ついこないだ
リハが終わり
天気がよくて風もちょーどいい具合に吹いていて
時間をもてあましていたので
ふっと
下北沢から渋谷まで歩いてみることにした
地図を検索して
大体こっちの方向とあたりをつけ
意気揚々ときょろきょろしながら歩いてると
ひと駅も歩かない内に
高い厚底をはいた女性が目の前にコースインしてきた
けっこーいいぺースで歩いてるのに一定距離を保つ女子
歩くの速いなぁ
特に気にも留めないで
歩いてると
駅を過ぎ
住宅地を抜け
歩けども歩けども
女子がいなくなる気配がない!!
直線上には渋谷!
ま!
まさか!
同類っっ!!?(゚Д゚;)(゚Д゚;)
まずい!
まずいぞ!!!!!!!
少なく見積もっても
おそらくあと20分以上はかかるだろう
それまでこの距離感を維持しなきゃならないのか
気まずい
いやただでさえ不審人物扱いされるのに
落ち着け
いまキョドってないか
ますます
変に思われるじゃないか
前方確認
よし
いまのところ
特に変わった様子は見られない
どーする
テンポを落とすか
いやだ!
こんなところで負けたくない!!
抜くか
彼女は10メートル先ぐらいだ
いやでもかなりのハイペースになるぞ
あきらかに不審な足音たてることになるぞ
抜いたとしても
『オレ怪しくないよー!いつもこんなペースだし~』
っていう体を見せるために
ペースを維持しなきゃならない
できるか?
できるのか!!????
どーする?
どーする???
そんなこんなで5分が過ぎ
10分が過ぎ
15分が過ぎ
頭の中はぐるぐるなにか後ろめたいことをやっているかのよーな
罪悪感と闘いながら歩いていると
とうとう
人気のない通りで
少し女子が振り返った
『あ』
と
思った途端に
急速にぺースをあげた女子
あー!あ~!
『そんなーんじゃないのに!
そんなーんじゃないのに!(゚Д゚;)』
このやろーっっ!!?(゚Д゚;)!!
焦りと怒りにも似た感情がかけめぐる
もー!なんなの!?そんなーんじゃないのに~ヽ(゚Д゚)ノ!
完全に変態の発想である
そこで何を思ったのかオレは
オレは
ぺースをあげた(笑)
かなりの早歩き厚底女子
にくらいつくオレ
の構図
そして
夢中になりすぎたオレは
迷子になった
7月10日(水) NOVEL KLASSIK@下北沢440
