昨日は「アルコピマニアスペシャルライブ」 というライブイベントに、出演させてもらいました。

「アルコピ」というのは「ALFEEのコピーバンド」のこと。なんと10年以上続くライブイベントであり、毎回趣向を凝らしたバンドが5~6バンド出演しています。


先生 その129


そして、このイベントの会場としてずっと使わせてもらっているのが、表参道にあるライブスペース「Lapin Et Halot」 さんです。

お店の周囲はお洒落で閑静な住宅地なので、最初に来た時には「こんなところにライブハウスがあるの?」と驚いたものです。


10:00からミーティングを開始し、リハーサルが始まりました。

もうPAさんも照明さんも手慣れたもので、非常にいいコミュニケーションをとりながら、テンポよくリハーサルが進んでいきます。

スタジオで聴く音、ステージ上で聴く音、そして一番肝心な客席で聴く音は、それぞれ全然違います。それを細かくチェックしていくのは、面倒なようですが、ボクはワクワクしてしまいます。

一番最初にこのホールを借りてから10年近い年月が経っていますが、ここのスタッフさんたちは愛想がよく、ユーモアのセンスのある人ばかりです。


学生の頃、都内のライブハウスに出演させてもらったことがありますが、当時はいわいる「バンドマンくずれ」なスタッフさんが多く、こっちが注文をつけても「ガキのくせにウゼェなぁむかっ・・・」という感じで、返事すら返してもらえなかったです。

当時は本当にガキでしたから、なめられていたのかもしれませんが、残念なことに最低限の挨拶や礼儀の出来ないライブハウススタッフは、決して少なくありません。


いくら素人とはいえ、ライブパフォーマンスを最良の状態にするには、PAさんや照明さんに支援してもらわなければなりません。リハーサルの時のコミュニケーションが上手くいくかどうかは、とても重要なのです。

カッコいい音と照明という技術だけでなく、ステージ慣れしていない人たちに、冗談を交えながら分かりやすい言葉でリードしてくれるので、心を落ち着かせ緊張を解きほぐしてくれます。


ボクもこのイベントに出演するのは4年半ぶり。久々の空気に緊張感が高まっていましたが、10分強のリハーサルを通して、緊張をほぐすことができました。

むろん、ライブ本番も安心感の中で、楽しくプレイに徹することができました。本当にありがとうございます。