1971年生まれは、縁の下の力持ちタイプが多い!!

という持論をもっている稲葉です。

事実、ボクのまわりには、自分の凄さをひけらかすことなく、謙虚に周りをアシストするタイプが多い!!

さらに言えば、ボク自身は小人物なので、アシストしようとしてもアシストする能力すらありませんが(笑)


先生 その865


そんな1971年生まれの同級生の一人が、村上博志さん。

初めて出会った時の印象は、ジャッキー・チェンの映画に出てくる少林寺のお坊さん

だめだ、全然伝わらないですね(笑)

ようは、ほぼスキンヘッドに、笑ってるけど何かを見据えたような目力ってことです。


村上さんが一番有名な肩書は、居酒屋甲子園の事務局長

その他にも、日本アホ会、マザーニア、治療家甲子園、エステティックグランプリ等々、様々な団体の立ち上げに関わってきました。

あまりにも行動が多岐に渡りすぎて、いまだに彼の実像が掴めません(笑)


そんな村上さんが、Facebookで毎日、「事業の産みだし方、ちょっといい話」っていう連載を上げてくれているのですが、今朝の記事がよかったんでシェアさせてもらいます。


‐以下転載‐


プラス受信を促す質問力

ある日の理事会前、ある大繁盛店の社長が、土日の売上数百万が盗まれた。と憤慨していた。


「もし犯人が内部の人間だったらどうする?!!」という話をしていた。

「解雇する」「減給する」「みんなに謝らせてクビにはしない」「個別に面談して返却を求める等々・・・周囲の仲間は答えていた

そんな会話をしている時、大嶋さんがみんなの発想を転換する質問をした。


「〇〇、今回の出来事から、ラッキーだった事は何?、どんな学びがあって、どんなチャンスが得られたと思う?」

その社長 しばらく考え、


「・・・倒産するようなダメージじゃなくてよかった。
 ・・・お金を取られるような管理体制を見直すチャンス・・・」

この質問に、みんなもハッとして、自分だったら何の機会にするんだろう
何をプラスに受信するんだろうって考え始めた。


「人間は、質問に対して答えようと思考を開始する。」

という絶対法則がある。

リーダーの質問力次第で、プラスにもマイナスにも、浅くも深くも、高くも低くも思考をするのだと知った。

「困っても困らない」、「ダメージを受けてもバネにする。」
リーダーの質問力の向上は、チーム力の向上に直結すると言える。


‐後略‐


「プラス受信」って、とても大事ですが、リーダーだけがプラス受信しても、それが「なぜ、そう思えるのか?」という意味づけが共有できないと、裸の王様になっちゃう。

そうならないための手法の一つが、リーダーの質問力なんですね。


ボクも先日、声を荒げて後輩を怒っているドライバーさんに、「何を怒ってるんだ?」と大声を上げてしまい、彼に嫌な気持ちをさせてしまいました。

本来、この場でかけるべき質問は「何があったんだ?」です。


さらに言えば、その場では判断を保留した上で、「何があったんだ?」&「どうしたらうまくいくと思う?」という質問のほうが、彼のパフォーマンスを引き出せたことでしょう。


チーム力を向上させるためには、ボクの質問力を上げることからですね。

他のリーダーたちに学びながら、失敗を恐れずに、全力で関わっていきます!!