国立大学の二次試験が2月25日にあった。
国立大学の2次試験の面接で「集団討論」が行われた大学もあった。
2023年度・ある国立二次試験の内容を見てみよう。
【教育学部・集団討論30分】
テーマ「文化の多様性を理解する人材を育てるには、どうしたらよいか。」
10人ほどで、輪になって座り挙手で意見を述べていく。その際の進行役も受験生がおこなう。
試験官は2名。
最初に考える時間が数分与えられ、意見を述べていく。
受験した生徒の体感では、人数が多い中で与えられた討論の時間は30分と短く、自分の考え全てを述べることはできなかったという。これは、挙手しても自分がすぐに指名されるとはかぎらないからだ。
そして、内容はどうだろう。
文化の多様性を認めるためには、他国の文化を理解する必要がある。また、同時に自分の国の文化についても、良く知る必要がある。
という切り口から、意見を述べていったそうだ。
いかにも学部にふさわしいテーマでの出題だったので、意見が他の人の発表とかぶった受験生もいたのではないだろうか。