辻さんがまたまた女性の作家と一つのストーリーをお互いの視点で描くという手法で出された本です。

今回は韓国の孔 枝泳氏との作品ですが、まずは辻さんの方から読んでみました。


日本人の男の人って感情を表に出さないからこういう話はありうると思う。男はあれでも精一杯の努力をしていると思うのだけど紅には理解できないところもうなずける。やっぱり留学していたらさびしいよねぇ。

日韓の問題は私たち日本人が思っている以上に深いものだけど私たちにはそれが理解できない。その辺りも日本人である辻さんが描き、紅を韓国の作家が描いたことは正解だと思う。

その問題を深く追求していかないところもよかったと思う。


ロマンチックなストーリだったけど、全体的には7年と韓国での滞在数日をあのページ数で書いているのは勿体ないなぁ。もっと長くても面白かったと思う。少し薄っぺらな内容になってしまった感あり。辻さんの作品は好きだけどね。


辻 仁成
愛のあとにくるもの

素晴らしかったです。以前見たときよりもまたパワーアップしているかも。


今回は席も前から3列目の真ん中辺りでこの席で決まったときは近すぎて最悪・・・と思ったのですが、3列目から1段高くなっていたのでとてもよく見えました。舞台の上のダンサーと目が合っていると思うくらい。


ベジャールの作品はいつも素晴らしいですね。私はクラシックの方が基本的に好きなんだけどベジャール作品はいいなぁと思う。あとクラシックだとこんな素敵な黒人のダンサーは見られないし。黒人の女の子、最高にかっこよかったです。体のバネが違う。そして惹きつけられる。


この作品ってQUEENの音楽のせいもあるけどパワーをもらえる。AIDSで亡くなる人々へのオマージュもあるけれど見終わった後は悲しみではないし、逆に生への情熱で溢れる感じがします。


初日はジルが踊ったらしい。観た人、羨ましいぞー。


次の「愛、それはダンス」も楽しみです。


始まってしまいました。既に寝不足気味。

ポルトガルーアンゴラがまだ見られてない(*_*)結果を知りたくなかったのでなるべく目に入れないようにしようと思っていたのにYahoo!で一瞬結果が出ていたのを見てしまった・・・・(T_T)


やっぱり真剣勝負はおもしろいですね。こんな舞台に日本が立てるようになったなんて感激ですわ。今回はようやく通常のW杯。実力が試されます。


一番おもしろかったのは先日勝っても負けても辞める予定だったという(元)ジュビロの山本監督が既にBSで解説しているではないか!?あいつ、既にドイツ入りを決めていたのか・・・。ジュビロサポの気持ちを思うと素直に解説が聞けなかったよ。


イングランドの試合は早々にOGで得点してしまったせいかつまらんのぉ。でも解説によるとこれぐらいのチームになると初戦でトップコンディションに持っていってしまったら後がもたないと。そりゃそうだな。この試合の審判はホイッスル系、カード乱発系で笑えました。


メキシコーイランはおもしろかったんだけどな。最後は集中力が切れてしまって残念でした。なかなか勝つことは難しい。




あっと言う間にW杯開幕ですね~。

巻くんが選出されたときはあまりにも嬉しくて、そしてその後の過熱報道に辟易して、最近は落ち着いて良かったわ。


昨日はフクアリでC大阪戦2ndレグ。第一線アウェイで快勝してしまったのでそれほど心配ではなかったのですが、3-2で勝ちました。


フクアリ到着が遅くなってしまったので、見られたのはC大阪の2得点という悲しい結果ですがそれでも勝った事実にニッコリです。ハーフタイムで食べたタコスも美味しかったしわんわん


これで今日からはW杯に集中です。


気になるのはナビスコの組み合わせのみ。どうかあのチームと当たりませんように・・・。

とってもよかったです。処女小説とは思えないほど完成されていました。


小説に出てくる落ちこぼれた人が劇団ひとりのある部分を投影しているのだろうか。


小説家に取って素顔を知られていることは大きな負担ではないのかと思うくらい本物の小説でした。

他の名前で出てもかなり売れたのではないだろうか?それとも劇団ひとりという名前がこの本の人気を押し上げたのであろうか。


次回作はどんなものになるのかそれが楽しみです。


劇団ひとり
陰日向に咲く