カウンセリングルームにはいろいろな方が来られます。
悩みも本当にいろいろです。
ただ、来られる方には結構共通することがあるんですね。
例えば、『完全主義』だったり、『~べき主義』だったり、『ディスカウント』する癖があったり…。
そして、とっても多いのがこれです。↓
【自分の思いを具体的に表現できない】
例えば、「世間は思いやりがない」とか、「職場の人がよそよそしい」とか、「彼が冷たい」とか、「夫は私のことなんか、なんとも思っていない」とかいう表現が多いんですね。
ところが、「夫は私のことなんか、なんとも思っていない」という悩みを持つ奥さんのご主人が、カウンセリングに一緒に来られてお話を聞くと、「僕が妻のことをなんとも思ってないなんて、とんでもない! ただ、どう接してよいかがわからないだけだ」という展開になったりします。
「1週間に2日くらいでいいから、30分くらいマジメに私の話をきいてほしい。但し説教みたいに『合理的な方法』や『道徳』を、私が話終わっていないのに【教える】のはしないで」と、奥さんが言えるようになると、夫婦の間も随分変わってくるんですけどね。
中には、ご主人が夕食後に食べ終わった食器を台所の流しに持っていくようになっただけで、夫婦の仲が劇的に改善した例もあります。
「【人】としてどうなの!」 と責めているだけじゃ、悪化していくばかりです。
具体的に、そして丁寧に自分の欲求を表現する(アサーション)というのは、コミュニケーションにおいてとっても大事なことなんですよね。
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