8月14日に発見されたばかりの新星
星図を頼りに探してみました。

霞む空、明るい上弦の月あかり、そして 羊くらいの雲が空を覆い、
なかなか厳しい条件。

雲の切れ間に、双眼鏡で、わし座、いるか座とたどって星図と見比べます。
少し明るく小さく光る星。これか?と思うも 星図と見比べるのが難。
のんびり晴れるのを待ちました。

晴れた!
鳥を見ている望遠鏡で、いるか座から、一つずつ星を辿っていきます。
何度も何度も見比べて、ようやく確信。
北東の5.7等星より明るく見えます。
なんとか証拠写真撮影!白い縦横の線の交点にある星です。

ところで「新星」って どんな星でしょう。
いくつか種類がありそうですが、今回のは「古典新星」というタイプで

・白色矮星の上に降り積もった水素が急激に核融合して明るくなった星

ということだそうです。もう少し丁寧にいうと

太陽くらいの質量(重さ)の星が年をとると、どんどん膨れ上がり、
外側がそのまま宇宙に広がっていってしまいます。
そして中心に、燃えない「白色矮星」が残ります。

その白色矮星のすぐ近くに、まだ燃料の水素がたくさんある星があると
外側の水素が白色矮星に引き寄せられて、だんだん降り積もっていきます。
だんだん分厚くなってギューっと圧縮され熱くなります。
それが限界を越すと、突然急激に燃えて光り輝くようになります。
…これが新星です。
しかし燃え方が急激過ぎて燃料を吹き飛ばしてしまい、数ヶ月から数年で暗くなってしまいます。



なんとも不思議な…宇宙。


参考:AstroArts のニュース記事