今回は少し前に同僚に借りてレビューした
俗に言う「赤帯ヘッドホン」
SONY MDR-CD900STが、かなり個人的に好みだったので
だったら「青帯ヘッドホン」はどーなの??
と、なった次第で
SONY MDR-7506のレビューになります。
赤帯と言われる900STは35年前の1990年初期のモデルで
どー考えても時代遅れにも関わらず
今でも日本のレコーディングスタジオでは最前線で使われてるという
そして、青帯と言われる本機は
海外のスタジオ収録に使われていたモデルで
当時は日本では売ってなくて逆輸入しないといけないというレアモデルでした
市場が違うだけでモデルは一緒なのか?というと全く違います。
形状は似てますが
ケーブルはコイルケーブル、折り畳み可能
周波数帯が900STは5~30000hz
7506は10~20000hzとレンジが狭くなってます。
重さも900STが200gだったのに対して
7506は折り畳み機能を入れたせいか230gと30gの増量になってます。
更に、コイルケーブルの為に接続デバイスの置き場所によっては
ケーブルの重さが負荷になるでしょう。
デスクトップにDACアンプを設置しておけばコイル部分はテーブル上に収まるので
負担は無いと思いますが、テーブル下にデバイスを置いてそこから引っ張る場合は
コイル部分がかなりの重さに感じると思います。
コイルは縮んでいる時は1.2mで最大3mまで伸びます。
さて、音質ですが先日聴いた900STはパッドを交換してたので本来の音では無いかもしれないという事で
比較では無く、純粋にMDR-7506を聴いた感想を書きたいと思います。
まず、最初に聴いた時に懐かしい気持ちになりました。
自分らの世代はSONYといえばドデカホーンというラジカセが流行った世代
実際はただの低音を少し籠らす事で「重低音」と表現してた時代
その当時の低音に似てる感じの低音が出てました
高音、中音は聴き易い尖りの無い音、低音だけ若干の主張を感じられる音質
でも、空間表現と定位はガチッとしてたから
なるほど、粗探しメインの日本ではなく
空気感やドラムスメインの海外向けのモニターってのは・・・こうアピールしたのね当時のSONYさん
と、感じました
軽くて着け心地は悪くはないですが
蒸れるのと今時のヘッドホンに比べたら
やはりクッション性が無い感じ
って事で
やはり、同僚の900STに使われてたイヤーパッドの着け心地が好みだったので
同僚に聞いて、同じイヤーパッドを購入
7506のドライバー部分。いかにも昔のドライバーって感じの素材とボコボコ穴空いてるのは特徴的
お椀型ではなく平らめなドライバーに凹凸があるのは昔ながらの歪みを無くす工夫なのか?
二種類のスポンジを使って吸音してるのは900STと同じ
って事で交換
このイヤーパッド、割と対応機種が多くて驚いたw
そして、着け心地は・・・うーん、神!
同僚の900ST同様、今時のヘッドホンと比較しても
同等以上の着け心地になりました(^^♪
そして、問題の音質は・・・
ドデカホーン低音は若干弱めになって
少し音に距離が生まれた感はあります。ただ正直、距離感に関しては誤差程度かもしれません。
低音以外は比較的変わった感じはしなかったです。
定位感、空間表現ともに優秀なままです。
約35年前のヘッドホンが今でも戦えるのは素直に凄いし
当時の技術者の方達には頭が下がります。
ただ当時はバブルオーディオと言われるぐらいに
オーディオ業界の資金が潤沢してた時代
とある業界人がスピーカーの技術は30年以上前に完成してるって言ってたのを思い出します。
スピーカーやヘッドホンの技術は30年前に一定の完成をしてて
今は、アンプやDAC、マルチドライバーやドライバー素材及び軽量小型化で変化をしてる時代と・・・
これには個人的には一定の同意があって
あの当時、特にスピーカーの技術はアンプ側の技術を凌駕してたのは間違いなく
当時のスピーカーを今のアンプで鳴らすと当時より更に艶やかにクリアに鳴ったりします。
と、まあだいぶ話が脱線しましたが
とにかく古いモデルの900STと7506
今でも十分に好みの商品になりえる性能だと個人的に感じたという事で
今回のブログを閉めたいと思います。
最後まで読んで頂き
ありがとうございました





