こんにちは。
よしな薬局、薬剤師のなおっぺです。
GW、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
本日は、「拡張-形成理論」と「一貫性の法則」を組み合わせて、
妊活に役立ててほしいという内容です。
まず、「拡張-形成理論」とは、
ノースカロライナ大学のバーバラ・フレドリクソン教授が提唱している理論で、
ポジティブな感情は、その湧きあがった一時的なものではなく、
個人の思考や行動、社会的活動、さらには身体的な健康にまで拡大していくという理論です。
妊活中は、「ストレスをかけないように」と言われるけれど、
気になって、逆に生理不順になってしまったり、
リセットがきたときをきっかけに、ネガティブなループに入ってしまいがちです。
そこで、組み合わせてほしい理論が、「一貫性の法則」です。
「一貫性の法則」とは、
自分の発言や決めたことに対して、「やり続けるべきだ」という行動をする傾向のことです。
「拡張-形成理論」×「一貫性の法則」をつかって、
まず、毎日パートナーさんに
「ありがとう」と言ってみましょう。
「ありがとう」のポジティブな感情
→問題解決能力の向上、困難なことが起こっても柔軟に対応できる
→自己効力感が高まる
→ストレスを軽減し、免疫力を高める。
この状態が続くことは、とても妊活中の方にとっては、いい傾向です。
脳は、行動の違和感があれば、その違和感を取り除こうとするので、
よくわからない状態でも、とりあえず「ありがとう」ということで、
自分がどういったものに感謝しているかを、感じる手助けにもなります。
特に、「何をやってもダメ」と、妊活迷子になっている人は、試しにやってみてください。
今の自分には、思いもよらない思考が生まれるかもしれません。