今夜は満月満月

都内を車で走っている時に、建設中の東京スカイツリーの真上に満月という素敵な風景が見えました。

信号待ちで、写真を撮ろうと思ったけど、すぐに青に変わって結局撮れずじまいの稲葉です。


先生 その252


実はおゆきちゃんも、独身時代はバンドを組んでいたのです。

彼女のバンドは女の子ばかりの華があるバンドでしたが、その中でもボーカルとして深紅のバラのように中心的存在だったのが、まりちゃんです。


まりちゃんのことを、ボクはあえて「姫」と呼んでいます。

特別高飛車なキャラというわけではありません。僕らの仲間内では「歌姫」の意味で、敬意をもって(!?)姫と呼んでいます。

すらっとした細身のスタイルであり、宝塚の女優さんのような雰囲気の顔立ち、そしてパワーのある高い声。

ステージに立つ時の衣装もメイクも、自分を最大限カッコよく見せることを意識している、本気度の高さを感じていました。


が、ステージを降りて素にもどると、ツッコミどころ満載の天然キャラあせる

以前おゆきちゃんたちが旅行に行った時のこと。

ホテルのロビーでチェックアウトするときになって、「あ、スリッパはいてきちゃったあせるという、つわものぶりを発揮したとか・・・。

クールで、美形で、カッコいいだけなら、近寄りがたい存在になっちゃうけど、このギャップがあるから、姫がみんなの人気者になれるのでしょう。


美しさを保つ秘訣かどうかわかりませんが、彼女の寝室の窓は、月明かりが綺麗に差し込む造りになっていたのが印象的だったとか・・・。

その話を聴いてから、煌々と光る満月の明りを感じると、ボクは姫のことを思いだします。


ここ数年ご無沙汰していますが、おゆきちゃんが本音で語り合える、大切な友人の一人です。

僕らが結婚することを報告した時も、姫だけはボクに「本当におゆきのこと幸せにできるの?」と真顔で聴いてきました。

ちょっと怖かったけど、それだけ彼女は、おゆきちゃんに幸せになってほしいという思いが、人一倍強かったのだと思います。


今、この記事を書きながら、当時のことを思い出してしまいました。

彼女への恩送り、それは家族みんなが幸せでいるように、自分の役割を果たすことですね。明日も今日よりたくさんの「ありがとう」を口に出していきます!!