日曜日の講演会は、文昭さん、大嶋さんの話の後に、森源太 さんのミニライブ付き。実はボク、彼の歌を聴くのは2度目だったのです。
先生 その166
最初に聴いたのは、セイワ輸送主催の、てんつくマンの映画上映会の時でした。
映画は観れないけど、準備だけでも手伝わせてもらおうということで会場に行くと、リハで歌っている小柄なお兄ちゃんがいます。
「セイワ輸送の運転手にも、歌とギターの上手い子がいるんだなぁ・・・」
と思っていたら、それが森源太さんでした
それから気になる存在ではあったのですが、今回本人から直接CDを購入。書き下ろし&記念写真も撮ってもらっちゃったのです。
マニアックな話ですが、彼の使っているアコースティックギターはGibsonというメーカーのギターで、プロのミュージシャンで言うと、ジョン・レノンや山崎まさよし、長淵剛等々が愛用している、渋めのロックには最幸のギターです。
これを背負って、ママチャリで日本を1周しながらストリートの旅に出た話は有名ですが、東京に戻って来た時には、お客さんが誰も立ち止まってくれないという辛い現実に直面します
その頃、ある方から言われた言葉が、最幸にチャンスな言葉だったのです。
夢をファッションにするな
その日から源太さんは、アルバイトを辞めて、自分のオリジナルソングだけで勝負するようになります。
そして、覚悟を決めてから、自分の唄で飯が食えるようになり、てんつくマンを始めとする様々な出会いを経て、今日に繋がってきたといいます。
源太さんは懇親会でも、7曲ライブをやってくれました。
しかし、4曲目の途中でアクシデント発生
ギターの3弦が、源太さんのパワフルストロークに負けて、切れてしまったのです
新しい弦を張らなければ、ライブの続きはできないけど、お客さんの前で張り替えていれば、場が白けます。 喋りながら張り替えることもできるでしょうが、意識を集中させることができません。
よっしゃー、チャンスだ
自分の特技を活かせるのは、今しかない
「ボク、ギターの弦張り替えますから、その間MCしてください」
というわけで、ステージでギターと換えの弦を預かり、隅っこで地味に新しい弦に張り替えます。
途中で、ペグ(糸巻きの部分)から突き出た弦の先端を刺して出血しましたが、無事修復完了。
「チューニング合わせてみてください」とクールに装い(笑)、ギターを源太さんに渡します。
お役に立つことができたし、源太さんのギターに触れたし、お客さんも源太さんも喜んでくれたし、最幸です
折角なので、源太さんの唄やMCではなく、あえてギターの弾き方で気づいたことを・・・
源太さんの弾き方は、一見粗っぽく見えますが、実は意外と繊細なのです。
曲によっての弾き分けが上手く、例えばアップテンポな曲と、繊細なバラードでは、同じ人が同じギターで奏でているとは思えないほど、表現力に満ち溢れています。
スーパーテクニシャンというわけでは無いのですが(失礼)、自分の唄という楽器を活かす弾き方は、「さすがストリートで鍛えられた弾き方だなぁ・・・」と感心してしまいます。
お客さんと一体感を作ろうという姿勢が、歌やMCだけでなくギターにも表れています。
楽しそうに、いや嬉しそうに歌う姿を見て、ボクもギター続けててよかったと思いました。
やっぱり、音楽で人と人とが繋がれるのは、最幸です
そして源太さんは、本日我が師匠ナニメンのラジオ番組にゲストとして登場します。
<以下転載>
まいどおおきにナニメンです
明日6月1日(火)の「FMおたる・ほっとけNIGHT」の
電話出演ゲストとして心友の森源太くんに出演してもらうことになりました!
イベントで同じステージに立たせて頂いたり、
源太くんの歌は何度も生で聴かせてもらっていますが、
毎回、魂が揺さぶられる熱い熱い歌を聴かせてくれます。
私は源太くんからたくさんのものをいただきました。
・誠実に生きること
・勇気をふりしぼるとはどういうこと
・続けていくことの素晴らしさ
とにかく最高の男です!
皆さん6月1日(火)22:00は是非パソコンの前へ!!
<ほっとけNIGHT>
6月1日(火)22:00~24:00
インターネット動画配信ですので、全国どこでもご覧いただけます
http://www.u-p.co.jp/fmotaru/
ちなみに、動画配信で観られる方は、ナニメンさんの背後にいる「内藤さん」に注目です