流星は宇宙を漂う塵や小石が地球大気に突入して光る現象ですが、未解明のことが色々あるようです。

 

日本には「SonotaCoネットワーク」というアマチュアの観測網があり、秋田から九州まで日々20名ほどの観測者がビデオカメラとPCを用いて流星など発光現象の観測を行っています。興味があれば誰でも参加可能です。

 

https://sonotaco.jp/main.php
 

それぞれの観測点で得られたデータを突き合わせることによって、流星の詳細な経路、母天体の軌道などを知ることができます。

 

以前から非常に興味があったのですが、最近、低価格で高感度かつ防水仕様のカメラが出てきたということで始めることにしました。
 
 
高度80~100kmではこれぐらいの範囲をカバーしています。
 
現在沖縄で活動しているのは私一人だけで、南西諸島は特に観測網の薄いエリアとなっています。
 
特に条件の良いときにだけ宮崎県の観測者との同時観測が成立します。約2週間で134個録れたうちの5個が同時観測になっていました。
 
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(本土と比較して)低緯度で観測することにより新たな知見が得られる可能性があり、沖縄で観測網を広げることは趣味だけでなく学術的にもとても意義深いことと考えています。
 
現在は宮崎との同時観測狙いで北東方向低空のみの観測ですが、南西や天頂方向などへのカメラ増設も可能です。

 

ビデオカメラ、変換器、ケーブル類、専用ソフトウェア(UFOCaptureHD2)を併せて初期費用は5万円以下ほどです(別途PCが必要です)。
 
最初の調整には多少時間がかかりますが、(大きな流星群のない)平常時の日々の作業は5~10分ほどで済みます。

 

南西諸島で流星のビデオ観測やってみたい方いらっしゃいませんか?
 
 
 

平塚市博物館の藤井さんが流星ビデオ観測の魅力を語っている動画です。

 

 

 

9月に私の観測で得られた流星たちです。

 

 
 
9月27日3時44分、とても長くて明るい流星が映りました。

 

 

私の観測で日々録れている流星のピークホールド画像がこちらに自動でアップロードされます。

 

 

 

流星ビデオ観測の始め方、ノウハウについてはこちらにまとめていきたいと思います。

 

 

前回の記事の、家庭用地震計「Raspberry Shake」を購入してみました。

 

 

 

生活の雑音が入らない&猫が触らない場所ということで床下に設置。

 

あまり綺麗な画ではないですが、まあ人に見せるものでもないので…

 

 

 

 

 

空白地帯だった琉球弧のど真ん中に置くことができてよかったです。

 

 

 

設置した日の夜、奄美大島近海でM3.4の地震が発生。

 

 

気象庁の情報では震度0でしたが、

 

 

 

 

Raspberry Shakeにはしっかりと記録されていました。

(中央右の大きな反応は近くを車が通った雑音だと思います)

 

他にも、半径100km程度ならM2ぐらいの細かい地震でも結構拾うことがわかりました。

 

 

 

昨夜はインドネシア付近でM7.0の大きな地震が発生。

 

 

 

 

震源から2000km以上離れていますが、今までにない大きな反応でした。

 

 

 

今のところ防災に役立ったりはしないのですが、地球科学の研究にも使われたりするっぽいので今後も貢献できたらと思っています。

ラズベリーパイ(小型PC)とセンサーを組み合わせて家庭用地震計とかできるんじゃないか、と思って調べてみたら、まさにそれそのものが商品化されていました。

 

 

 

 

強い地震が多い日本ではRS4Dがいいですかね。

 

 

 

 

屋内用なら50kで買えます。その辺のレンズより安いですね(

 


Raspberry Shake同士はネットワークで繋がれていて、自動で地震の検出、震源やマグニチュードの決定ができるそうです。これは気象庁などとは別で独立しています(たぶん)。

 

 

 

 

EQViewではリアルタイムの地震の情報を、 StationViewではそれぞれの機器の波形をリアルタイムで見ることができます。

 

地震の分布とStationの分布を比べてみると、

 

 

 

ギリシャはすごいですね。小さな地震が多いようです。

 

 

 

 

地震が少ないと言われるアメリカ、東海岸は本当に地震がほとんど起こらないようです。

 

 

 

 

観測網の薄い日本周辺は比較的大きな地震しか検出できていないようです。沖縄周辺は結構な空白地帯、1機導入すれば変革を起こせるでしょうか。

 

賃貸なので家のどこにどのように設置するか悩ましいところですが、みんなで観測網を充実させることができるのは面白そうです。

 

もっとも我が国には既に気象庁の優秀な観測網があるのですが、やはり自分だけのデータが得られるというのは魅力です。

 

 

 

観測網空白地帯にお住まいの方、一緒に導入して地震マップを賑やかにしてみませんか…?

 

 

 

※すみません、ShakeNetがRaspberry Shakeのデータで地震の解析をしているという情報は誤りでした。ただ、今後技術の進歩で可能になるかもしれませんね。(2021/2/5追記)

「沖縄県国頭村辺戸における気象極値記録」ページに「月ごとの1位の値」ページを作成しました。

 

日ごとの観測値」ページを作成しました。csvファイルも置いています。月一で更新していく予定です。

 

月ごとの風配図」ページを作成しました。月一で更新します。

 

 

 

12月になったので、11月の観測値から風配図を作成しました。

 

 

相変わらず北~北東風が目立っています。