英国ビンボー生活

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05May
- おじさんにお願い
  無事にイースターホリデーが終わり１週間。本当ならちょうど日本からキプロスに戻ってきているころだなぁ、なんて、いまだに帰国キャンセルをズルズル引きずっている私。かなり末期症状の日本欠乏症。娘がおもちゃのお寿司を私に持ってきてくれるだけで切なくなるここ最近。ちょうど１年ほど前に、私のブログを見て連絡をくださったキプロス在住の方がおり、その方が唯一この国で連絡ができる日本人だったのですが、その方もあと数ヶ月で別の国へ引っ越しをされるそうです。結構なショック…そして更に追い打ちをかける出来事。私の住んでいる山奥の小さな集落でこれまた唯一のアジア人で唯一お友達と呼べるフィリピン人のママ友。彼女もまた、あと数ヶ月でイギリスへ引っ越してしまうそうです。もう本当に私の友達は庭に住み着いている野良猫（庭猫）のみです。この日本欠乏症の孤独を和らげるべく日本食材（ぽいもの）を買いに我が家から一番近い街、リマソールの一番大きなアジアスーパーに足を運びました。日本に帰国できないんだもん、せめてここで手に入るものを食わせてくれーーー！！散財してやるーーーー！！！やっとブリティッシュ・エアウェイズからチケット代が返金されたしね〜こちらがフィリピン人友達オススメのリマソールで一番大きなアジアンスーパー一歩足を踏み入れると永遠に聞こえてくるニーハオマ〜〜ニーハオマ〜〜ニーハオマ〜〜ニーハオマ〜〜お客さんが入ってきたら自動で音声が流れるはずがたぶん壊れているのでしょうね。数ヶ月前に来たときもひたすらニーハオマ〜〜でした。ここの店主は朝から晩まで毎日これを聞き続けていられるって相当なニーハオマ〜〜好きです。一番大きいアジアスーパーとは言え、日本のコンビニの３分の１程度の広さ。イギリスにあるようなアジアスーパーとはかなり違って、日本食材は本当に少ないです。お店の方に、何で日本のものをあまり置いていないのか聞いたら、まず日本人がいないし、日本→オランダ→キプロスという経路で輸入するからコストも時間もかかり賞味期限がすぐに切れてしまってあまり利益が得られないからだそうです。いつも暇そうに商品の棚に足を乗せて携帯をいじっているオジサン。来るたびにしている質問を今日もしてみました。ハロー！私のこと覚えてます？あぁ、あぁ、覚えてるよ。あれから日本人きました？いや、来てへん。あんただけや。また来月来るので、もし日本人がきたら教えてくださいね！あいよ〜おじさんは真剣に受け止めているのか定かではないけれどとりあえずいつもこう言ってお願いしています。長く店をしているけれど日本人は来たことがないそうです。と言えど、キプロス人に日本人と中国人の区別がつくとは思えずたぶん奥さんかな？この日は初めて見る中国人の女性がカーテンの奥で携帯をいじっていたので聞いてみました。すいませーん！この辺に住んでいる日本人知ってますか？.......。知らん。一言だけ頂きすぐに携帯へ...めんどくさい日本人だと思われているのは十分に分かっておりますが...日本が、日本語が、日本人が恋しいのですーーーーおじさーん、引き続きよろしくお願いしますよーーーー！！今日購入したもの韓国産🇰🇷うどんとそうめんっぽい乾麺S&Bのカレールータイ🇹🇭産のキムチのもと味噌(今月が賞味期限)だし(先月が賞味期限)賞味期限切れてたりカビがはえて腐ってても堂々と販売するのがキプロス流です。今日の夕食・にくじゃが丼・きゅうりとわかめの酢の物・ゆで卵・カニカマとキノコのすまし汁・いちご我が家では肉じゃがは丼物です。なぜなら。夫も子どもも、この肉じゃがの汁とご飯をからめて食べるのが好きだから。白米に合う物がよく分かっておる。早く日本で日本食が食べたいな。誰かと日本語でベラベラとおしゃべりしながら笑いたいな。
24Apr
- 日本人
  現在の日本は、コロナの水際対策で日本のパスポートまたは在住権を持っていない人は入国するためにVISAが必要という、非常にめんどくさく、あまり意味がないと思われる対策があります。しかも他の先進国はデジタル化が進んでいる中、日本はまだ手書き、無限にある紙、紙、紙、紙。申請書は間違えたら、はい、はじめから書き直し〜の悪夢ですし、必要書類もデジタル化されたものではなくて紙が必要なのです。しかし日本に帰るためには、避けては通れない道！我が家はかなりへんぴな地域の山奥にあるので、申請のためには日本大使館のある首都ニコシアまで車で約２時間弱かけて行かなければなりません。申請に行って、あれ？書類が足りません。なんてことになったら、また往復４時間。いやいやいやいや、勘弁。なので、申請に行く前に何度も大使館に電話をして確認をさせてもらいました。担当してくださった在キプロス大使館の女性職員の方はとっても親切で小さな事をちょこちょこ聞くためにしつこく電話をしてくる私にいつも丁寧に対応してくださり、実際に申請に出向いて、その方と直接お会いできるのを楽しみにしていました。しかしです。かの国の頭のおかしい独裁者のせいで、フライトがキャンセルとなり、VISA申請の予約もキャンセル。ガッカリ。日本人に会いたかった…もう本当に鬱になりそうなくらい日本人を欲している。。。しかしまだ大使館に行ける口実が！あったんですよね〜６歳の息子は、イギリスではYear ２という学年ですがもしも日本に住んでいたら、この４月から小学校１年生です。数ヶ月前に、在キプロス日本大使館から息子の教科書が届いているので、取りに来てくださいという連絡がきていました。本当はVISAの申請の際に教科書の受け取りもさせてもらおうと思っていましたが、この際、使うか使わないか分からない教科書をとりに行くだけでも、大使館に行って見よう！イースターホリデーで時間もあることだし！ということで、大使館に予約の電話をしたところ。初めて電話対応してくださる男性。訪館にあたり身分証明書など必要ですか？えーっとですね、、、あのー、まだ不慣れなもので。。。後ほどメールで連絡させていただきますー。ところで、◯◯さんは…？前任の◯◯と代わり私が着任しまして。が〜〜〜〜〜〜ん私が会えるのを密かに楽しみにしていたあの親切な女性、帰国しちゃったーーーーーーいやいや、でもガッカリしたら失礼。新しいあの男性の方も、頑張っていらっしゃるのよ。だって結局メールが来たの、夜の８：３０だよ？さっすが、日本。キプロス人なら寝てる時間。持ち物等は特にございませんが教科書を持って帰る大きなカバンがあれば持ち帰りやすいかもしれません。どんな方かよく分からないけれど、もう日本が、日本人が恋しすぎて、本来の教科書受け取りという目的もそっちのけ、ただただ、日本人に会えるのを楽しみに大きめのカバンを持って大使館に向かいました。比較的大きなビルの中にある大使館。息子の手を引き、スキップ、ランランラン。こんにちは〜！はい、こんにちは。こちらが教科書になります。終了えーっと、あの、私、日本人に会う機会が全く無くて、ちょっと寂しくてですね、私の住んでいる地域か隣町に住んでいる日本人っていたりしますか？ちょっと、分かりかねます。終了。あ…。行っちゃった。息子が練習してきた日本語の挨拶と自己紹介も透明のアクリル板に阻まれ、職員には聞こえていない悲しさ…僕はー、Year ２です！算数が得意です！掛け算もできます！かけ〜ざ〜ぁ〜〜〜んはい、かえろうね〜虚しく散った私と息子の楽しみ。後になって考えれば、大使館っておしゃべりしに行く場所ではないし、子供と話すのは大使館の職員の仕事ではないわけで、在キプロスの日本人はたった３０人程度らしく、大使館もフレンドリーな感じなのかなぁなんて思って、私が勝手に日本人と日本語を話せるのを楽しみにしていただけで。新しい職員の方は、しっかりとするべき仕事をされていただけ。そう、私の場違い感。頂いた教科書ただひとつ。持ち物カバンだけって言うてたけど、がっつり身分証明書いるやんかーーーー！たまたま携帯していて良かったけれど。さぁ、この国での私の日本人探しはまた振り出しに戻ったのです。ディプレッショーーーーン今日の夕食イカのカラマリこの日は外食です。私の大好きなイカのフライ。サックサクのプッリプリ！そしてポテトとライスのダブル炭水化物はイカのフライの油でギトギト！美味しいに決まってる油サイコー！ジャンクフードサイコー！自炊しなくていいのサイコー！！
17Apr
- 怒りのホットクロスバン
  昨日はイースターの一連のイベントの一つグッドフライデーという日でした。そして明日はイースターサンデーフライデーにキリストさんが亡くなってサンデーに生き返ってというお話で合っているのかな？基本的に神様や超能力や占いといった科学で証明できないものは一切信じないという現実的（夢のない）な人間にとっては何度聞いてもよく分からないお話です。しかし都合のいい人間でもある私はイースターやクリスマスお正月の神社参拝やお盆行事といった、宗教と文化が一体となっているものはしっかりと参加して楽しむのです。もしも神様というものが実際にいたらお前、言っている事とやってる事、違うやんけ！と言われそうですね。さぁ、話はイースターに戻って、イギリス在住の方にとっては昨日はグッドフライデーで祝日でした。イギリスの会社に勤めている夫は金曜日はイギリス国民と同様祝日でしたが祝日出勤という不運。イースターと言えば〜ホットクロスバン〜可哀想な夫のためにホットクロスバンでも差し入れてあげようと思い街のパン屋さんに向かいましたが、それらしきものは見当たらず…あとで知ったのですがここキプロスのグッドフライデーは来来週？なんですよね。これもまた私にはよく理解できないけれどプロテスタント、カトリック、オーソドックスでどうやらイベントの日にちまで違うそうでまったくビックリです。そうか、ホットクロスバン今年は食べられないのか...ホットクロスバンが大好きなわけではなくむしろ苦手な方だったのですが、渡英して７年（＋キプロスのイギリス領１年目）好きではなくても端午の節句の柏餅、お正月の干し柿といったように、一年に一度なら食べとこうか、という存在になっていたホットクロスバンないと言われれば食べたくなる。めんどくさいね、私。それに今年は子どもたちのためにも日英の文化をなるべく教えていこうと思っているので、焼きました。いやぁ〜、自分で焼いたら絶品です。こりゃTesco、いやM＆Sより美味しいのではないかと自画自賛でした。なので２セット焼いて、一つは夫の職場に届けました。夫のイギリス人同僚達の妻は、よく美味しいケーキを焼いて来るそうで、先週のAさんの奥さんのカップケーキ美味しかったけど今日のBさんの奥さんのチョコケーキ、激ウマやったわ〜と帰宅してよく話しています。私もたまには何か持っていこか？と聞くといや、AKIはええねん、ええねん。イギリス人の好む味と日本のスウィーツの味とまた違うからな。忙しいしな、ええねん、ノープレッシャーやで。と、なんだかやんわり断られているような、日本のふわふわのケーキはイギリス人の口に合わんから、持ってくるならイギリスのずっしりケーキにしてくれよな、と言われているような、いつもちょっとイラッとしていたんですよね。だから、これなら文句ないやろ！とホットクロスバンをお届けいたしました。帰ってきて、どんな反応するかな〜美味しかったよ〜とか言ってくれるかな〜と思ったら…あ、僕、食べてへん。いや、食べようと思って紅茶を用意してたらな、すごい喉が乾燥して咳が出てきて、パンとか食べられる状況じゃなくてな。あ、でもありがとうな。若い子が食べてたと思うわ。あー、あー、イラッイラッこいつ。。。わかりますか？私の気持ち？夫のビール、冷蔵庫がいっぱいだから、と出してやった。優しい妻を演じるのであればあらあなた、喉が乾燥してらしたの？それは大変！ハニーレモンでもいれましょうか？コロナのテスト用意しましょうか？とでも言うべきだったのでしょうか。私は現実的な鬼嫁でけっこうです。
14Apr
- 意気消沈
  非常に、非常に残念なことが起こりました。本来ならば、今頃、久しぶりに日本の家族と再会し、寿司、すき焼き、たこ焼き三昧だったはずのイースターホリデー。家族みんな楽しみにしていた日本への帰国。２年半ぶりの帰国。のはずが私達家族みんな、キプロスにいます。フライトがキャンセルになったのです。ロシアのせいです。ヨーロッパと日本をつなぐフライトは通常ロシア上空を飛ぶのですが、私の予約したブリティッシュエアウェイズは英国の航空会社、乗り継ぎのコードシェア便はJALなので、どちらの国の飛行機も現在はロシア上空を飛ぶことはできません。現在JALはロシア上空を通らず地球儀の真上からアラスカの方を回るルートを使用しているので、飛行時間が４時間半ほど伸びるけれど我が家もそのルートだろうな、覚悟がいるな、と思っていましたがキャンセル。あぁ、キャンセル…この機を逃すと、もしかしたらまた新しいコロナが流行して規制が厳しくなるかもしれないし、第３次世界大戦なんかが始まってしまったらもう本当に国をまたいで家族に会うなんてとても大変なことになるでしょう。もしかしたら夏にはコロナもロシア問題も全て落ち着いて、何の問題もなく帰国できるかもしれない。でも、もしその間にあばあちゃんに何かあったら？両親に何かあったら？？あと数ヶ月、寿司ガマンできるの？焼肉とすき焼きとラーメンとたこ焼きと抹茶アイスガマンできるの？？？？色々考えて考えてみたけれど、私にはどうにもできない問題です。キプロスからはエミレーツ航空なら飛んでいますが、お、お、お値段が…チラッとお値段を見てみたら４人で２５０万円くらいでしたハッハッハッハッハッハもしキャンセルになっていなくても４０時間のフライトは大人だって相当きついのに子供と一緒にっていうのはまぁ可愛そうではあったな、と思います。せっかく日本に行くのなら、楽しい思い出でいっぱいにしてあげたいから。鬼の形相や、ゾンビ化したママを４０時間も見せるのは可哀想すぎる。今回は縁がなかったということです。他にもね、車が壊れたり、猫が死んだネズミを持ってきてくれたり、夫のフローズン化が悪化したり、キプロスで唯一の日本人のお友達が夏に引っ越してしまうなんて衝撃的なこともあり気持ちがドヨ〜〜〜〜〜んとしております。でももう考えたって仕方がないんだけどねー海外に住むとは、こういう事も起こりうるということ。パチンと切り替え！さぁ、イースターホリデーどうしますかね〜。まだブリティッシュエアウェイズから返金されていないから、お金ぜんぜんないよ〜〜お金を使わずに元気の塊のような子供達と過ごす方法を考えなければ！！今日の夕食豚をクミンとオリーブで煮たん大根ステーキアボカドの海苔わさびあえオレンジ図書館でギリシャ料理の本を借りてきたのでその本から一品、豚をクミンとオリーブで煮たん白米の進む味です。後は今の時期にしかない大根。キプロスで手に入る和食に使える野菜はかなり少ないので、大根のありがたみを噛みしめています。
12Mar
- 遠のく日本
  ちょうど３週間前。まだ世界中のニュースが戦争ではなくコロナの話題で溢れていた時。４月のイースター休暇に合わせて帰国する航空券を購入しました。２年半ぶりの帰国です。南キプロスから大阪に飛ぶためにはエミレーツ航空を使い、キプロス→ドバイ→大阪というのが最適なルートです。たしか時間は２０時間前後。しかもエミレーツは本当にいい航空会社！なので、エミレーツを予約しようと思っていたのですが、もう娘も２歳になり、ほぼ大人料金。家族４人が帰国しようと思うと、まぁ、それはそれは大きな金額になります。その金額にビビってすぐに購入できず…モタモタ、モタモタ、、数日後に再び見てみると…１週間前よりドンと金額が上がっている…という海外に住んでいる貧乏人が一度は経験したことのあるあるあるではないでしょうか。もうガックリ。払え〜なぁ〜い〜ので、　かなり時間はかかるけれどBA（ブリティッシュエアウェイズ）で帰国することにしました。キプロス→ロンドン→羽田→大阪所要時間、行き２３時間、帰り２８時間の地獄のフライトです。えーっと…一日って２４時間だよね？普通はそうやな。もう、これはやるしかない！夫と決意を固め、日本〜！日本〜！久しぶりの日本〜！とウキウキでいたのです。が始まってしまったロシアーウクライナ問題。ヨーロッパと日本を結ぶフライトは一時全てキャンセル。今は再開したようですが、航空会社によって減便にしたり、ロシア上空を飛べないため、迂回路を飛行するとのこと。飛行時間は最大で４時間半長くなると。えーっと。２８時間＋４時間半てこと？３２時間半てこと？？で？じゃあ乗り継ぎは？てか私達の飛行機飛ぶの？何時間かかるの？安全なの？はてなと不安が出てくるのは普通なことで。さっそくBAに問い合わせてみたけれど、返事。なし。さぁ、どうする。さぁ、どうする？BAは今ならキャンセルをしても全額がバウチャーとして戻ってくるので、次のフライトで使うことができるのです。さぁ！どうする我が家！北朝鮮はミサイル打ってるし、ロシアは尖閣諸島付近に船出してるし。さぁ、さぁ！どうするのー！！コロナでさ、ずっと我慢してたの。お寿司とたこ焼きと王将の餃子食べたいのーおばあちゃんに会わせておくれぇ〜〜帰国させてくれーーーーー今日の夕食ロール白菜ナスときゅうりの浅漬けサラミとパクチーのオムレツ今度帰国をしたら買いたいもの。こういう料理が綺麗に盛り付けられる和食器。それから大人用と子供用のお茶碗も。よく考えたら我が家の子ども達、日本では白米がお茶碗に入っていて茶碗を持って食べるなんてこと、知らない...衝撃。
08Mar
- 小麦粉が消えた理由
  ここ数ヶ月、私の毎週日曜日の朝の仕事は早起きして１週間分のパンを焼くこと。我が家の朝食は毎日パンなのですが、キプロスの食パンって…ちょっと硬くて、しょっぱくて…家族みんなあまり好きじゃないのです。パン屋さんに行けばたくさんの種類のパンが売っているけれど、多くはペイストリー、または甘い系。どれも牛乳やバターが使用されていて乳製品アレルギーの娘は食べられないのでいつの間にやら私が１週間分のパンを焼くのが習慣になっちゃっていました。今週のパンほうれん草パンソーセージパンこんな感じで、いつも小麦粉1.5ｋｇほど使用するので毎週、小麦粉を買いに行っているのです。が、先週はスーパーを３件回ったのに、どこにも強力粉がない！我が家の危機。そう言えば、イタリアに住んでいる人が、小麦粉の買いだめをし始めている、なんて言っていたのを思い出しました。そうか、キプロスはロシアと仲良しと言えども、一応はEUなわけで、小麦粉の輸入が制限される影響なのかも。くっそ、あの頭のイカれた◯ーチン野郎め！そう思っていたら…キプロスのキリスト教オーソドックスのグリーンマンデーというのが関係していたようです。キプロスに来て１年と１ヶ月目ですが去年の今頃は規制が厳しかったので、伝統的な行事やお祭りも禁止されていたせいかグリーンマンデーというのは今年初めて聞きました。（と思います）両親がキリスト教の夫も知らなかったグリーンマンデー（イギリスのキリスト教のほとんどはカトリックかプロテスタント）グリーンマンデーはレントの前に行われる行事だそうで、お肉を控え、伝統的な料理を食べたり、凧をあげたり、家族で過ごしたり、するのかな？まぁなんせ、私の住んでいるエリアはほとんどが外国人で、キプロス人の友達もいないので、キプロスの情報が少ないこと！日本のヤフーニュースやイギリスのBBCニュースばかりではなく、現地のニュースも見ないと、見ないと、見ないと、、、、我が家も一応凧揚げキリスト教も色々と宗派があって、それぞれに違う行事があったりするので、無宗教の私は全くもってよく分かりませんが、息子が学校で習ってくるキプロス文化に夫婦で「へぇ〜〜〜」なんて言っています。このグリーンマンデーでは多くの家庭で伝統的なパンを焼くそうで毎年この時期は小麦粉の在庫が少なくなるのだそうです。良かった。来週には在庫が戻るかな？小麦粉はともかく戦争は絶対に反対！戦争が正当化されることは絶対にあり得ない！駄目！ウクライナの人々に1日でも早く自由と平和が戻りますように🇺🇦
26Feb
- コロナじゃない方
  先週の土曜日から、来週の火曜日まで学校も保育園もハーフターム休暇です。どうやってこの10日間をすごそうかこの公園に行って、あのビーチに行って、この機会に首都のニコシアにも行こう！ついでに日本大使館にも寄ろう！日本語の勉強もちょっとやろう。息子とはこの工作をして娘にはこっち。と色々と作戦を立てておりました。しかし、私の壮大なる計画は、2日目にして脆くも白紙と...土曜日の夜から夫が寒い寒いと言い出して、次の日の朝、いつものようにただ「休みの日くらいゆっくり寝かせてくれよ〜」と日本人のようなことを言って起きてこないだけだと思っていたら、なんだか様子がおかしくて、熱を測ると　38℃おいおいおい！し、しんどいねん。そら38℃もあったらしんどいわ。コロナかな。そうやろな。やっと、我が家にもコロナが来たんだと覚悟をしてラピッド検査をしました。しかし結果は陰性。んなわけないやろ〜ということで、違うメーカーのラピッド検査も！また、陰性。家族みんな検査をしたけれどみんな陰性。おかしいよな。うん、おかしいな。きっと明日になったら陽性でるよ。せやな。と陰性に納得のいかない私たち夫婦。だってね、withコロナライフが始まっているこの地域では、もう濃厚接触者でも隔離はありません。だから夫の職場でも、子供がコロナで休んでるねん〜うちの妻もでっせ〜なんてことになっているし、数日前には2軒隣のお家の男の子がうちのドアをノックしパパもママも妹もみんなコロナでどこも行けないから遊びにきました〜！って来て我が家で遊んでいました。隣の人がコロナだと聞いてももう誰も驚かないのです。とりあえず夫にはアミノアセトフェンを飲ませて様子をみていたけれど、悪寒と発汗を繰り返して次の日には39℃大丈夫かいな？コロナ、もっかい検査し、て、く、れ、、、しかしまたしても結果は陰性。そうしているうちに今度は息子が頭が痛い。と超不機嫌で暴れだしやばい兆候だぞ....と思っていたら案の定、夕方から38℃の発熱。そしてその翌日から、待ってましたとばかりに今度は娘が38℃頭が痛い〜寒い〜熱い〜吐きそう〜ママ〜AKI〜ママ〜AKI〜ママ〜こうして数日間、地獄と化していた我が家。今日、金曜日。やっとみんな元気になりました。どうやら、インフルエンザだったようです。予防接種をしていた子供達はそれほどひどくなりませんでしたが今年は予防接種を受けそびれていた夫は運悪く大打撃を受けてしまいました。そんな話を近所の人に話したらインフルエンザやったん？うわー、えらいこっちゃやね！そしてやっぱり言われる言葉。えー！お宅、まだ誰もコロナなってへんのやー！もはやインフルエンザの方が驚かれるのです。今日の夕食肉味噌うどんグレープフルーツゼリーここ数日、ずーっとそうめんやうどん。やっぱりしんどい時は麺類が食べやすいですね。あとは地元の農家の方からたくさんグレープフルーツをいただいたので贅沢に5個分の果実を使い、皮をカップにしてゼリーを作りました。そう言えば...私、看病はすごい疲れたけど...熱とか何もない。元気。何で？
19Feb
- 転校生
  発達障害グレーで経過観察中の６歳の息子はキプロスの新しい学校へ転校してはや１年が経ちますが、未だに学校で仲良しと呼べる友達ができずにいました。息子は大人数がとても苦手なのですが、今のクラスは２０名弱の小さなクラス。少人数ならなんとか馴染めるのでは、と思っていたけれど、どうやらうまく行っていないようです。基本的に１対１なら人懐っこく話ができるので、初対面ではまぁまぁ仲良くできるけれど、長時間となると、、、彼の独自のワールドが広がり、何を話しても彼の返答はマリオについてで話が噛み合わなかったり自分のやりたい遊びしかやりたくないし仮に彼のやりたい遊びでもいいよ、と言ってくれても、ルールは大人が聞いてもよく分からないくらい超複雑だったり、自分が有利になるようにすぐ変更したり。そしてウンチだのおしっこだの下ネタ、しかもリアルな音付きで、これもまた１回目はみんな笑うけれど、これが５０回も続けてやられると、子供でも、こいつ何言ってんだ？ちょ、まじ勘弁なんだけど。という空気になり、徐々に人が離れていき…というのがいつものパターンなのです。最近では、みんなに少し距離を置かれているのか、◯◯くん、ばいばーい！△△ちゃん、おはよー！と息子が言っても、あからさまに無視されることも。これを隣で見ている母はすごく辛い。「周りがうるさいから聞こえなかったのかな〜」「ママとのお話に夢中だったんだよ」なんて言ってはみるけれど、そんなことが毎日、しかも複数人で生じることなどないとさすがの息子だって分かっています。息子の寂しそうな顔に胸が締め付けられます。そんな学校生活なので、学校が楽しいわけがなく、毎日、校門の前でイヤイヤが始まるのですが、ここ数日でちょっとした変化がありました。イギリスからリサという女の子が転校してきました。長い金髪を三編みしていて、かなり分厚い眼鏡をかけているアニメに出てくる模範的な超内気で大人しくて目立たない女の子という感じ。今までは休み時間に遊ぶ相手がいなくて、休み時間が一番キライ、と言っていた息子ですが、最近は休み時間にリサと遊んだ話を楽しそうにしてくれるので、とても嬉しく思っていました。朝も、下校の時も、息子が大きな声で挨拶をすると、リサも「おはよー〜〜〜！！」「バイバー〜〜〜い！」と返してくれて、私も本当に嬉しい！そして今日、リサのお母さんが私に話しかけてきてくれました。リサが、あー君のこと好きでね。家でも毎日話してくれるの。今度学校が終わってからあー君と一緒に遊びたいって言ってるんだけど、どうかしら？初めてのプレイデートのお誘い！！もちろんです！息子も喜ぶと思います。じゃあ電話番号を教えてもらえる？連絡先をフェイスブックの１組のグループで探したのだけれど見つからなくて。あ、そんなんあったんや…。私、フェイスブック使ってないんですよ。え？どうして？えーっと…ごめんなさい、そうよね、私も実はあまり好きじゃないの。なんというか、空気を読んでくれる優しい方でした。このお母さんなら話しやすいかも、本当はイギリス人ママって苦手だけれど、息子のためにも、私も少し積極的にならなきゃ！そう思いながら電話番号を交換したり、キプロスどうよ〜、なんて話をして久しぶりに人とまともな会話をして楽しんでいる間、息子とリサはキャッキャと遊んでいる…と思っていたら…ティ〜〜〜〜〜〜！ティンティンティン！！ヒーッヒッヒッヒっブブブブブブブブブジュリ、リサ…息子の股間を連打で蹴飛ばしたり、木の枝でお尻叩いたり…息子に負けないくらいリアルなオナラの音、大音量で出してるやん…す、すごい、あの、、、大人しそうな外見とはかなりギャップのある、なんとも活発な女の子…あ〜、だから仲良くなったんだ。息子、股間あんなに蹴られてもなんかすごく楽しそうだし。まぁ、いいっか…子供の遊びだから、ね。リサ〜〜〜〜〜！！やめなさいーーーーー！おぉ、おぉ、お母さんも結構、声が張りますなぁ…私の子育てのモットー、息子がハッピーならそれが我が家の正解…なので…お手柔らかに、これからも仲良くやっていってくれたらいいな、と思います。今日の夕食豚肉とナスの重ね焼きアボカドとピンクグレープフルーツのサラダバゲットぶどうムサカを作ろうと思ったけれど夕方の子供達のグズグズで時間がなくなり自分の余裕も無くなってきたのでミートソースとグリルしたナスを交互に重ねて、チーズを乗せてオーブンへgo！乳製品アレルギーの娘にはヴィーガンチーズを使いました。ホワイトソースがなくても美味しい〜と、むしろ無い方が高評価でした。あれ、何で？私はこってりホワイトソース、欲しかったわぁ。
17Feb
- 過去と未来
  日本のニュースを見ていると、最近、子供の虐待死がよく目に止まります。胸が苦しくなります。自分の子供と同じ位の子供が大人による虐待で命を落とさなければならない。そして危害を加えた大人は数年すればまたこの世に出てくる。いたたまれない気持ち。それと共に、共感はできないけれど、きっと加害者も少なからず、同じような経験があったのかもしれない、そしてたぶんこの大人たちも、傍観していた家族ももはや虐待が日常化しすぎて、感覚が麻痺していたのではないだろうか、なんて考えています。私も小さい頃に受けた、数々の辛い言葉、暴力、今でも鮮明に覚えています。その時の痛みじゃないんです。親の顔。何で怒られたのかも、何で親が怒っているのかも分からず、ただただ謝って、親の顔色を伺っていたこと。親が喧嘩が自分に飛び火してくるのは日常。一人っ子の自分がなんとかしなければ、親が仲良くなるにはどうしたらいいのか、きっと自分が病気になれば両親が一緒に心配してくれるに違いない。そう思って、両親の前で倒れる練習をしたりしきりに頭が痛いと訴えていたをの覚えています。あまりに頻回に言うので、大きな病院でCT検査をした時、どうかどうか、私が病気でありますようにと願っていた私に親がかけた言葉は脳みそぜんぜん詰まってへんしなー（笑）その頃の私は、単身赴任だった父が帰ってくる週末が楽しみなようで、怖いようで…次第に暴力もエスカレートしていき、週末になると家の中の所々が破壊されるようになりました。母はだんだんと情緒不安定となり家庭がうまく行かないのは、私のせいだと親戚に言っているのを聞きました。愕然としました。家族みんながボロボロでした。でもその時は、それが特別なことだとは思いませんでした。なぜならそれが我が家の日常だったから。割れた茶碗の破片が飛んできたり、テレビが割れていたり、恐怖はあったけれど、あぁ、また今週もか。早く月曜日がきてほしい。そう思うだけでした。父の両親は離婚しています。原因は詳しく知りませんが、お金の関係らしいです。母子家庭で育った父は、貧乏だったそうで、父は自分が親になった時は、自分の子供にはお金で苦労させたくないという思いが強かったそうです。実際に父は高卒にも関わらず、大手の企業に就職し、若くして結婚、車を数台所有し、一戸建ての家も建て、田んぼの広がる田舎では、まぁまぁ経済的に余裕のある家庭で私は育ちました。でも私はそれで幸せだったかというと正直なことろ、分かりません。幸せだったこともあります。でも辛かったこともあります。私が結婚をする時、夫に一つだけ条件を出しました。それは、子供ができたら私は働きません。あなた一人で家族を養っていける仕事をしてください。夫はこの約束を守って、大好きだった日本を離れる決意をし、今ここにいます。夫の給料は安くて、同僚で共働きでないのは我が家だけです。水道光熱費が払えない、食事は朝と夜だけ、そんな日々もありました。それでも夫は私に仕事をしてほしいと言ったことはありません。私の過去を知っているから。私は貧乏であっても、家族が一緒にいたい、母の作ったご飯で子供に育ってほしい、辛いことがあった時、一番に頼ってもらえる親になりたい。家族がハッピーならそれが我が家のやり方。この考えが私の根本です。でもどうなのかな、最近の私は。私が小さい頃に言われて傷ついたこと、同じようなことを息子に言っていることがあります。分かっているのに、口から出ちゃっている、そんな場面がいくつかありました。夜になって子供が寝てから、すごく申し訳なくなって、悲しくなって、どうしてこうなってしまったのだろうと考える日々です。私は親のことを反面教師と思っているのに、これから自分も同じようになっていくのか、いつか手を上げてしまう日がくるのだろうか。そう思うと恐怖さえ感じます。こういう自分の嫌な過去を文字にしてブログに乗せることに大きな抵抗はありますが、こうやって文章にすることで、自分のことをちゃんと見られるよに、と思っています。私にとって息子も娘も本当に、本当に、心から大切な存在です。どうか、どうか、いまからでも遅くありませんように。母として、息子の一番の理解者でい続けたい。何かあれば相談をしてもらえる存在でありたい。息子が大人になった時に、私のような感情を持ってほしくない。ママの顔を思い浮かべた時に笑った顔でいたい。明日は家族みんながたくさん笑顔でいられますように。まずは自分が一息ついて落ち着いて、私の宝物
15Feb
- 笑顔なしバレンタイン
  バレンタインデーでしたねー。節分の時は前から準備をしてやる気満々だったけれど日本のものじゃないとなると一気にめんどくさいと思ってしまう私のズボラ脳。日本では女の子が男の子にチョコレートを渡す日となっているけれど、ヨーロッパではちょっと違うので、私も完全な受け身です。夫にバレンタインの日は何か食べたいものがあるかと聞かれたので、テイクアウトしたいと答えました。なぜなら、夫は全く料理ができないから。ゆで卵も作れない、トーストにバターが塗れるレベルなので、夫がこういう質問をしてくると言うことは外食かテイクアウトでいいよ、という意味です。英国で極貧生活だった時はテイクアウトなんてしたことがなかった（できなかった）ので、我が家もずいぶん生活に余裕ができたものです。本当は昨日、一日早い日曜日にテイクアウトをして、キッチン仕事を久しぶりにお休みさせてもらう予定でした。予定、でした。しかしです。ここ最近の息子の行動のひどいこと。もう本当にひどい。口を開けば文句、下ネタ、妹をバカにする言葉、何を言っても、全てにおいて「NO」彼がサッと動くのはゲームの時間だけ。（我が家は平日はゲームタイム１日１５分）このたった１５分で彼の脳内はゲーム（マリオの世界）に蝕まれてなかなか現実の世界に戻ってこれません。ゲームをすると真っ赤な顔になり気が狂ったように叫びだしたり、急に走り回ったりするので、すぐにコケたりぶつけたりで、必ずと言っていいほどそのあと癇癪。(たぶん彼はマリオの世界にいるのです)本当に壊れたおもちゃみたいです。そのあとはもう寝るまで、何の話をしても、彼の返答はマリオについて。全然、話が噛み合っていない…あまりにひどいので、ゲームを禁止していた期間もあったけれど、以前、ペアレンツカウンセリングの時、彼が一番好きなことを取り上げるのは罰を与えているのと同じで、何かができないからといって禁止するのは良くないと言われました。なので、宿題が全て終わったらゲームを１５分だけ許可し、ゲームのあともちゃんと落ち着いて行動できるね？といつも声をかけますが、まぁー、そんなもん聞こえていません。そんな日々がずーーっと続いていて、私も結構疲れていて…そして日曜日、朝からずーっとテレビやタブレット。一緒にこれやろ？自転車練習しよ？お外行こうよ！無視。からの怒り爆発癇癪。もう手がつけられない。さぁ、テイクアウト買いに行くかー！となった時にさらに大きなイヤイヤ癇癪がやってきてあああああああああああーーーーーくっそー！やってられっかよ！！！おめーの気分で予定ぶち壊しじゃねーか！いい加減にしろよー！そんないやだったら一人で家におれやー！と、誰も日本語が分からないのをいいことに汚い暴言を吐き、部屋に閉じこもりました。こういう時、夫が気の利いたことをしてくれたり息子と話をしてくれたらいいのですが、、、そんなことのできる夫なら、私がこんなにストレスを貯めることもありません。家事放棄する！と言ったものの、私以外、夕食を作ってくれたり買い物に行ってくれる人だっていないから、やらないといけないのです。ムスっとして簡単な夕食を作り、落ち着いたところで息子と話をして、息子も、悪かった、明日はゲームしないと自分から言ってきたので、明日は楽しい日にしようね、とお休みしたわけです。で、今日。学校から帰るとすぐにテレビをつけ、宿題を先にやる約束やろ〜と連呼する母の声など全く届いておらずテレビをコンセントから抜いてさぁ！やりなはれ！と宿題をやらせ、終わったと思ったらゲームに直行し、テイクアウト買いに出かけるよ！という私の１０回目の声掛けに、あー、なんで〜。行きたくない、行きたくない、行きたくない、行きたくない黙れ。もうええ。勝手にせえ。私はキレた。またテイクアウトを買いにもいけず、だからといって誰も夕食を準備してくれるでもなく、昼食用にと冷凍しておいたカレーを解凍して食べました。今年はじめのブログで、草原のような広い心で息子に接するなんて目標を立てていたけれど私の心は暗くて汚い鶏小屋。私は、綺麗事など言いません。発達障害の子育てというのは大変。病気だと分かっていてもこっちもにんげんですから！イライラしますよ！忍耐が必要です。そう、忍耐。感情を停止できる技を知りたいです。誰か教えてください。あぁ、もう早く寝よ。こういうイライラ、モヤモヤする日はサッさと終わらせて、新しい明日のために寝よう。ラズベリーマカロン息子のリクエストでマカロンを焼きましたが、作ってる途中で戦意喪失。笑顔のないバレンタインでした。みんなで笑って楽しく食べたかったなぁ…
11Feb
- 世の中の難しいこと
  最近、腰痛がひどくなったのと、どうも食欲がわかず、今まで履いていたスカートがブカブカになってきたりして、私はただの老化とストレスだとあまり気にしていないけれど、心配性の夫に強く押されてかかりつけ医を受診したところ、街にある総合病院へ行くようにと紹介状を渡されました。全く乗り気でない。けれど、夫を安心させるためだと思って一応紹介状を受けとり、娘は夫に任せて、私はオンボロバスに乗って一人で街の病院へ行きました。病院はすぐに終わって、あー、そうなんだー。くらいな感じの結果。それほど深刻な問題はなさそうでした。帰りのバスまで数時間。久しぶりに街でのお一人時間です。キプロスの冬はもう終わったのかお天気のいい日の昼間はもう１８℃オシャレなコーヒーショップのお外の席で、気持ちいい風に吹かれながらのんびりしています。ティー文化のイギリスと違い、キプロス人はコーヒーが大好きです。街のいたるところにコーヒーショップが並んでいます。キプロスで言うコーヒーショップは小さなcafeのような感じ。いろんな種類のパンやケーキが並んでいたりその場でサンドイッチを作ってくれたり。この日は平日だったのに、どこのコーヒーショップもお客さんがけっこう入っていました。お仕事どうしてるんだろう。貧富の差が大きいので、こうやってのんびりしてるってことはきっと生活に余裕のある人たちなのかな。久しぶりに食べる大好きなchia puddingを楽しんでいたら隣に見知らぬおばあさんが来て、ギリシャ語で話しかけてきました。たぶん物乞いだろうな、と思い「すいません。」と一言いって下を向いていたら、お店の中から店員さんが出てきて私の後ろですごいケンカを始めました。高齢だから手加減はしているのだろうけれど、マッチョのお兄さんはおばあさんを押して無理矢理、店の外へ出そうとしています。それに負けじと、足を踏ん張るおばあさん。お互いに押し合ったり、怒鳴りあったり。しばらくしておばあさんは捨てゼリフを言って去っていきました。全く状況が理解できていない私。隣のテーブルにいたお客さんに聞いてみみました。👩🏻あのー、おばあさん、何で怒ってたんですか？👩🏽‍🦱移民よ。金くれって、毎日来るのよ。あの人たちは本当はお金持ってるの。政府から補助を受けて生活してるんだから。もっと必要だって言ってるけど、それならここじゃなくて、役所に行くべきでしょ。移民にはウンザリよ。👩🏻あぁ、、、そうだったんですね。私、ギリシャ語が全然分からなくて〜ハハハ👩🏽‍🦱良かったわね！朝から嫌な気分にならずに済んだんだから。複雑です。私も大きなくくりでいえば一時的な移民。キプロスでは、貧しい国からの移民もだけれど、アジア人軽視がかなりあります。なぜなら、一部の大富豪の中国人を除きこの国に住むアジア人の多くは家政婦や売春で生計を立てているから。アジア人がいきなり家政婦にならないか？とスカウトされたり、きみいくら？と聞かれることも珍しくないそうです。私はイギリス領地内に住んでいるのでそう言うことはないけれど、こうやって街に出ればここは完全なるキプロス。あのおばあさん、たくさん人がいる中、何でわたしに物乞いをしたのだろう…先週、街のショッピングセンターで娘と昼ごはんを食べていた時も何故か物乞いは私の所へ来ました。あんたも移民やったら分かるやろ？そう言いたかったのでしょうか。異国のでの生活が辛いのは本当によくわかる。私もだから。でもだからといって、はいどうぞ、とお金を渡すのも何か違う気もする。それに我が家だって他人に援助できるような経済状況ではありません。なんだかな。経済格差、移民問題、人種差別、世の中には私の知らなかった世界が本当にたくさんあります。日本にいたら、たぶん自分には関係のない話だったけれど、今はすごく身近に感じます。今日の夕食エビとモッツァレラのトマトパスタきゅうりとアボカドのサラダ夕方に帰宅してもしかして夕食の準備、夫がしててくれたり....んなわけありませんでした。散らかり放題、昼ごはんのあとも片付けてない、ゴローンと寝転がって携帯ピコピコくっそ。期待した自分が腹立たしい。。疲れてるやろ〜。パスタかなんかでええで〜パスタやったらすぐできるやろ的な。だったらあなたがやってくれればいいじゃないのよ。と心の中で気持ちを殺しながら...お望み通りパスタにいたしました。
07Feb
- やっと仲間に入れたかな？
  私の夫は、良く言えば大人しくて、人当たりがよく、おおらかな人。誰に対しても、ずっと笑顔を絶やさない人です。しかし裏をかえせばイヤと言えず、人に流されやすく、優柔不断でとにかくすべての行動が非常に遅い人。誰かがいるとニコニコして近くにはいるけれど、あまり自分から話しかけることはなく、口を開いたとおもったら、いきなりトンチンカンなことや空気の読めないことを言ってみんなの会話の流れを凍りつかせてしまったり。警戒心が強く、人をあまり信じず、とても社交的とは言い難いそんな性格です。なので、悲しいことに、友人もとても少ないのです。そんな非社交的英国人が、このキプロスへと転勤になり、今、彼が働いているのはとても小さなオフィスです。小さな部屋に４人のイギリス人スタッフが毎日顔を合わせています。４人の同僚の方々はみんないい方で、とっても明るく親しみやすい英国人、という感じ。引っ越してきた当初、夫も、みんないい人でやりやすい、と言っていたので、私は安心しておりました。しかし去年の夏頃だったかな、たまたま夫の同僚の奥さんに道で会って話をしていると、昨日はすごく遅くまでやってたわね。え？仕事ですか？違うわよ〜。みんなで飲みに行ってたでしょ。みんなベロベロになって帰ってきたらしいわよ。あ…そうなんですね。うちの夫は行ってませんでしたけど。うぇ！ウソ！あら、あらららら、あ〜、あ、そうなの？　ホホホホホホホホホ〜面白いほど動揺している奥さん。どうやら夫のオフィスのメンバーで飲みに行っていたらしいのですがそう、夫だけ誘われていなかったようで。そしてその次の月にも。たまたまフラッと入ったレストランでたまたま夫の同僚の家族がいたので、挨拶だけして、なんかそっけないなぁ、と思っていたら、その１０分後には、夫のオフィスの他の家族が合流。はい、またうちだけ誘われていなかったー。テーブル、すぐ横。すご〜い、すご〜い気まずい雰囲気でした。まぁ、こんな感じで我が家はちょっとなんと言いますか…仲間に入れそびれちゃった感がありまして。夫は認めていないし、診断もくだされていないけれど、私は息子同様に、夫にも発達障害の気があると思っています。以前、同僚さんと話をしていたとき、夫君、今日ミーティングのあとどこにいってたのさ〜いつもどこかに行ったら帰ってこないよね〜ねぇ、奥さん、夫君ていつもこんな感じなの〜？と言われたり、夫が、音楽や芸術というものが全く理解できないという話をしていると、夫君、自閉症だったりしてーなんて笑いながら言われたこともありました。どれも冗談交じりの会話の中なので、嫌味っぽい感じではなかったけれど、たぶんたった４人のスタッフで仕事を回す中で、夫に対して、おいおいおい、と思うことがあるんだろうな、と察していました。夫も複雑そうでした。そんな心配な夫なのですが、先週、そして今週末は隣のオフィスのスタッフの送別会だかなんだかで同僚と飲みに行っていました。夫は１時間かけてひげそりと歯磨きをし（私のイライラポイント↑）１時間かけて服をきて(さらにイライラ↑)持ち物の確認を５０回くらいして…(キーーーーーーーー💢)遠足に行く子供のようでしたが夫が少しでも仕事以外で誰かと関わってくれるのが嬉しかったのでどーぞ、どーぞ行きなハレ〜楽しんできなはれやぁ〜といろいろ言いたいことはありましたが笑顔で送り出しました。そして昨日の深夜２時。帰ってきました。ヘベレケ。くっさ～！オエオエ言ってるし、マジか…夫と住んで１０年になりますが、こんな姿を見たのは初めてでした。くっさいままベッドに入ってきて、雷のようないびきをかき始め、娘が起きて泣き出すし、朝も全然起きてこず、やっと起きたと思ったら、あかん。あかんやつ。と顔面蒼白でオエオエ再開。この週末、土曜日は夫の身支度の手伝い、日曜日はオエオエで動けず子どもたちも退屈でグダグダだし、ファミリータイムは〜？と心のなかではイライラしていたけれど、それを出さなかった私、偉い！さすがに悪いと思ったのかもう、こんなになるまで飲まないから。ごめんね。と。普段、謝らへんのにこの人、私に謝った〜（笑）心のなかで笑いながら、必死に真顔を作って「ええよ。」明日の昼ごはんは、こっそりちょっといいものでも食べてやろうと思います。それくらい、許される！はず！今日の夕食イカとトマトのリゾットサラダキウイ食欲のない夫でも食べやすいものをと考えて作ってる私も偉い。夫よ、この気遣いに気がついてるのか？
05Feb
- リブログ記事今年の節分
  節分でしたね、昨日は。我が家は２月２日にやりました。なぜかと言うと…節分が２月２日だと思い込んでいたから。なぜだか分かりませんが、節分は２月２日だと。その日は息子のクラスで新たなコロナ陽性が発覚し、検査に連れて行ったり、近くの山で落雷があったり、巨大なヒョウが降ってきて家の前に雪が積もったようになったり、バタバタしながら頑張って巻きずし巻いたのに。全てが終了しやり切った感に浸ったその次の日、友達のインスタを見て、節分は２月３日だと気づきました。今さら、子どもたちと夫に実は今日でした〜、とも言いにくいのでそのままさら〜、っと流しておきました。昔のブログを見返してみたら３年前はちゃんと２月３日にやってますね、節分。日本を離れすぎて、いろいろと忘れていっているのでしょうか。それとも加齢でしょうか。どちらにしてもあかんやつです。今年の節分ははりきって２週間も前から子どもたちと鬼のお面を作り準備万端だと思っていたんですけどね…緑鬼は息子作。ピンク鬼は娘作。青鬼は夫のために私が作りました。夫は、ちょ、マジでー、こういうの嫌やから〜みたいな雰囲気を出しながらも、私の作ったお面をつけ、ノリノリで謎のダンスを始め、６歳の息子は鬼のお面が怖くて、半泣きになりながら逃げ、２歳の娘は自分なりに「鬼は外、福は内」を解釈したのでしょうか、「Happy oni, oni, HAPPY--------!!Have a good day!」とケラケラ笑いながら夫に豆を投げていました。節分をよく知らない３人にとりあえずやらせてみた結果、もはやなんの儀式なのかよく分からない状態でしたが、みんなそれなりに楽しんでいたので、それで良しとします。夕食は丸かぶりする予定でしたが、息子がみんなTalkしないで長いお寿司食べるなんて怖い、怖すぎるーーとまた泣き出してしまったので、全部切りました。相変わらず、怒りと恐怖のスイッチの場所が謎な息子です。こんな節分になってしまいましたが、、、たくさんの福が我が家に訪れますように。家族にも、友達にも、みんなにも福がたくさん訪れますように！！
03Feb
- コロナライフ
  もうそろそろ、ええんとちゃうか、と世界中の人が思っているコロナですが私も毎日思っています。キプロスでは６歳以上の就学児は、最低でも１週間に一度のコロナ検査が必須です。なので、毎週検査をすれば、それはまぁ出るわ出るわ、無症状陽性。そのおかげで１月は何度も濃厚接触者となり隔離、隔離、カクリ〜地獄でした。そして今日は水曜日。学校で全員検査の日です。いやな時間に携帯が鳴り…クラスでコロナ陽性の児童が出ました。と。はぁ、またか。その一言です。先月までは濃厚接触者となればすぐにPCR検査、結果がどうであれ数日間は自宅待機先週まではすぐにPCR検査を受け、陰性なら隔離解除そして今週からは、ラピットテストで陰性なら隔離免除と徐々に隔離の措置が緩くなってきているのが救いです。息子は無事に陰性の結果が出たので、隔離はなしで、明日からまた学校へ行けます。しかし息子のクラスで陽性になった子の母親、娘の幼稚園の園長先生で、毎日、園の前にアルコールジェル持って立っているんですよね。次はまた娘の園でも出るやろな…学校のお迎えの時間になると、校門の周りには保護者がたくさん集まりまぁ、だいたいは大きなイギリス人グループとキプロス人グループその他小さい南米系、ネパール、インド系、カリビアン系のグループに分かれてママたちは会話に花を咲かせているわけですが、ファーアジア系（黄色人種）は私だけ。ポンコツ英語に他の言語は皆無な私は臆病で人見知りなこともありどこのグループにも入れず、学校のお迎え時間がちょっと苦痛なのです。昨日も他の保護者が楽しそうに談笑している中、私は娘と遊びながら息子を待っていました。そのちょうど横にはイギリス人グループ。先週、うちもついになってしまったわよ、コロナ。そうだったのー？私はもう先月なったわよ。私も〜えー、大変だったわねー。あなたはまだコロナなってないの？そうなのー。えー、ウッソー！まじまじ？もうほとんどみんな一度はなってるのにねー。大丈夫よ、あなたもそのうち罹るわよ。ハハハハハハハーもはや、コロナに一度も罹っていない人が笑われてしまう状況。そりゃもう、笑うしかないです。全然、会話にも入ってない私もマスクの下で笑っちゃってる。今日の夕食鯛のオーブン焼き　紫キャベツのコールスローローストポテトオリーブ油をかけたロースト皿にケール、鯛、ケーパー、トマトをのせて、しおパラパラ〜、レモンちゅるちゅる〜ポテトも一緒にポンっあとはオーブンに全部お任せ。あっさり、ペロリ。
02Feb
- 1年記念
  気がつくと、もう２月ではありませんか！月日が流れる速さが、年齢とともにどんどん加速していく気がしてなりません。ちょうど１年前、イギリスの厳しいロックダウンで廃人化していた私と夫が、夢か現実かの区別もつかないような精神状態のままこのキプロスの地に子どもたちを連れてやってきました。最近になってようやく、この家が我が家なんだな、たぶん今までの人生の中で声に出して国名を言ったことさえもなかった国に引っ越してきたんだな、と実感してきたところです。思い返すとこの１年いろいろありました。キプロスについてすぐ、何もない空っぽの家で２週間の隔離。家の中にも外にも、ゲジゲジ、ニョロニョロの初めて見る虫たち。殺人的な紫外線。美しすぎる海と空。歩道イコール駐車スペース、逆走、意味無し指示機（ウインカー）交通ルール崩壊の道路に驚愕したり。庭に猛毒ヘビがでて警察の特殊装備の人が来たり。猫の友達ができたり。すごい白髪が増えたり。夫婦共に歯を失ったり。でも思い返してみると…楽しいことの方が多かったかな、と思います。夫がこの仕事を見つけていなかったら、私は一生来ることがなかったであろう国に住んでいるのですから、ね。本当に人生は何があるか分からないな、と思います。若い頃は安定よりも冒険が大好きで、一人でバックパッカーにでかけたりしたこともありましたが、今は逆で、安定した生活を送っている人が羨ましく思うことも、、、実はあります。きっと１５年前の私から見たら、なんて魅力的な人生！って思ったことでしょう。でも今は、とにかく毎日を過ごすことに精一杯。人間ってないものねだりですね。もしかしたら２０年後のワタシは、いい経験をしたな、って懐かしく思っているかもしれません。そうあってほしいな、と思います。我が家はまだまだ貧乏ですが、私の肩書は駐在妻という、高貴な響きでございます。駐在妻　イコール　お金持ちのご婦人というワタシが持っていたイメージとはかけ離れた萎びた主婦ですが、駐在妻の身分が与えられるのは、あと３年。楽しんでいきたいと思います。今日の夕食ロコモコ丼昨日は煮込みハンバーグにしたので今日は残りでロコモコ丼にしました。2kgのお肉で作ったハンバーグ。色々材料混ぜてるから重量は2kg超え。二日で綺麗になくなりました。バーガーをライスといっしょに食べるなんて信じられないヨー！日本人！！なんて言ってた夫も、10年経ったら大好物です。
30Jan
- ホンダ君
  今日は我が家のオンボロ車、１4歳のホンダ君のお話です。古い車だから、もう何が起こっても不思議じゃないし、そろそろ次の車を考えないとね〜と夫と話をしていた、ちょうど次の日。最近は例年になく寒い（らしい）キプロス。昼寝している娘をそーっと車に乗せて息子の学校のお迎えに行くところ、何でだったんだろうね、車庫の中で窓を開けたのです。一番下まで。そして閉めようとしたのです。そしたらバババババババガガガガガガガガこんなことに。。。実はこれが初めてではなくて、前にも何度かなったことがあったのですが、ガンガンガン！と叩いたらもとに戻ったし、車検でも引っかからなかったから放おっておいたのです。しかし今日は叩いても何をしても戻らない。それどころが、窓ガラスが落ちそう。。。。とりあえず入るところまで無理やり押し込んでお迎えに。今日は気温は２℃、強風に横殴りの雨という最悪の天気。顔と腕半分、ビッシャビシャ息子を迎えに行ったあと我が家から一番近いガレージに向かいました。今日は忙しいからまた月曜日に持ってきて。いやいやいやいや！困ります〜！この天気ですよー！どないして帰りますのん！せやなぁ…。ほんならとりあえず窓閉めるだけやったらやったるわ。１０分で終わるって言ったおじさん、１時間くらいかけて結局、直してくれました。ついでに、運転席のエアバッグのカバーが外れていたのもエアコンのフィルターが半分飛び出していたのも指紋だらけの窓の掃除までやってくれてたったの４０ユーロ。ありがとうございますー！なんて親切なぁ〜！サンキュー！エフカリスト〜！ええねん、ええねん。こういう情でお仕事をしてくれるのはキプロス人のいいところ。でもな、色々直さなあかん所、他にもあるかもしれんでー。いや、おじさん。おっしゃる通りです。キプロスは車検が２年に１回なので、前にイギリスで車検を受けてからもう１年以上経っているんですよね。最近、変な音が頻繁に聞こえるし、ガソリンの減りがすごく早いし、急にエアコンが止まることもあるのです。彼との出会いは５年前…当時はブリストルの中心部のフラットに住んでいたのですが、家賃の大幅な値上げで、これ以上払うことができなくなり半ば追い出しのような形で退去せざるを得なくなりました。次の家が見つかるまで、夫は会社の独身寮、私と子供は北アイルランドの義理実家に身を寄せることになりました。私は毎日、right move（イギリスの不動産屋サイト）とにらめっこしとにかく電話をかけてみるも、「家賃の◯倍以上の年収があること」という条件がどうしてもクリアできず…ブリストルで夫の収入で借りられる物件を探すと出てきたのは元豚小屋、駐車場、倉庫、という悲しい現実。探す範囲を郊外へと広げて行き、夫の収入で借りられ、子供がいても住めそうな家が見つかったのはブリストルから随分と離れた隣町でした。これじゃ夫は通勤できない。家がない、お金がない不動産屋さんに何度も何度も電話しているうちに、初めは親切だった不動産屋さんのお姉さんもあー、またこの低収入の外国人かよ、という雰囲気のめんどくさそうな対応。この状況にパソコンの画面が涙で見えなくなって…結構、精神的にやられていました。するとある日、いきなり義理の父がその郊外の家、良さそうだから決めなさい。他の人が決める前に直ぐに電話をいれなさい。でも車がないと、この家からは夫は通勤できないし。買い物だって歩いて行ける距離にないから…他を探します。クルマ、アルヨ。いや、うちは車ないですから。アルヨ。は？たまたまね〜、中古車見てたらさ〜ええ車があって、しかもブリストルだったんだよね〜だから買っちゃったんだけど。いる？あ、数日後に納車だから。そう、義理の父は、私達が郊外以外で住める家がないのが分かって何の相談もなしに車を購入していたのです。そら事前に言われていたら、私も夫も「大丈夫だから！」って言ってたと思うから。本当にぶっ飛んだことをしてくれる義理の父。優しさもぶっ飛んでいます。義理の父のおかげで家が見つかり、車のある生活が始まりました。あれからもう５年。中古で傷のあるホンダ君ですが、私達はすごく気に入っています。大切に使わせてもらっています。あとどのくらい乗れるかな〜。せめて、我が家の経済がマイナスからプラスになるまで…もうちょっとなのよ。頑張ってください、ホンダ君。今日の夕食豚ヒレのジンジャースイチリ漬け焼き青梗菜の下敷ブロッコリーと卵の炒め物なし久しぶりに夕食の投稿も。誰の需要があるねん、と突っ込みたいところだけれど、自分がメニューに困った時のために。あとはいつか子供が見れるように。
26Jan
- ２０２２年
  お久しぶりです。もうすっかり１月の末になってしまいましたが、改めまして、あけましておめでとうございます。１２月のほとんどを、義理実家のある北アイルランドで過ごし、イギリスで３回目の予防接種も終えてキプロスへ戻ってきました。滞在中に飛行機のルールが変わったり、周りでコロナ陽性の人が出たりでクリスマスはほとんど義実家のお家にステイ。飛行機は予定が何度か変更になりましたが無事に帰国できた...のは良かったけれど、帰ってきたのは１２月３１日。空港で受けたPCR検査の結果は翌日には出ると聞いていたので、結果が出ればすぐに買い物に行けると思っていたら、なんとキプロス、１月３日までどこのスーパーも空いていないという…もちろん家を１ヶ月あけていたので冷蔵庫は全くの空っぽ。正月から茹でただけの具なしパスタ。イギリスで調達した貴重なうどんやもち、保存食だった乾燥豆なんかを食べてなんとか食いつなぎました。そして待ちに待った学校の再開！泣き叫ぶ息子をなんとか校門前まで連れて行き、何度かキックをくらいながら、あぁ、やっと静かな時間を過ごせる。。。なんて思っていたら、数日後には息子のクラスでコロナ陽性濃厚接触者で隔離↓隔離解除↓翌日には娘の保育園でコロナ陽性が出てまた隔離↓隔離解除↓翌日にまた息子のクラスで陽性…↓今度は夫の職場でコロナ陽性…隔離隔離隔離....結局ずーーーーーっと濃厚接触者でお家ステイです。隔離ウツです。しかし、明日から家族全員、自由の身になる予定でなんだかウキウキしちゃってこの機会を逃したらまた私のズボラ癖が出てきてブログが書けなくなると思い、おもーい腰を上げました。さて、この機会を借りて簡単にですが、私の２０２２年の抱負を。◎もう少し社交的になる。　　コロナの規制もあるけれど、　　子供のクラスメイトのママと　　仲良くなったり　　この地で猫以外で友達と呼べる存在を作りたい。◎感情的になって怒りすぎない。（特に息子に対して）　暴言を吐かない。爆発する前に耳をふさぐ。　無になる。　まずは息子の言い分も聞いてみる。　草原のような心を目指す。◎言語の上達　英語の上達はもちろんのこと、　キプロスで通じる英語も学ぶ。　（日本語なまりのイギリス英語は通じないことが非常に多いのです）　ギリシャ語の勉強も少しやってみる。◎新しい料理　作ってみたいお料理がたくさんあるので、　夕食のマンネリ化を防ぐためにも　新しい料理のレパートリーを増やしたり、　あとは苦手なお菓子づくりもやろうと思う。◎ブログ　一度休むと　ズボラなグータラ癖が出てしまうので、　最低でも週１、　いや2週間に1回くらいは書くように…　努力したいです。１月も終わりに近づいていますが、まだ一つもできていないので…ここに書くことで改めて自分にムチを打っていきたいと思います。がんばろう、ワタシ！！大晦日の夕焼け
04Nov
- ３日前の恐怖、いまだに
  ３日前のハロウィン。今年は初めて我が家もハロウィンという行事に参加しました。私の年代だと…子供の頃はハロウィンなんて…あったかな？イギリスに引っ越してからは、近所の子どもたちがハロウィンを楽しんでいる中実は我が家は一度も参加したことがありませんでした。それは、本当に生活が困窮していて、申し訳ないけれど、他人にあげるお菓子を用意したり、子供の仮装にお金をかける余裕が全くなかったから。かぼちゃを買って食べずに彫って飾るなんて…息子がレセプションに上がった時学校でハロウィンパーティーがあり、さすがにお金がないから参加しませんとも言えず家にあった布で作ったマントだけつけて行かせたら、周りの子どもたちの仮装のクオリティの高さにビックリ。息子に対して罪悪感でした。息子は大人数や大きな音楽のかかるパーティーのような場所はこの頃からとても苦手だったので、そんなしょぼい仮装でも僕、仮装もフェイスペイントもいやだからマントだけでいいよ。と言ってくれたのが救いでした。そんな彼も、もう６歳、Year ２になりました。ここはキプロスと言えど、私の住んでいる地域はイギリス領地内でこの集落はほとんどがイギリス人家族です。宗教が生活にかなり影響を及ぼしているキプロスではあまりハロウィン文化は根付いていないようでお店はもうすでにクリスマスグッズでいっぱい。ハロウィングッズもほんの少ししか見かけなかったのに、この集落は、みんなが競い合うように家をハロウィン仕様に飾っていました。どこで買ったんや？アマゾンUKか？息子も娘も、近所のデコレーションをみてとても喜んでおり、今年は「我が家は不参加です」とも言えず少しだけ飾りました。去年はロックダウンでTrick or Treatを自粛していたせいかハロウィン後のアルディには大量のハロウィングッズが５０〜８０％OFFくらいで売られており、いつか使うかもと思って買っておいた節約上手な私。でかしたぞ。早速、出番がやってきました。とは言え、イベント好きのイギリス人家族のお家に比べたらディズニーランドと公園の滑り台レベルに魅力度が違いますけどね…そして息子は去年のセール品のパイレーツ、娘はお下がりでいただいたかぼちゃのコスチュームをきて初めてのTrick or treatにでかけたのが３日前。で、なぜみんながすでにハロウィン熱の冷めた頃にこんな記事を書いているかと言うと、我が家はいまだにハロウィン熱にうなされているから。ハロウィンの夜、ご近所ではお家の飾り付けだけでなく、大人たちもすごい仮装をして家の前で座っていたり、いきなり棺桶からミイラがでてきたり、すごい音響を使っていたり。もう本当にこの集落はアミューズメントパーク化していました。人生で初めてハロウィンを体験する私は大はしゃぎ！娘もキャッキャと喜んで走り回り、たくさんお菓子ももらえてとっても楽しめたので、す、が、近所の友達と楽しくTrick or Treatをしていた息子は帰宅するなりブルブルブルブルブルブルブルブルおやつに目がくらんで、すごく勇気を出していたけれど彼にとっては暗闇の中のハロウィンがとてつもなく恐怖だったようで。泣く、怯える、叫ぶ…また始まってしましました。シャワーに行っても目がつぶれない。トイレに行けない。隣の部屋にも行けない。もちろん眠れない。寝かしつけに２時間を費やし、キッチンの片付け、アイロン、次の日のお弁当の準備やらなにやら済ませてやっとベッドに横になれたと思ったら突然、絶叫して飛び起きる息子。もうこうなったら絶対に一人で眠れないので、息子の横で一緒に寝ることにしたけれどそれでも数時間毎に飛び起きて泣くのです。そんな状態が今日で３日目。もはや私がゾンビ化。もう近所のハロウィンの飾り付けも撤去され、みんなクリスマスのことを考え始めてるよ。なんぼなんでも、もうええんとちゃうか？どうか、どうか今日は寝ておくれ。こんな新生児みたいな短時間睡眠は母がもちませんわ。来年もハロウィンをするかどうか、要検討です。ハロウィンの日の夕食↓↓(ネコお化けのはずがパンダになってしまった娘)・チキンナゲット・ガーリックポテト・Hokkaido pumpkin のロースト・ピー・サラダハロウィンの日は忙しかったのでスーパーで売っているオーブンに入れるだけのチキンナゲットに一応食べましたよ、という気持ちだけのローストカボチャも。このカボチャ、スーパーでHokkaidoの文字に反応して買っちゃったのですが...北海道...かぼちゃ？私の育った京都ではカボチャといえば皮が緑で中がオレンジ色だったような...北海道ではこんなカボチャが主流なんやろか。それとも日本を離れすぎて頭がおかしくなってしもたんやろかどう調理していいのか分からなかったけれどローストにして正解だったかな。味はバターナッツのようでしたが、食べられる部分は薄く、水分量は高い感じでした。まだ半分、冷凍庫で保存中なので美味しい食べ方があれば教えてください。
31Oct
- 静をください
  最近の息子は、大きな爆弾がそこらじゅうにあってしかも導火線が短めです。そんなことでまた爆発かよ…と呆れてしまうここ数日です。いつか笑い事にできるように、怒りのトリガーを挙げていこうかと思います。１．近所に住む４歳になったばかりの男の子が遊びにきました。（息子は６歳）息子は数日前に手に入れた、ウニョウニョのボールを自慢しています。男の子は空気の読める子なので、「いいな〜、僕もそんなのほしいわ〜」と全然違うおもちゃで遊びながら気のない返事。息子は珍しく、そのお気に入りのウニョウニョボールを男の子に貸してあげました。男の子は力いっぱい握りしめます。「おもしろいね！」そしてさらに引っ張る力も加えます。ボール裂破息子は一瞬固まったと思ったら、地響きのような声で泣き、怒りを男の子にぶちまけます。男の子も泣いて帰っていきました。そのあと息子は１時間半、泣き叫び続けました。２．娘とカップケーキを焼きました。家族みんなで食べようとテーブルにつきました。娘が一つずつみんなにカップケーキをくばってくれてます。息子はどうしても、このカップケーキがいい！とすごい剣幕で訴えました。２歳の娘は、６歳の息子の気持ちを理解して、息子にあげようと手に持ったカップケーキを置き、息子が指定したカップケーキを手に取りました。そして息子に渡す瞬間、落としました。運の悪いことに、水の入ったカップに入りました。息子は大声で叫び、真っ赤な顔で椅子を蹴飛ばしました。私と夫の分をあげるよ、といいましたが、他のカップケーキはいらないと、また１時間泣き叫び続けました。３．買い物にいきました。普段は水筒を持っていくのですが、この日は涼しかったのでいらないかと思い、持っていきませんでした。スーパーの駐車場に到着した時に息子が水がほしいといいました。私は、「今日は持ってきていない」といいました。息子はまた叫び、怒り、泣き、車のシートを蹴りまくります。そしてまた泣き続けます。周りの人が何事かとジロジロ見てきます。親切に声をかけてくれた人を睨みつけ、暴言を吐きました。４．風船を膨らませました。息子と娘が喜びます。遊びます。割れます。はい、また始まります。新しい風船を膨らませました。この割れた風船以外は価値がないようで、同じ色の風船を膨らませても泣き続けました。５．息子が裸足で庭に出ました。「靴履きや〜」と私が言いました。暴言を吐いたので、勝手にせえ！と思って放おっておきました。３分後、大声で「ママー」と泣いておりました。チクチクの植物を踏んづけたそうで、かかとにトゲが刺さっていました。取ってあげるから足洗おうねやめてーーーーーーーーママに足見せてねーいやぁーーーーーーー痛くないように取るからね。　こう見えて、ママすごいナースやってんで〜だめぇーーーーーーーーほんなら、痛いままおいとくねんな！キーーーーーーーーーーー足を抑えようとして、顔面蹴られて唇が切れました。１時間格闘の末、夫に押さえつけてもらい、トゲを抜きました。これがここ数日、１時間以上泣き続けた理由。その他、３０分レベルの泣き事例としては、妹が自分の靴下をはいた。朝、トーストを食べたくなかったのにトーストを出された。お片付けしようとしていたのに「お片付けしてやー」と言われた。コケた。✕　１０回ぶつけた　✕　１０回妹が自分のおもちゃに触れた　✕　１０回まだ寝たくない　✕　毎日早く起きたいのにママとダダが起きない　✕　毎日　（朝６時）妹が汚い手で触った。虫がいる。頭が痛い。お腹が痛い。おもちゃが見つからない。ママが歌を歌った。妹が歌を歌った。歌詞が違う。ダダが怒鳴った。ダダが嘘ついた。ダダが嫌い。ダダの足があったからコケた。ダダのウンチが長い。ちょっと、まだまだありすぎるので、一旦とめます。この息子の叫びにもれなくついてくるのが２歳の娘のさらなる泣き声、もらい泣き声です。タームホリデーの間、家の中は常に息子か娘の泣き叫ぶ声で溢れておりもう私のメンタルはチーーーーーンです。そのうえ、夫は今週休暇をとっております。夫は地雷。空気読めいない最上級。こんなことなら、私一人で子どもたちのタームホリデーの相手をしていればよかったと思いました。我が家に、静かな時間を、、、ください。夫よ、あなたの休暇よりもお金か時間をください。夫元気で留守が良いうまいこと言うなぁと最近思います。タームホリデーあと２日。頑張れ、ワタシ…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日の夕食・オクラと舞茸とチキンの煮込みうどん・スイカ今週は忙しいので、1品ドーンのメニューです。息子は赤ちゃんのつかみぐいのように非常に汚い食べ方をするので汁物の麺類を家の中で食べるとえらいこっちゃになります。私と夫がイライラしないように...外で食べました。息子の椅子の周りには野良猫が集っていました。。。
30Oct
- お金がほしい、だって。
  発達障害グレーの息子は、キラキラ光るものや、細かい何かを集めるのが好きです。小さなビーズだったり、粘着力のなくなったキラキラのシール、何かよく分からないプラスチックの破片などは彼にとっては、すごく価値のあるもので宝物です。そんな彼が最近、目をつけたのがコイン。つまりお金です。イギリスでは抜けた乳歯を枕の下においておくと歯の妖精が来て歯を持っていく代わりに現金（コイン）を置いていってくれたりサンタクロースはベッドにかけておいた靴下に小さなおもちゃやお菓子、みかん、そしてここでもまた現金（コイン）を入れてくれます。夢のあるような、そうでないような。まぁ、そんなこんなで息子はコインを何枚か大事に持っています。最近はお店に行くとこのお菓子はいくら？このおもちゃは僕の持っているお金で買える？などと聞いてくるようになりました。お金や物事の価値が分かってくるのは良いことなのですが、なんと息子のクラスにはクレジットカードを持っている子や、ショッピングセンターに行くと、親が小銭をジャラジャラ〜と渡して、好きにゲームしていいわよ。という家庭の子もいるようで、はぁ？まだ６，７歳やぞ？クレジットカードだと？？と思うのは私が古い人間なのでしょうか。そんなクラスメイトの話を聞いた息子は、もっとお金がほしい！僕もクレジットカードがほしい！キーーーーーーーー！！(泣きわめきパニック)少々困っております。私は、息子に今はママかダダが必要なものは買ってあげる。買い物に行って自分で払いたいのなら、その時にママがお金を渡してあげる。と言いましたが、何とも不服な息子です。自分のもっているお金で買えるものなら自分で買えばいいとは思うけれど、彼の所持金は５ユーロと数セント何年もかけてためたお金です。買い物に行った時にみつけたガチャガチャをどうしてもやりたいけれどママにダメと言われた息子は自分のお金でやる！と。ガチャガチャは１回２ユーロ、２回しかできないよ？いいの？彼なりに考え、その場ではガチャガチャを諦めました。しかし次に彼が行動に起こしたのは夫のズボンのポケットにある小銭や車においているトローリー用のコインを探し出しこれちょうだい！これちょうだい！これちょーーーーーだーーーーーい！！おいおい、マジかよ。これはあなたのお金じゃないのよ。なんで！ほしいー！ほしい！お金がほしいー！お金をためて何が買いたいの？必要なものならママが買ってあげるよ？お菓子とか〜、おもちゃとか〜、ゲームとか！でも一番欲しいのはお金！そう言って、自分の持っているお金を並べたり、何度も数えてみたり小銭入れに入れたり出したり、寝そべって、ただ見つめてみたり。夫のポケットの２０セントコインくらい、、、とは思うけれど、この２０セントを渡せば、もっと、もっと！となりますからね。結局のところ、息子は何かを買いたいというのが一番の理由ではなくコインという、丸くて少し重みがあって傷だらけでも光っていてただそういう存在が彼にとってすごく魅力的なのかなしかもお菓子やおもちゃに化けるかもしれない。そりゃ夢が詰まってますよね。お金に興味を持つことは悪いことではないし、物の価値を学ぶいい機会だと思います。しかし、お金ちょうだいー！しつこく言ってくる息子。これにはちょっと頭が痛い…そんなんママの方がほしいわ。小声で言った私の顔が相当怖かったのでしょうか。ママ、僕のお金かしてあげようか？ぼく、５ユーロも持ってるねんで！ぷっありがとうね。外で問題起こしてばかりだけれど、こういう優しい気持ちもある子なんだよね。嬉しかったけれど、ありがとう。じゃあまた今度よろしくね。と言っておきました。経済的に苦しいという話は子供の前でなるべくしないようにしていますが、「これ高いわ〜！買われへん！」「今月お金ヤバッ」「これめっちゃ安いやーん」「割引シールのあるやつから選びや！」こんな母の言葉をずーっときいている息子ですからお金にはシビアになるのかな。それとも、お金大好き人間になるのかな。ADHDの特徴の一つとして、先のことを考えて行動するのが苦手というのがあります。お給料をもらったらすぐに使ってしまったり、計画的にお金を使うのがうまくできない方もいらっしゃると聞きました。お金大好き人間でも、節約家でも、多少ビンボーでもいいけれど、大人になった時に自分でしっかりとお金を管理できる人に、そしてお金でトラブルを起こさない人になってほしいなと思います。ただ、、、もし、、、ビンボー症になったら、、、、それは育った環境のせいだよ、ごめんね。と謝らなくては今日の夕食・ビーフシチュー・パン・サラダ・メロン牛肉よりも豚肉や鶏肉を好む人が多いキプロスでは牛肉の値段が高めです。その中でも1番安いのが、「フレンチカット」という名で売られているブツ切りの形も大きさも不揃いな牛肉。小さくカットしても炒め物などには不向きな硬いお肉です。しかし赤ワインで長時間調理師すると、絶品ホロホロ肉になるのです。もうこれ、ホンマに美味しい。ホンマに。

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