(旧)自立生活センター・昭島の日常

自立生活センターとは?


重い障害を持っている人が地域で生活を送るためには、介助者などの様々なサポートが必要です。
そのサポートを個人の力ではなく、障害者の知識や体験を基に組織化し、サービスとして提供しています。

アメリカでは1970年代に起こった自立生活運動の拠点として
自立生活センター(Center for Independent Living 略して C.I.L)は誕生しました。

この流れを受けて、日本でも全国各地に自立生活センターが誕生し、当センターは1997年10月に任意団体として設立しました(2005年11月にNPO法人化)。


自立生活センターの特徴は、運営や各種のサービスを障害者自らが中心となって行なっていることです。これは障害者にとって何が必要かということを一番知っているのは障害者自身であるという考えからであり、サービスの一方的な受け手ではなく、主体となって関わる姿勢からでもあります。

また、障害を持った当事者スタッフが、同じ障害のある仲間として対等な立場で話を聞くピア・カウンセリングが各サービスの根本的な要素となっています。

2008.09.16