ブログネタ:コーラはビン、缶、ペット、コップ…なにで飲みたい?
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実は30年以上前の稲葉運送で、コーラの輸送をやっていた時期があったのです。
私はビン 派!
活動休止しているので、自分でもその存在を忘れかけていますが、ボクのバンドNow Printingの練習は、戸田公園にある「Parkside」というスタジオをよく使っていました。
ここのロビーには、瓶コーラの自販機があり、ついつい休憩の度に買っちゃうんですねぇ。
なんで、瓶のコーラをラッパ飲みすると、あんなにうまいんだろう?
先生 その575
実は30年以上前の稲葉運送で、コーラの輸送をやっていた時期があったのです。
まだ4~5歳の頃、実家の隣に運転手さんたちが集まってくる休憩所があって、ボクはよく運転手さんたちに遊び相手になってもらっていました。
中でも、「ジイ」と呼ばれていた河田さんという運転手さんに、大分可愛がられていました。
幼稚園が夏休みになると、家にいても遊び相手がいません。
せいぜい婆さんが、絵本を読んでくれる程度ですから、退屈してしまいます。
そんな時に、朝出発前のジイが、ボクに声をかけてくれました。
「よっちゃん、オレの助手やってくれるか?」
当時、ジイはコーラの配送をやっていたので、助手席に乗せてもらって、一緒に配達につきあわせてもらいました。
といっても、実際にケースを運べるわけはなく、納品先のお店に行って「こんにちは~」と挨拶して、伝票にハンコをもらってくるだけでしたけどね。
最後のお店を出る時に、必ずジイはファンタを一本ボクに渡してくれました。
「ほら、お駄賃だよ」
せん抜きで「シュポッ」と開けてくれたファンタを飲みながら、一緒に車庫に戻る間、ジイと話をするのが楽しみだった記憶が残っています。
瓶のコーラやジュースも見なくなったけど、「お駄賃」っていう言葉も聴かなくなりました。
滅多にないことだけど、従業員さんの子供たちが何か手伝ってくれた時、例えば、飲み会に来たお父さんをお母さんと一緒に迎えに来た時、小銭でお駄賃を渡すようにしています。
小さい頃にもらった、お駄賃の嬉しさを伝えたいからです。
「お小遣い」じゃなくて「お駄賃」
言葉の響きの違いだけかもしれないけど、お手伝いの代償には「お駄賃」っていう言葉が似合います。
にっこり笑って「お駄賃」を渡せる、そんな大人で在り続けます。