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Hope

高2 deaf 人工内耳

私は生まれつき難聴です。
しかも重度の。障害者手帳は二級。

3歳時に右耳だけ人工内耳埋め込み手術をしたおかげで今はだいぶ聴こえていて日常生活において支障はないくらいです。

それでももちろん完璧ではないし、聴こえなくてやりきれない気持ちになることも多々あります。

そして高2の春。
左耳にも人工内耳埋め込み手術をすることを決断しました。手術するのは高2の夏。

左耳にも人工内耳を付けたいなと思ったのは高校に上がった時。中学までの頃と随分環境が変わって聞き取れないことが多くなってしまって。それは新しい人間関係を築いていくうえで、どうしても不便だった。辛かった。聴こえないことをこれほど嫌だと思ったことはなかった。健常者に生まれたかったとまで思った。死にたさもあった。

そしてきっかけは忘れたけど母親に人工内耳を取り付けたいという旨を伝えると。
もちろん反対された。今、十分聴こえてるのに。会話も出来てるのに。と。

確かに私の周りにいる人工内耳装用者を見ても、自分はうまく聞けてるし話せてると思うことがある。それだからなのだろうなあ。

それでも聞けないときは聞けない。完璧を求めては駄目なのか。右からの音は入ってくるけど左からの音はほとんど入ってこない。左から話されると静かな場所でも分からないときがある。普段から両耳で音を聞いているひとにはこの感覚はわからないだろう。片耳で聞く音と両耳で聞く音とは絶対違うはず。

私はどうしても左耳からも音を聞きたかった。説得した。まず母親から。そして父親。祖父母。
一番言われたのは、無理して今手術しなくても、大学に入ってからでいいんじゃない?ってこと。大学だと時間に余裕が出来るからとのこと。だけど私は、年をとるごとに耳の機能は落ちていくという話を聞いて、たとえ2年しか違わなくても今受けたいと思った。それに、大学に入ってからだと大学在学中しかリハビリできない。就職したらさすがに厳しいし、大学は大学で楽しみたいと思った。

そして承諾を得た。

入院して手術。手術したらすぐ聞こえるようになるわけじゃない。
リハビリしないと。
根気強く頑張ろう。