先日の入学式で、ボクのあとにPTA会長を務めてくれたIさんに、久々にお会いしました。

「2年間お疲れさまでした。後任が決まってよかったですね」

「でもさぁ、今年の本部役員は全員お母さんたちだけなんだよねぇ」

ある程度予想はしていたけど、時流が変わってきているんですねぇ。ちょっと驚きました。


先生 その475


幼児期の子育てに関しては、あずまパパたちの尽力もあったおかげで関心が高くなっていますが、お父さんのPTA参加は段々消極的になっているようです。

かといって、うちの地域のお父さんたちは、みんな学校や子供のことに無関心なのか?

そんなことは一切なくて、むしろPTA会長だったボクよりも熱心なお父さんたちがたくさんいるんです。


野球、サッカー、バスケ、剣道等々、コーチ役のお父さんたちは、毎週末のように練習に付き合い、子供たちの指導に余念がありません。

ボクの小中学校の同級生、イサムもそんなスポ魂オヤジの一人です。


イサムとの再会は、やはり息子を通じてでした。

うちの長男と、イサムの長男・ショウタ君が同級生だったことで、顔を合わせる機会が出てきたのですが、小学校で彼に会うのは運動会の時くらい。

息子が3年の時にPTA役員になって、ボクは学校に行く機会が増えましたが、そんなボクの姿を見て

「お前モノ好きだなぁ」と冷ややかな目で見ていやがったんですね


ところがショウタ君が、少年野球チームに入ったことがきっかけで、事情が変わってきます。

イサム自身も中学生の時は野球部のメンバーであり、草野球チームのメンバーでしたから、血が騒いじゃったんでしょう。いつのまにか、コーチになってしまっていました。

年に3回行われるPTAのグランド清掃の時も、ユニフォームを着て大汗をかきながら参加してくれました。

ショウタ君だけじゃなく、よその家の子にもシッカリと檄を飛ばしながら・・・


「イサム、ありがとな。助かったよ」


「バカ、おめぇの為にやってるんじゃねぇ!! グランド使わせてもらってんだから、あたりめぇだろうが」


イサム、イキだねぇ!! お前と同級生であることが、オレは嬉しいよ!!


ちなみに、イサムの長女と恭子も同級生で、早速同じクラスになりました。

これからも、なかなか長い付き合いになりそうです。