在入居者さんは3名になっています。

それぞれ、調子が良いとはとても言えない状態で

ひやひやしながらの毎日です。

ケアの方法もですが、

少なからず寒さや湿度の影響を受けやすいので

環境を整えるところから神経を使っています。

とにかく、この寒い冬をなんとか乗り切って

一緒に桜の花がみたいと・・そう願っています。










お二人と1匹

年始のご挨拶をしなければならないのですが

年末になって、お二人の入居者さんが旅立たれ

すぐにブログをアップできずに、年始を迎えてしまいました。

まずは、年末の出来事を書かなければならず

おめでとうというご挨拶は、控えさせていただこうと思います。


12月29日早朝、12月10日に入居したばかりのFさんが旅立たれました。

意識のなくなる最後まで、笑顔を見せてくださったFさんは

遠くで暮らしていたご家族や親戚の方々と次々と会って

最後は、息子さんたちに囲まれて息を引き取られました。

関東から帰ってくる息子さん娘さんを待っていたかのようなタイミングで。

何にも、し残したことはない、心残りはないと話してくださったFさん。

「ありがとう」「ありがとう」と私たちスタッフに声をかけはじめた頃には、

自分の死期を悟られていたのかもしれません。


そして、12月30日早朝、11月11日に入居されたEさんが

何の予兆もなく突然、旅立っていかれました。

ずっと、末期がんのため意識レベルも低く、

それでも、低空飛行の状態で安定しておられたので

ご家族も私たちスタッフも死期が近いとは自覚しつつ

本当に、予兆を感じさせずに逝かれたので、ショックは大きかったです。

何より、ご家族に見守られての旅立ちが叶わなかったことが

残念でなりません。

こんなことも、あるだろうとは思っていましたが

やはり、悔いが残るお見送りになりました。

それでも、ご家族は、「「ひなたの家」に入居して良かった。

ここではいつも安らかな顔で過ごせていた」と言ってくださいました。


そして、一匹。

春や夏に産卵をしてみせてくれていた

エンゼルフィッシュが一匹。

たぶん、Fさんのお伴に逝ってしまいました。

Fさんが食事が食べられなくなった頃から

弱った様子で、同じように餌を食べなくなりました。

Fさんが亡くなる2~3日前からアップアップした状態になり

Fさんを「ひなたの家」からお見送りしたあと

ふと見ると、こと切れていました。

きっと、Fさんに連れて行ってもらったんだと思います。


年末に続いた出来事は以上です。

ホスピスなのですから、当然のこととはいえ

やはり、喪失感、寂しさは否めないです。

ただ、すぐに年始を迎えたことによって、

気持ちの切り替えはできそうな気がします。


できるだけガンバってブログをアップするようにしますので

今年も、何卒よろしくお願い申し上げます。