サッカーのW杯予選の試合は、すごかったなぁ
あの場面でPK、そしてそれをど真ん中に決める本田選手
やっぱり持ってる人は持ってるなぁ
ただ冷静に俯瞰してしまうと、薄氷を踏むような試合だったことには変わりないし、優勢だと思われていたオーストラリアに引き分けたのは事実。
もしもあのPKを外していたら、マスコミは一斉に本田選手を叩いていたことだろう。
予選突破は嬉しいけれど、どこか素直に喜べない結果だった。
といいつつも、ボクはサッカーが得意なわけでも詳しいわけでもない。
国際試合の時に、家にいればテレビで観戦する程度の冷めたサッカーファンだと思う。
そんなわけで、試合の数日前の新聞で「渋谷スクランブル交差点を閉鎖」とか「警視庁が○○人態勢で・・・」という記事を読んで「???」となってしまった。
国立競技場ではなく、埼玉スタジアムで開催するのに、渋谷を警戒する意味が分からなかった。
ここ最近、渋谷に行くことがめっきり減ったので、事情を全然察していなかったのだが、渋谷にはパブリックビューのできるお店が大勢あったんだね(^-^;
試合終了後、興奮した人たちが集まってきて大騒ぎになるだろうという見解だったのか!!
ニュースや新聞で見たけど、確かに試合終了後の数時間はかなりのお祭り騒ぎだったみたいだ。
それでも逮捕者は0
警視庁の誘導が上手だったのと、ファンのマナーが向上したということだろう。
中でもDJポリスという愛称で、20代の警察官の方が話題になっている。
「危ないから入らないでください」とか「下がってください」という指示は誰でもできることだし、日本語が分かる相手なら誰でも理解できる
でも相手の心に響く伝え方かと言われると、何とも言い難い。
「怖い顔をしたお巡りさん、皆さんが憎くてやっているわけではありません。
心ではW杯出場を喜んでいるんです」
「ゆっくり前に進みましょう。けがをしてしまっては日本代表のW杯出場も後味が悪くなります」
すべては彼のアドリブらしいが、こんなイキなアナウンスをされたら、騒いでいるサポーターにとって悪い気はしないだろう。
正論を振りかざすだけじゃなく、どうやったら相手の心に響くのか!!
ぜひ警視総監殿は、こういう警察官を増やす努力を費やしてほしいと思う。
ただ残念だったのは、今日の新聞に載っていた話
逮捕者が出なかっただけで、渋谷のスクランブル交差点の近くは、かなりゴミが散乱していたらしい。
このモラルが保たれていたら、「あっぱれ日本」なんだけどなぁ・・・。