今日は久々に、息子の通う小学校に行ってきました。

PTA会長時代は、月に2,3回は通っていたのですが、校舎に入るのは約半年ぶり。

しかも、まともに息子の授業を参観したのは、何年ぶりだったかなぁ・・・。


先生 その331


今日の授業公開は4時間目で終了、そのあとの時間は、大人も子供もお楽しみなPTAバザーです。

ボクは役員になる前は参加したことがないし、役員になってからは準備する側だったので、お客様としての立場で参加したのは今日が初めて。

ちなみに去年は、新型インフルエンザの流行により中止になり、2年ぶりの開催となりました。


ボクがPTA会長だったころのバザーは、「大変だった」という記憶が強く残っています。

子どもたちや買い物に来る大人にとっては楽しみな行事ですが、ボランティア参加者も不人気で、役員の人や善意で参加してくれるボランティアさんには、大変な負担とご迷惑をかけてしまったというイメージが頭に残っています。


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しかし今年の役員さんたちは、実行委員長のNさんを中心にして、みんな楽しそうにテキパキ動いてました。

ダラダラしている人がいないのはボクの頃と一緒ですが、表情が生き生きしているのが一番の違い。ボランティアの人たちの表情にもやらされ感がありません。


ちなみに彼女は、初めての本部役員ということで、過去の知識や経験に縛られることなく、新しい発想で企画運営をリードしてきました。

夏にお会いした時は「不安ですよ~」と言っていましたが、見事なまでにチャンスとしてとらえ、たくさんの仲間を惹きつけてきたようです。


2年前のボクは、「困難なことは、みんなに負担をかけることあせると解釈していました。

今でこそ「困難なことは、みんなで協力して挑戦することグーと思うことができますが、あの頃の考え方でボランティアさんや役員さんと関わってきたことで、疲れさせてしまったのだと思います。

いや、本来は子どもたちと大人が楽しむイベントですから、「困難なこと」ととらえてる時点で間違っていたのですが・・・。


彼女の姿勢から、先日聴いた、福島先生の言葉を思い出しました。

「夢は一人で叶えるのが一番難しい」


ボクは仲間を信じ切れて無かったから、そして仲間に尽くし切れていなかったから、自分が苦しい思いをしてしまったのだと思います。

仲間を信じて、尽くすこと。リーダーとしての姿勢を教えてくれたNさんに感謝の一日です。