Carefree novels

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気ままに小説

気まぐれに小説書いていきます。


- 小 説 一 覧 -


過去と未来

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「おい!なこ!なにやってんだ お前ーっ!!!」


と、蓮が叫ぶと、菜子が振り返った。


「おおー!なつなー!れんー!やっほー!てか、なんでこんなところにいるのぉー?」


ムッカッ


「あんたねぇ!『なんでこんなところにいるのぉー?』じゃないわよ!どんだけ心配したと思ってんのよ!」


「そうだぞ!お前を探しに来たんだよ!」


軽々しい菜子の言葉に、さすがの私でもキレた。

あんだけ心配して探しに来てやったってのに、当の本人目キラッキラさせてキョロキョロしてるし・・・。


「ああそうー。探しに来てくれたんだぁー!あっははー。」


「あっははーじゃないっつーのっ!いい加減にしてよ!もう!で、なんでここに来たのなこ。」


と、私が噴火寸前の怒りの山を抑えながら聞いた。


「あー?えっとー・・・なんていうか・・・冒険心に誘われて・・・(*^o^*)」


「なこ・・・あんた、私とれんがあれっだけ明日にしようって言ったわよね・・・聞こえなかったなんて言わせないわよ・・・?」


「ごめんなさいっでも、気になってー・・・。それに、すぐ帰ろうと思ったんだけど、あの扉開けたら、なんか同じ場所に戻ってたから・・・。なんかおかしいなーとは思ったんだけど・・・同じ場所にでたから・・・」


言い訳は聞き飽きた。

ったく・・・蓮と一緒で、本当子供だなぁ・・・


「言い訳はもういいから、さっさと帰ろうぜ!もとの世界に!」


と、蓮があきれがおで言った。


「そうね、もう帰らなきゃ。なこも、帰るよ?もう十分冒険したでしょっ」


「う・・・うん・・・」


よし!とにかく帰ろう!元の世界に!

私たちが生きる世界へ!( どやっ )


「っでーお前、ランドセルはどこやったんだよ?」


あ、そうだ、なんかおかしいと思ったら、菜子、ランドセル背負ってない・・・

ま・・・まさか・・・


「ああーランドセルね・・・こっちの家に置いてきた」


そのまさかだ・・・


「ったく!なんでおいてくんのよ!めんどくさい!」


「だってぇ、重たかったし☆」


「『☆』じゃねぇよ!」


「今すぐ持ってこーい!」


と、私は菜子を走らせた。

なんて手間のかかるやつだ・・・。

菜子の1つの行動ごとに、私の口調はどんどん乱れてゆく

当然だ。



しばらくすると、菜子がランドセルを背負って走ってきた。

よし!これでおっけー!


「じゃ、最後に、大人になったなことれんにあいさつ言って、帰るわよ!」


「おうっ!だなっ」


そして、草村で待っていてくれた蓮と菜子たちのもとえ駈け出す。


「じゃ、さよなら!またね、れん、なこ。れん、彼女できるといいね(笑)」


「うっせーな・・・。」


「じゃあな!10年後の俺!」


「じゃあ、私!」


「うん、みんな、またいつか、会えるといいね(笑)」


そう言葉を交わしあって、私たちは、10年後のこの世界を後にした。


あたりは、すっかり暗くなっていた。

まぁ、あたりまえか・・・


と、私たちは、草村へでるための穴をくぐって、やっと帰れたのだと一安心した。


「色々話したいけど、また明日にしようか・・・。今日はもう疲れちゃったし・・・」


今の時間は午後5時20分・・・急いで帰らなきゃ


「そうだな、じゃあ、また明日。」


「うん、じゃーね」


そうして、私たちは、別々の方向へ歩き出す。



帰ってきて、明日の支度をすませて、わたしはすぐ布団に入った。

今日は、まるで夢のような1日だった・・・。


今日は、「過去」と「未来」が1つになった、これからも味わえないような体験ができたな・・・


そんなことを思っていたら、いつの間にか眠りについていた。


そして翌日


今日は午前授業だったので、すぐに帰れた。


と、3人はいつものように横一列に並びながら帰る。

いつもと変わらない、この光景・・・。


と、蓮が話し出した


「なぁ!今日も、ちょっとだけ・・・行ってみようぜ?10年後!」


「そうだねー。今日は、10年後の私も見てみたいし!」


「うん!またいろいろな冒険が・・・ごっごほんっおほんっ」


なにを察知したのか菜子は・・・。


そして、私たちは、また、あの穴をくぐってあの扉を開けた。



・・・


でも、そこには草村はなく、ただの木造の廊下だけが見えた


「あれ・・・?あれっあれ・・・?」


3人は顔を見合わせる。



立ち尽くしたままの私たち・・・。


「あれは・・・夢・・・だったのか・・・?」


また子供っぽいことを考えてと思ったが、否定はしなかった


「もしかしたら、夢 だったのかもね・・・」


「ま、未来なんて、見えないままのほうが面白いってことよ!」


たしかに、今回ばかりは、菜子の言うことは共感ができた・・・





人は、9秒前の出来事を「過去」、9秒後の出来事を「未来」という。


でも、9秒後の未来は誰にも見れないし、9秒前の過去も、誰も体験することはできない・・・


だから、一瞬一瞬を大切にしなきゃいけないんだ・・・。





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まぁ、結局伝えたいのは、最後の2文ですわ(笑)


特に話の中では結局よくわからないまま終わったし(笑)


みんな、これみて面白かったのかな・・・


たぶん、大人の蓮だってことも、ほぼわかるだろうし・・・


ごめんね・・・大目に見てください・・・