前立腺全摘出手術を行った後に性的な状況はどうなるのかということで個人的な状態を書いています。一例として捉えていただきたいと思います。
なにせ命を救うということは現在の医学において当然最優先なことであり、その後に起きる障害に関しては二次的な話になると思います。
とはいってもね。人としてこれまで当然に出来ていたことが突然、その人の生涯にわたり、できなくなるということは、心身ともに重大なことであるわけです・
え~~っ!もうHは出来ないのか?煩悩の多い私には大問題です。
ただし現実は承認しざるを得ません。自身にとっても家族にとってもまずは命の将来を確保していくことが優先されることに疑いは持っていません。
でも何とかはなるもんです。(なるようにしかならないとも言えますが)
まあ・・・Hは出来ます。
これまでと同等に・・・というわけではありませんがね
そもそも臓器と脳は繋がっているわけで、自律神経の中で副交感神経で動いているものもあれば(心臓や胃や腸などは自分でコントロールしてませんものね)意思を交えてコントロールするものもあるわけで(腕や指先などのようにね)勃起や射精などはどうやら交感神経がつかさどってるらしい。もちろん私は詳しくはありません。
つまりセンサーである各部の神経を集中してコントロールしているのが脳であるなら、前立腺というセンサーを失ったわけですよね。
前立腺を刺激することによるドライオーガズムなんてのもあったりして、やはり生殖機能の全般的な役割を果たしているのだと思っています。
で、私の場合はというと、それを取り去ったわけで精液の生成は出来ないと思われ、同じ場所から出る精液と尿の区別がなくなり、膀胱直結ということで尿しか出なくなっているわけですが前回書いたように射精感覚はあるわけで、脳は代替えのコントロールでもしているのかな?
以前会社の女性に
「あれ、取ったの?」と勘違いして聞かれ「取ったのは前立腺であれは取ってません」と笑い話のような会話をしました。
そしてあれの感覚は今まで通りあるんですよ。まあそこの神経は通っていますからね
ただ力を加えることは出来ますし、その感覚はあるのですが勃起はしません。
海綿体に血液を流す指令も前立腺はしていたのかなとも思います。
ですからしぼんだままのものを刺激すると前回述のように射精のような?ものが起きるわけです。
私の場合は刺激による快感と射精感があるわけですから、ある意味Hが出来るといってもよいのかなと思っています。ただしいたす前にトイレへ行って膀胱を空に近い状態にする必要はありますね。出ることを前提にコンドームをはめていても(なにせ勃起してないのですからはめにくいし外れやすい)妻に迷惑をできるだけ掛けないようにはしています。
そして会社で起こった不思議な現象についてですが・・・
半年以上前のことですが
その日は朝からなんとなく脈拍が高かったんです。Appleウオッチが時折警告していたんです。普段はそんなことはありません。
いつものようにデスクワークをしていて午後になり、なにかしらあそこに感じるものがあったんです。
それは自然と陰茎に力が入り、また抜けてまた力が入りまた抜ける。
ウオッチがしきりと警告してきます。なんと脈拍は140近く上がったりします。
特にいつもと違うストレスがあったわけでもなく落ち着こうとしますが勝手に力の伸縮があり、(無理やり止めようとも思わなかったとも言えますが)徐々にボ~としだすとついにはドライオーガズム感?が出て、おさまり始めました。
それほどではありませんが自宅にいるときも含めて3日間のうちの数分ずつだと思いますがときおり続き、それ以来はそれは全く起きていませんし脈拍も正常になっています。(ちょっともったいないけど)
いわゆるセンサーと脳の神経が接続を試みてたんでしょうかねェ
何はともあれ不思議な経験でした。
でもおかげでその後、射精感はしっかり把握できるようになった気はしますけどね。
まあ人間なるようになるということで、身体は自身を正常に向かわせる機能が備わっていてくれるわけで、その機能を応援する生活をすることが大事ということかな。