余所の家の子どもの成長を見ていると、月日の経つ早さを感じる稲葉です。
長男の同級生の女の子には、もう「女」を思わせるような色気を持つ子が出てきて、オジサンとしては成長とともに寂しさを感じるものですねぇ
先生 その299
昨日は娘・恭子にとって、幼稚園最後の運動会でした。
兄弟3人とも同じ幼稚園だったので、我が家は足掛け9年連続(!?)参加したことになります。
恭子は2歳児コースから今の幼稚園に通っているので、自身の運動会参加は4回目。
最初の年からずっと一緒に通っている子たちが何人かいるのですが、みんな一緒に年長さんとして最後の運動会に参加できました。
明るく元気な女の子、もねちゃん。
年長さんの全員リレーの出番待ちの時、仲間を励ます彼女の元気な声が聴こえてきました。
「ビリになってもいいから、最後まで一生懸命走るんだよ。大丈夫だからね」
もう気分は、先生もしくはお母さんのようです。
入園したての頃は、まだ一人っ子だったもねちゃん。弟の誕生とともに、お姉ちゃんの風格が備わったのかもしれません。
やんちゃだけど、ちょっと泣き虫なやまとくん。
かけっこが得意なだけに、リレーで走るのが苦手な子と組むのが嫌だったそうです。自分の力だけでは、どうにもならないことが歯がゆかったのでしょう。
リレーのアンカーを務めた彼のところにバトンが回ってきた時、残念ながら最下位になってしまいましたが、やまちゃんは悔しさに負けず、最後まで勝負を投げることなく、一所懸命走り切りました。
もちろん、仲間を責めたり、悔し泣きはしません。男らしく、自分の精一杯の力を出し切りました。
閉会式での「終わりの言葉」は、そうたクンでした。
2歳児コースの頃は、先生の話をじっと聴くことができなくて、すぐに他の部屋に遊びに行っちゃう子どもでしたが、しっかりと朝礼台に立ってお辞儀をして挨拶をしてくれました。
その頃の印象が強い、おゆきちゃんにとっては、相当感慨深いものがあったようです。
子どもたちは毎日友達とのやりとりから、知らず知らずのうちにお互いを磨き、輝かせていきます。
成長のスピードが速すぎて、大人はただ子どもたちの姿に感動するばかりです。
この子たちが、大人になった時にキラキラと夢に向かって輝く人でありますように
まずはボクたち大人が、子どもたちが憧れる存在でありたいと思います。
記念品をもらってご満悦の子どもたちと、恭子の憧れ・あずさ先生