よく「私はこういうのは苦手」だとか「私には無理」っていう人がいるけど、
本気で練習を重ねたら、誰だって、何だってできるはず
できないのは、ただ練習が足りないだけですよ
大久保寛司
2年前に鬼澤さんのご紹介で、初めて大久保寛司さんのお話を聴かせていただいた。
お恥ずかしい話だが、それまで寛司さんのことは存じ上げていなかったのだが、お話を聴いて感動し、それ以来大ファンになってしまった!!
その後も、お話をさせていただく機会が幾度かあったが、気さくで紳士的な姿に、毎回感動してしまう。
そして昨日も、約1年ぶりに寛司さんのお話を聴く機会に恵まれた。
今回の演目は「輝く人に」
寛司さんは冒頭で「輝いている人に出会ったことのある人?」と質問されたときに、ボクは真っ先に手をあげたのだが、意外と手を挙げる人は少ない。
茨城県人独特の遠慮なのか、それとも本当に在っていないのか
真相は分からないが、この反応には正直ボクの方がビックリしてしまう。
っていうか、手を挙げられなかった人に聞きたい
輝いている人? 目の前にいるじゃん(笑)
そして毎回感じるのは、寛司さんのお話は深く深く自分の中に浸み込んでくる気がするのだ。
話の内容はもちろんのこと、その紳士的で落ち着いた声がとても心地いい。
うーん、人前で話をするときに、こんな風に喋れたらいいなと思う理想の姿だね!!
後半の質疑応答の中に、「どうしたら寛司さんのように、人前で上手に喋れるようになりますか?」という質問があり、寛司さんが真摯に答えてくれたのが冒頭の言葉。
「人と経営研究所」を設立する前から、人前で講師として喋る機会があったそうだが、当時から欠かさずにやっているのが練習
喋る内容の原稿作りはもちろん、言葉の間、歩き方、トーンの微妙な変化、そして表情
これらをもっと上手になるために、過去のビデオを見ながら、毎回練習しているという。
その成果は、講演の内容そのものだけでなく、驚くことに終わりの時間がピッタリなのだ!!
しかも、その立ち振る舞いを見ていると、自然体で話をしているようにしか見えない。
こんなに自分を律して、「もっとよくなろう」と努力し続けるバイタリティに感動してしまう。
人として生まれたからには、人ができることは何だってできるはず。
ボクの人生でも、まだ練習が中途半端なことだらけだもんな(^-^;
できない理由を言う前に、まずは淡々と練習し続けることから始めよう!!