透析患者専用の更衣室を廃止し、透析室内に患者を土足・私服のまま出入りさせ、透析室内で患者の着替えを行わせ、透析患者を外来待合室で他の通院患者と一緒に待機させる・・・という病院側のトンデモ計画に対して、本日りわりん春日は病院長あてに文書で意見と要望を申し入れました。

文書は次のとおりです。


                                   平成26年10月31日
医療法人財団●●会理事
●●病院院長 ●●●● 様
                        伊東利和 (透析患者)
                        住所 東京都大田区●丁目●番●号●号室
                        電話 ●●●●―●●●●

    貴病院における透析患者用更衣室の廃止等の計画について(意見・要望)

 別添の文書「お知らせとお願い」(平成26年10月22日付、看護部長名)を、私、伊東利和は10月27日の透析中に貴病院の看護師から手交され説明をうけました。
 当該文書を確認したところ、「透析患者用更衣室の廃止」「透析患者の外来待合室での待機」「透析室内への土足・私服での入室」「透析室内での着替え」といった、透析患者の利便性・快適性を悪化させるとともに、「透析室内の衛生管理」「院内感染対策」において極めて不適当な内容が含まれていましたので、問題点を指摘し、了承しがたい旨の意見を口頭で伝えました。
 また、10月29日の透析中に、貴病院の看護師より病院側が「お知らせとお願い」の文書の内容とおりに実施する旨の説明がありましたので、私は再度、問題点を指摘し、了承しがたい旨の意見を口頭で伝えました。
 しかしながら、口頭では私ども透析患者の意見を汲んでいただける様子が見られないことから、本件について当文書にてご意見を申し上げることといたしました。
 私が指摘する問題点と要望は下記のとおりです。                    

                    記
問題点
①透析室内への患者の土足・私服での出入りは土・埃・微生物の持ち込むことになり、透析室の衛生管理・環境管理上問題である
②透析患者を外来待合室で他の通院患者と一緒に待機させることは院内感染対策上問題である
③透析患者の転倒防止およびに体調変化の把握は重要な課題ではあるが、それらの課題を改善するために透析室内環境と院内感染対策および透析患者の利便性等を著しく犠牲にしている

要望
①透析患者用更衣室は男子および女子とも現行のまま維持・運用すること
②透析室内への土足・私服での出入りは今までどおり厳禁とすること
③透析患者の院内感染対策に十分に留意すること
④転倒防止およびに体調不良者の早期発見の措置については、設備の改変等(床の滑り止め施工、手すりや緊急呼び出しブザーの設置など)の他の適切な方法により対応すること

                                         以上

(別添)透析病院から渡された「お知らせとお願い」の文書




◆不衛生な病院は絶対にゆるさないぞ!! 

(-""-;) < だいたい、りわりん春日が通っている病院の透析室の出入り口は二重扉になってますよ。二重扉ってことは「外からの土ぼこり等の侵入を防ぐため」でしょう? それなのにその透析室に今後は土足で出入りさせるって、いったいどういうことになってんの? 

(`・ω・´) < なお、透析室(衛生管理区域)に土足・私服で出入りさせるなどということが、透析センターで一般的に行われていることなのかどうかについて・・・、

東京都福祉保健局医療安全課指導係 電話03-5320-4432

・・・に問い合わせることにしています。東京都職員からの回答内容についてはこのブログで後日紹介する予定です。


ヾ(。`Д´。)ノ < いずれにしても、透析患者さんたちはみんな激怒しています。すでに病院を変更するべく他の透析センターについて調べ始めている患者さんもいます。

(´・ω・`) < 透析室担当の看護師さんや技師さんたちも病院の上層部のハチャメチャな判断にほとほと困り果てている様子です。

(´□`。) < おかしい人が指導的な立場に立つと組織がトンデモないことになるという事例ですね。本当に迷惑なことです。


(`・ω・´) < しかし、こんな「不衛生」なことをしようとする病院を許すわけにはいきません。りわりん春日は今後も病院側に意見していく所存です。