昨年、夢実践会で大変お世話になった、大好きな先輩・篭池哲哉さん

仲間をアシストして、ポイントを取らせてあげることを無上の喜びにしている素敵な変態です。

その篭池さんから、「仲間の出版記念イベントをやるからおいでよ」とお誘いを受けて、最近よく名前を聴くアイエスエフネットさんに行ってきました。


先生 その975


そのうちのお一組目は、これまた大好きなはせがわファミリー

お父さんが絵を描き、お母さんがお話をつけて、娘さんが朗読するという、三位一体の活動を続けられている素敵な家族です。


先月5日、代表作ともいえるスターリィマンが生誕25周年を迎え、それを機に一般社団法人「スターリィマンのおくりもの」を設立されたばかり

そして時期を同じくして、「いつも君のそばにいるよ」という本を出版されました。



すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

http://www.dream-hasegawa.com/shop/html/products/detail.php?product_id=200


実はこの本、発売当日に錦糸町のくまざわ書店さんに立ち寄った時、なんと平積みになっていたんです!!

もう、嬉しくて、そのままレジに直行しましたよ!!

そしてこのイベントでも、三人のサイン入り本をいただき、我が家には現在2冊揃っています。

もちろん、我が家の子供たちも、三人とも読んで気に行ってくれているようです。


この企画、実は3年前から勧められていたようです。

篭池さんが、お友達の佐藤伝さんを紹介し、それから企画を練ってきて、やっと出版にこぎつけたとか


お母さんの芳美さんにとっても、今回の出版は初めての経験となりました。

いつもなら、旦那さんである、いさお先生の描いた絵にお話をつけるのが、芳美さんの創作活動です

ところが今回は、絵ではなく、「スターリィマンを主人公にしたお話」が軸になるので、芳美さんが創ったお話に、いさお先生がイラストを描くという創り方になりました。


そして、今回一番印象的だったのは、いさお先生の絵のタッチ

今まで見てきた絵と、あまりにも雰囲気が違うので、ちょっと驚きました。


すべては我が師 -ぼくの好きな先生-

「締め切りまで時間が足りなくて、早く仕上げられる水彩画にしたんですよ(笑)

でも、それ以上に、本の世界観を重くしたくなかったのが、一番の理由ですけどね」


アクリル絵の具で描かれた、ハッキリした鮮やかな絵とは違って、やわらかい雰囲気の水彩画の絵が、優しいストーリーにピッタリ合うんです。

まさに、お話に絵が寄り添っていて、30年以上創作を共にしたお二人の呼吸が伝わってきました。


この本は、大人が読んでも、子供が読んでも、すごく心が温かくなります。

篭池さんは「これはまさに、サンテグジュペリの『星の王子さま』の世界と同じ」と紹介していましたが、優しいお話の中に、自己啓発的なメッセージが散りばめられています。

渡辺和子さんの本と同様、元気な時も、心が折れそうな時も、手元に置いておきたい名著です。