勤倹報徳

勤倹報徳

20代後半の勤め人です。35歳で独立を目指しています。
40歳までに資産1億円以上が目標です。
現在は勤め人収入+株式投資、今後は収入の増加・不動産投資を
加えて目標達成に邁進します。

昨今は2番底もささやかれている日経平均であるが

果たして今が買い時か否かは正直分からない。

 

ただ損切りまではする必要がないと考えている。

 

損切りのメリットとして挙げられるのは

資金の流動性を確保できる点である。

下がる一方の銘柄を保有するよりも

今後上がるであろう銘柄に資金を投入した方が

リターンが大きいからだ。

しかし考えてみれば、現実に今起こっている株安相場の段階で

例え最小損失で逃れられたとしても上がる銘柄を当てるのは

最早博打に近い賭けである。

 

では相場が上昇相場に変わるまで資金を待機させたら良いという事でもない。

よほど悪銘柄を選んでいると元の値に戻るにはだいぶと時間がかかるが

優良銘柄であれば上昇相場を確実に確認した頃には大抵元の値に戻って

黒転しているはずだ。黒転していなくとも最小の損失で済んでいるはずである。

相場感を頼りに底値で拾う確率自体低いのであれば、できるだけ優良銘柄を購入して

損失が出て心が痛くともホールドした方が良いと考える。

株を持っているから損切りする。

そもそも株を持っている人は投資に関心がある人なので

例え損切りしたところで又ほかの銘柄を買いたくなる衝動に駆られるだけだ。

『もう底値だ。今が買い時だ』と。

そんな相場の時は何を買っても下落に転じる。

損切りして他の銘柄に投資して運よく反発して利益が出ることもあろう。

しかしそれに味を占めて将来の暴落相場でまた利益分を吹っ飛ばすことになる。

それに売る行為は癖になる。癖は習慣である。

 

50年先、80年先も株式投資で遊びたいのならば

損失が出ているときの心の痛みに早いうちから慣れておくべきである。

正直私も今は辛い。

しかし売らないという決断をした。

具体的に言えば損切りしないことにした。

少しでも黒転になれば売る可能性もあるが、少なくとも赤点の時に損切りはしない。

 

コロナ後に株式市場に参入した身としては初めての窮地なのかもしれない。

今後バブル崩壊後のように下がるかもしれない。

しかし現状株式市場に投入している資金については動かさない方針でいる。

だからこそ労働収入が必要なのである。

それも大金の労働収入である。

私は投資ではいつ何時も儲けることはできない、と今回の下落相場に教えてもらったおかげで

高額な難関資格の講座に申し込むことができた。

 

要は投資に回すお金を自己投資に使ったわけである。

難関資格である土地家屋調査士試験に合格する事ができたら

最低年収の底上げができるし、エリートサラリーマン以上に稼ぐことも

可能となってくる。

 

資本家階級の第一歩は

労働者として高収入を得ることである。

投資の種銭は労働収入からである。