南フランスの旅の中で一番、私の冒険心をくすぐってくれたのは…

 

カンヌからフェリーで15分の、サンクトマルグリット島。

 

デュマの小説『鉄仮面』では、鉄仮面と呼ばれる囚人がこの島の監獄に移送されてきたと描かれているらしい。

 

そんな、物悲しい監獄のイメージ漂うこの島。

 

監獄も、さぞかし不気味なのだろう。

 

ところがどっこい。

 

 

これ、監獄ですって。

 

色、かわいいですよね。

もうちょっと南にいくと、コルシカ島があるんですけど。

ナポレオンの生まれた町の。

ナポレオンの生まれた家も、こんな色の窓枠でした。

 

青い空と美しい海に囲まれて、なんだか悲壮感ゼロです。

 

 

こうやってノゾキアナがあり、海からの侵入者を監視していたのですね。

 

監獄は今は海洋博物館になっていて、ローマ時代の輸送の仕組み、島の様子などが紹介されていました。

こんな小さな町ですが、魚が捕れるので塩漬けにして輸送したり、かなり豊かな暮らしをしていたようです。

みごたえのある博物館でした。

 

博物館をみると、あとはとくに観光スポットはないかなって感じです。

 

 

 

歩く道も、こんな生い茂っている感じ。

お店はなく、フードスタンドが1つあるだけです。

 

 

あ、でも、海辺にこうしてドリンクと軽食を売りにきたボートがあって驚きました。

どこからオーダーするのでしょう?

 

 

普通の人なら、ここで「じゃあカンヌに戻ろう」ってなるんですけど、

私たちは「来たからにはすべて見尽くしたい!」というタイプなので、

島の反対側の方をめぐりました。

 

大きな湖があって、鳥たちの楽園がありました。

 

それから、海辺をお散歩。

 

水が透き通りきれいだったので、足だけ水に浸かって楽しんでいました。

 

そんな私たちを見つけて注意にやってきたのは…

 

 

 

このお方。

 

2羽で近寄ってきて 「ここはおれたちのテリトリーだから、来るな!」

って、鳴いて主張するんです。

 

仕方ないので、退散しました。

 

 

 

なんだかわからない実がなっていて、ポーランドの奥さんが

「これは食べられるわよ!!」と、木からもいでむしゃむしゃと食べていました。

 

私たちも誘われて食べてみると、ちょっと渋いけど酸味と甘みが絶妙!

なんなのこの実!?

 

これが、サンクトマルグリット島の思い出となりました。

 

 

南フランスの中でも、異彩を放ちまくっている島でした。

 

異世界の雰囲気が好きな方、ローマ時代の生活に興味がある方、自然が好きな方。

おすすめです。

 

 

マントンの町に行ったあと、時間があったのでモナコ公国に行きました。

 

マントンは坂道や小道があって、結構疲れていました。

そんなあとに、モナコの町歩きがどれくらいできるかな?と

不安だったのですが…

 

モナコは想像以上に…

 

 

急こう配の多い国でした!!苦笑

 

 

 

まず、モナコの駅から町の中を通って、お城の登り口に行きます。

お城の登り口から丘の上のお城に向かって歩きます。

 

 

駅からお城の登り口までの景色は、ここがF1の町であることを物語っていました。

 

 

すごいS字カーブの道、F1レースの観戦座席が作られている海岸沿い、ショーウィンドウに並ぶF1の車のオブジェ、

ユニフォームなどなど。

 

 

そして、建物がなんとも…現代的!!

 

 

 

 

色合いはマントンやニースと似たような黄色の家もあるのだけれど、もっと濃い、塗りたてみたいにピッカピカの、現代風の家がたくさんありました。

海辺には、高層マンションみたいなものも見えました。

 

 

ニースやマントンと、全然景色がちがう。

同じ地中海の海岸沿いなのに。

 

バスや電車で30分移動しただけで、こんなに変わってしまうなんて不思議です。

 

 

お城から、角度を変えて撮ってみました。なんてたくさんの家がひしめきあっているのでしょう。

どんな人たちが住んでいるのでしょう。

 

 

お城も、こんなふうに近代的な建物です。

ヨーロッパの伝統的なお城を見慣れていると、なんだか拍子抜けしてしまいます。

こんなメルヘンな雰囲気の色合いなのに、大砲が並んでいて、警察が警備で見回っているのです。

 

せっかくなので、ちょっとお土産を買いました。

 

お土産は、モナコ公国の切手。

「日本には送れないわよー?いい? ヨーロッパだけよ」と念押しされました。

 

あと、おもちゃの「モナコ公国 ユーロ」、キーホルダーを購入。

 

 

本当は、モナコ公国のチョコレート屋さんのチョコを買いたかったのですが…

 

夕方だったのでお店しまってました。

フランスよりも、物価は少し高いです。

 

 

そして、お城の近くで食べたボロネーゼのパスタ。

写真うつり悪いですが、生パスタで美味しかったです!!

 

 

 

モナコは、結構パスタ屋さんが多かったです。

テラス席で食べていらっしゃる方のお皿をのぞいて、どの店がいいかな?って考えるのも楽しかった。

 

 

 

 

 

南フランスでは、ニースから日帰りで行ける町を、バスや電車でめぐりました。

エズ村、マントン、カンヌ、モナコ公国(町ではなく国か!)、カンヌからフェリーで15分のサンクトマルグリット島。

 

それぞれの町に違った表情があり、楽しかったのですが、一番のお気に入りはマントン。

いろんなサイトで調べても、マントンの評価は高いです。

 

なにがよかったか、写真とともにご紹介します。

 

 

よかったこと 1

 

イタリアに近いので、ニースやほかの町と全然違う街並み。

 

ビタミンカラーの建物が鮮やかで、元気をいっぱいもらえました。

坂道や小道がたくさんあって、歩いているだけでとても楽しかったです。

 

よかったこと 2

 

レモンのグッズがたくさんあって、お土産探しがとっても楽しい!

 

 

ほかの町も素敵なお土産はたくさんあります。

でも、マントンは本当にレモンが有名で、レモンの形をした石鹸やコスメ、

レモンのお酒、お菓子、レモンジュース…

その場で楽しめるものから、家族や友達のお土産まで。

 

レモネード片手に日差しをいっぱい浴びると気持ちよかった。

 

 

よかったこと 3

 

ニースほど混んでいないビーチ。そして砂。

 

砂のビーチだから、足の裏が痛くない!笑

 

そして、すいているからゆったりと海水浴を楽しんでいる人が多かったです。

子どもたちの笑い声が響いて、「ああいいなー」って気分になる。

この気分は、後半につづく…

 

 

 

よかったこと 4

 

丘の上に登ると、また違った街並みが見えるのがなんともよかったんです。

そしてそして、もっと上まで登ると…

 

 

こーんな海と町の黄色い建物と山肌のコラボレーション。

 

小高い丘の上には霊園があるのですが、

日本よりも霊園がなんだか明るくて驚いた。

 

ビーチの子どもたちの楽しそうな声が響いている。

そして、お墓には笑顔の写真やら、好きだった色やら愛した人の名前やらが彫ってあるかわいいオブジェ。

十字架のオブジェ、かわいいお花の植え込み…

 

 

定期的にお墓参りに来たくなるような霊園だった。

 

私が死んだら、こんなお墓を作ってほしいなと思える霊園だった。

 

今回すべての旅程を私が決めるよう任されまして。

ニースに3泊として、美術館に行ったり海岸線を散歩したりとのんびり過ごそうと思っていました。

でも、ニースの町をお散歩するのだったら、1日、というか半日もあればできてしまいました。

 

せっかくなので、ニースでどんなことをしたか、記録に残しておきます。

 

ニースの東側にある公園?のような場所に登り、そこから道を眺めました。

海岸に並ぶ色鮮やかな街並みが、なんともきれい。

ニースの海岸は大きな石でできているんです。

足つぼの刺激になって、気持ちいいです。

本気で痛がっている方もいましたが…

 

6月はまだ泳ぐ人が少なく、日光浴をしたり、海岸で景色を楽しんでいる方が多かったです。

綺麗な海。わんちゃん気持ちよさそう。

 

町でお塩を計り売りしているお店を見つけました。

味見させてもらって、乾燥玉ねぎとハーブの入った、右のお塩を購入。

チーズ、トマト、ポテト、なににかけてもおいしく、買って正解でした。

ニースはアイスが食べたくなる町。

からっとした暑さなので、飲み物よりもどちらかというとアイスが欲しくなります。

種類が豊富なのと、気軽にダブルにできてしまう雰囲気が南仏です。

シトロンなどさわやかな味も楽しみましたが、チョコレート系、変わり種でカヌレ味も

食べてみました。

ニース風サラダ。海の町なので新鮮な魚のカルパッチョでも載っているのかなと思ったら。

なんと、ツナ、アンチョビ、オリーブがのった、かなりしょっぱいサラダでした。

フランスは、トマトやおネギも日本の味と異なるので、楽しめると思います。

買って帰れないので、フランスのお野菜を食べてみたい!と

フェンネルやアーティチョークにも、別の機会に挑戦してみました。

シーフード盛り合わせ、とメニューに書いてあったので、注文してみたら

こんなオイリーなプレートがきました。

イカ、エビ、3種の魚と野菜の揚げ物がいっぱい。

みんなで分けて食べた方がよさそうです。

南フランス ニースはヨーロッパ各国のバカンスの地として知られています。

私は6月中旬に行ったのですが、気温はすでに29度。日本なら梅雨どきなので、うらやましいですよね。

 

パリは熱波で42度の猛暑が報告され、私が住むイギリスは真夏でも30度以下で雨が降ることも…

極端なお天気でやられている方たちは、ぜひニースの強い日差しとビーチを堪能したほうがよさそうです。

 

といっても。ニースにずっといても飽きちゃうと思うので…

ちょっとバスに乗って、こんな素敵な町に行ってきました。

 

じゃん!!エズ村です。

中世の街並みがそのまま残っている、小高い丘の上にある村。

写真のように、石づくりのおうちや植物と融合した不思議な世界観を楽しむことができます。

 

歩くの大変じゃない?って不安に思う人もいるかも。

町自体は狭く、急こう配です。

石畳がツルツルして滑りやすく、妊婦さんには危険と思われます。

また、絶対に運動靴で行くことをおすすめします。

 

 

 

すべてを駆け足でめぐると、3時間くらい。ゆっくり観ながらご飯を食べたりお土産屋さんも

くまなくチェックしたい人は5時間くらいかかります。

私はゆっくり見たい派で、お土産屋さんもいっぱいのぞき、ランチもここでしました。

 

石造りの家をお店にして、ハチミツや柑橘系のシロップ、お酒などを販売するお店がありました。

 

 

そのまま飲むとかなり強いお酒は、アイスクリームにかけたりして楽しむんだそうです。

黄色い輝きは、なんとも魅力的な飲み物に見えますね。

頂上付近には熱帯植物園があり、サボテンやアロエたちがたくさん。

なんだかフランスに来ていることを忘れてしまいます。

 

 

南フランスの気候は、南アフリカの植物たちが育ちやすい環境のため、輸入されてきたようです。

 

鮮やかなビタミンカラーの花と、日差しに元気をもらって、なんとも楽しいお散歩です。

途中には水場や、寝転がれるベンチなどもあります。

 

 

村を降りてくると、教会がありました。中はこれも黄色で美しい装飾。

 

 

街歩きの最中に、金細工のアクセサリー、色鮮やかな絵のアトリエがたくさんありました。

そんな一角をちょっとのぞくのも、なんとも楽しい!

 

フランスではあるのですが、イタリアにかなり近いので、イタリアっぽい要素が

あちこちに見られます。