- 前ページ
- 次ページ
今日駅で歩いていたら何かを踏んだ。ペンだ。いかにも100均というような黒いペンが落ちていた。よくあることだし僕には関係ないのでスルーした。
が、しかし、
「おいおい、君~~ペン落としたよペン!!」
と、おじいさんが満面の笑みで世紀の大発見をしたかの如く僕にこう語りかけてきたわけです。手にはさっきのペンを持っている。
でも僕のではない。ごめんなさいおじいさん。
「あ、すいません…僕のじゃないですよソレ」
「え?君ペン落としたよね?君のでしょ?はい。」(満面の笑み)
いや…僕は落としてないっていってるでしょ。拾ってくれるやさしさはわかるが自分のではないからそのまま受け取るわけにもいかない。
「いや、僕はペンを落としてないですよ。だからソレ僕のじゃないです。」
「でも君ペン落としたよね?君の足元にあったし・・・これ君のでしょ?」(満面の笑み)
何度言えばわかるんだこのおじいさんは。それはもともとそこに落ちてたペンなんだよ。しかも僕はそんなペンをもっていない。
「だから違いますよ。ソレ僕のではないです。すいません。僕は落としてません。」
「いや、でも君これ落としたから。ね?」(満面の笑み)
落としてないっつってんだろコノヤロウ(゚д゚)!!!!
もう仕方ないからそのまま受け取っておきましたよ。おじいさんのやさしさは受け取ったけどさ、このペンどうしよう・・・。