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Newport Swing Orchestra 2014

甲南大学文化会JAZZ研究会

おはようございます
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このブログでは毎度お馴染みになりました、Lead Trombone兼パートリーダー兼バンドマスターの礒野ノブキでございます。
ついにカウントダウンブログも最後です。

今日はラストライブ前最後の練習日です。本当は練習終わってから投稿しようかなって思ってましたが、忘れっぽい僕には無理だと悟ったので午前中の投稿です。

さて、カウントダウンブログということで僕も今年一年のことを書こうかなと思うのですが、すでにメンバー全員がNPの思い出をたくさん書いてくれているので、NPメンバーの中で僕にしか書けないであろうバンマス秘話的なものを赤裸々に書こうと思います。
(※長いです)
(※古河くんのカウントダウンブログではプライベートのことを割愛してましたが僕はガッツリむしろマシマシです)

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まず、去年のお話。

僕は前コンマスの小田原圭祐さん(通称、小田原さん)と現コンマスの古河潤也くん(通称、じゅんや)とはよく3人で岡本駅近くの鳥貴族に飲みに行ってました。所謂、「定例会inトリキ」です。
3人で今後の話をしたり、小田原さんのありがたいお言葉を頂いたり毎回笑いありシリアスありの定例会でした。
そこで、小田原さんは何故じゅんやと僕をよく飲みに誘ってくれるのかを考えてみると、来年のバンコンを僕ら二人に託そうとしてるのでは?という結論に至りました。当たりでした。
ある日の昼下がり、前バンマスの由井優さん(通称、まさるさん)に呼び出されました。甲南大学10号館1022教室に呼び出されました。その時までは本当に来年のバンマスをやるという確信はなかったのですが、まさるさんに呼び出されたということはまさか…って思いましたが、当たりでした。大事なことなので2回言わせてもらいました。
まさるさんはその時、こう言いました。

まさるさん「お前がバンマスになってNPに革命をおこしてくれ、お前やったら出来る。」
僕「革命?!?!!!???!…はい。」
(ノンフィクションです。)

この人、こんなこと言う人やったんや…意外にアツイ人なんや…。

ということで、僕はNP2014のバンマスに任命されました。

メンバー集めはじゅんやと話し合って早くから動こうということで、12月初旬からメンバー集めを開始しました。
で、NP2013のラストライブで来年のバンコンが公に発表されて俺がバンマスになるんかーっていう実感がわきましたね。

ということで、今年に入りまして。

2月15日にNP2014が結成。発表する時はかなり緊張しててメンバーに失礼なことを言いました。言葉足らずで自分が考えてた3割ぐらいしか言えなかった覚えがあってすごく申し訳なくなりました。泣いてた人もいたと聞きました。僕も泣きたくなりました。

2月20日、じゅんやが入院することをを聞かされる。
この時は絶望してました。コンマスがまさかの入院、しかも命に関わる病気。この時から僕がバンコン兼任でNPを担いでいくことが決まりました。
最初は本当にどうしたらいいか分からなくて小田原さんに助けを求めながら日々を過ごしてきました。

3月4日、lead tpハシマンがNP加入。
小田原さん、2nd tpまりあ、じゅんやと話し合ってハシマンにNPに入ってもらうことになりました。じゅんやはlead tpも兼任してたのでNPはlead tpを欠けた状態で2週間ぐらい練習してました。
そこで来た救いの手。
最初は慣れない感じであんまり喋らないで合奏に参加してくれてたのを覚えてます。(今となっては誰よりも元気で、はしゃぎ回ってます。)
こうして、lead tpが入って何とかビッグバンドが出来るようになって嬉しくなりました。

コンマスじゅんやがいない日々が続きました。
時には挫折しそうになったり、死にたいと思う時もありました。20kgも痩せました。(それでも太ってますが)
でも僕の心の中にはNPがずっと存在していてNPを捨てようと思ったことは一度もないし、何より皆の楽しそうな笑顔が僕を何度も救ってくれました。

そして、5月25日、大阪城ジャズフェスティバルの日。
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トラで入ってくださっていた小田原さんの任期がついに終了。皆で色紙を用意してお礼をしました。
この人にはいつも困らせられたし、でもいつも助けられたし、僕の人生には切っても切り離せない人です。NPの歴史に伝説を残した1人になったに違いないです。ありがとうございました。

さて、次は3rd tpが欠けた状態になりましたが、ここでbass春井が外部のバンドで一緒だったトランペットの子を紹介してくれました。それが3rd tpかしえり。
すんなり引き受けてくれて逆に怖くなったけど、でも現状をすぐに察知してくれてすごく頼もしいメンバーが入ってくれました。

そして今年もっともドラマを生んだ時期、そう、山野。
メンバー間での壁をだんだん感じるようになってきて、このままでは本当の自分達の音楽が出来ないと不安になっていました。
様々なプロの方にクリニックをしてもらって毎回身になるクリニックを受けてたのですが、NPがあの状態で本当に吸収出来たのかが不安で不安でしょうがなかったです。

ところが、合宿前日。この日も話し合いをしました。
何がどうなったとかは明確には覚えていないのですが、じゅんやの話でどうしようという内容で、トランペットの子達がついに本音で話してくれて徐々に他のメンバーも本音で話してくれて、なんといつの間にか壁がなくなってました。本音で話し合うということはいかに大事なことなのかってことを知れました。とても大事な教訓です。

そして山野。
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おっと失礼…

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以前、このブログで山野の結果報告をしたのでそちらを見てもらったらいいのですが、本当に最高の15分間でした。コンテスト嫌いな僕でも最高に楽しめました。それはやっぱり今まで山野に向けて全員で頑張れたからこそ手に入れれる感情であって、決してそうやすやすと得られるものではありません。

山野も終わり後期からはじゅんやも復活してついに全員揃って活動が出来ました。
毎回良いライブにしようと心がけるも上手くいかないことがあったり、逆にお客さんがすごい盛り上げてくれてめちゃくちゃ楽しいライブもあったり…。
色んな経験がバンドとして出来ましたが、僕自身もリーダーとして自分のバンドがこうやって色んな経験が出来たことによって勉強になったし、たくさん経験を得ました。

ついに明日で僕のバンマス人生は幕を閉じますが、僕は革命を起こせたのか、その真意は分かりません。でも、僕はこのNP2014は間違いなくNewport Swing Orchestraの歴史に伝説を残したと思います。それは僕だけの力ではなくメンバー全員の力があってこその伝説です…。
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かなり長くなってしまいました。
結局思い出を語っただけというね、バンマス秘話でもなんでもありませんでした笑

さあ!ラストライブはついに明日!!
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僕達の集大成を是非見に来てください!!!よろしくお願いします!!!

ラストライブまであと1日!!!!!