ボクがお酒を飲めない話は、何度かお話してきましたが、結構みなさん意外に思われるようです。きっと、ボクが仲良くなる人に、飲兵衛が多いのが原因だと思います。
すぎたつさん、岡ちゃん、Pちゃん、よっちゃん、南ちゃん、廣瀬先生・・・キリがないですね
先生 その161
学生の頃に所属したサークルも飲兵衛の多いサークルでした。当時は、自分のアルコール許容量が知らないので、先輩に「飲め」と言われたら黙って従っていました。
しかし、ある飲み会で軽い急性アルコール中毒のような状態に
仲間に救急病院に連れて行ってもらい、点滴を打って一晩お泊まりという情けない事件があってから、「お酒の席はおつきあいしても、お酒を飲むのは断ろう」と決意しました。
最初に挙げたお酒好きの人たちに拮抗する親友達が、地引さんです。
彼とは家も近所だし、地元の青年会の先輩でもありますが、親しくなったきっかけはボクが会長1年目のPTAでした。
初めて一緒に飲んだのは、PTA総会後の歓送迎会でした。彼の飲み方は、手酌が基本です。
ビールを何杯か明けると、いつも焼酎ロックを、チビリチビリではなくグビリグビリと飲み続けます。
けっこうハイペースで飲んでいるにも関わらず、ちょっと饒舌になる程度で、ほとんど変化はありません。
しばらくして、「違うの用意しましょうか?」と聞くと、「ビールにしようかな?」と言います。
「さすがにちょっとハイペースで飲んだから、もう抑えに入るのかな・・・」と想像していたら
「いやー、焼酎ばかりだとノド乾くからさ。ちょっと休憩しないと・・・」
そのセリフを聴いて、コケそうになりました。ビールは彼にとって、チェイサーだったのです
一体どんな肝臓を持っているのでしょう。
お酒好きな人の中には、相手が自分と同じペースで飲まないことを不機嫌に感じる人がいるのは承知しています。なので、そのタイプの人と飲む時には、飲めない自分を申し訳なく感じてしまいます。
地引さんは相手に飲み方を強要しないタイプ。周りに気を遣わせない飲み方をする人なので、一緒に飲み会の席にいると、安心できるアニキなのです。
その年の夏に、PTA役員の親父たち4人で、近所の居酒屋で打ち合わせをしたことがありました。
一応9月の運動会の打ち合わせだったのですが、話はいつの間にか奥さんの話と子どもの話に・・・
地引さんが目を細めながら「娘とお風呂に入って、髪をとかしてあげる時間が一番幸せ」と語ってくれたのがきっかけで、お互いの家族のネタで、ラストオーダーまで盛り上がりました。
普段、親父同士が子育ての話や、奥さんとの悩みで語り合うことはありません。お互いに、照れと見栄を感じてしまうからでしょう。
あの日の飲み会は、親父仲間と一緒に飲んだ中でも一番嬉しかった思い出です
また親父同士で、仕事の愚痴ではなく、家族への愛や夢を語り合う飲み会がしたいと思う今日この頃です。
ブログネタ:飲み会は先輩達と後輩達、どっちと行くのが居心地良い?
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