高校生活にもすぐなじみ、友達も出来はじめた。
成績も悪くはなく、このままいけば上位にいられるだろう。
学校が休みの日には、よく中学の同級生と遊んだりもした。
毎日の生活は忙しくて楽しくて、元彼女のこともだんだんと記憶の片隅から消えていった。
俺は、チャットにいく機会は減ったが、鈴李とは毎日のようにメールを続けていた。
鈴李に、クリスマスに遊びに行こうと誘われた。
彼女がいれば断っていたが、特に用もなかったので、誘いに乗った。
鈴李以外にも、ブログやSkypeで知り合った同年代の友達と仲良くなったりもした。
こうやって、高校生活は充実しながらめまぐるしく過ぎて行った。
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秋
地球温暖化のせいか、秋になっても太陽は強く指していた。
この頃、学校行事がたくさんあって忙しかった。
遅くに学校から帰ってくるとすぐ眠ってしまい、パソコンを開く頻度も減っていた。
そのせいか、鈴李からのメールも、あまり届かなくなっていた。
春には毎日のように来ていたメールも、秋には1週間に1通来るかどうかになっていた。
ー鈴李も受験生だから、忙しいのだろうー
メールに費やす時間の分、俺も勉強にあてればいい。
俺は、勉強の時間が増えた。
クラスでも学年でも上の方のランクをキープしていた。
だんだんと、鈴李との距離も遠くなっていった。