昨年は長男の中学校、今年は長女の小学校、来年は二男の中学校、再来年は長男の高校(予定)と、4年連続で子供たちの入学が続く稲葉です。
岐阜に住む心友・イナリッチ のブログを読んでいたら、彼も今年から地元の小学校でPTA会長になったようで、入学式の挨拶という大役を務めてきたようです。
先生 その472
学校によってパターンは様々ですが、PTA会長が子どもたちに向けて挨拶をするのは年3回。入学式、卒業式、そして運動会です。
ボクの経験上、一番やりにくかったのは入学式の挨拶でした。
「大丈夫、誰もあんたの話なんか聴いちゃいないから」
PTA役員仲間はそう言って安心させてくれますが、だからって手を抜くわけにはいきません!!
また「子供たちが聴いていない」という錯覚は大間違い!!
ボクの経験上、6歳児はちゃんと伝えれば素直に聴いてくれます。
ボクが現役の時は、後ろで休憩モード(笑)に入っているお父さんお母さんたちに向けてのメッセージに力を入れていました。
うちの学校はいい先生、いい先輩(親)が揃ってるから、一緒に楽しく繋がろうね
そんな思いを、新しく関わる親たちに伝えたくて、一生懸命になっていました。
2年前にボクの引退と入れ替わるように、若いお母さんが新役員になってくれました。
見た目はおしとやかな雰囲気ですが、芯が強く、ハッキリと自分の考えを言えるHさんは、元々PTAに関心は無く、できれば関わりたくないと思っていたようです。
ところが娘さんの入学式の時に、あり難いことにボクの話を聴いて、「こういう雰囲気ならやってみてもいいかも」というように心変わりしちゃったらしいんですね。
100分の1の確率かもしれないけど、思いが伝わってくれたことが、メチャメチャ嬉しかったです。
彼女は今期で役員を引退されるようですが、自分の人生にとって有意義な2年間になったかどうか?
「充実した」と感じてくれていると、もっと嬉しく思います。
明日、お子さんが入学式を迎えるというお父さん、お母さん。
是非校長先生とPTA会長さんの話は耳を傾けて下さい。
その学校の雰囲気を知る最初のチャンスですからね!!