■PKD― それはシミュラークルの思想を巡る不可思議で魔術的なイニシャルであり、それ自体が余りにもシミュラークル的である。それは、フィリップ・K・ディックのことなのか、それともピエール・クロソウスキー&ドゥルーズのことなのか忽然と判然としなくなり、双方が魔術的に溶融してゆき、分身化しながら、更に深遠な暗合を、そして刺激的で考察をそそるエニグマを作り出していく奇妙なキアスムだ。しかもそれはシミュラークルというそれ自体が非常にイカガワしく無気味で思わせぶりでSF的な観念を巡って生じてきている偶然の一致であるだけに、運命的なものさえ感じてしまう暗合だ。ドゥルーズは、こういう事態に遭遇したら、それを積極的に肯定して狂ったファンタズムを掻き立てろと僕に教えている。なので、彼のススメに従うことにしよう。
■PKDは何を意味するのか? とりあえず、何も意味しない無意味な暗合を強制的に意味ありげにしてしまう一番便利なツールが花薔薇(カバラ)である。PKDはとりあえずペー・カフ・ダレトということにすると、定番のゲマトリアでは80+20+4=104の数値となる。
げろげろ! これってSDM=ソドムの数値と同じでねーの(爆)。
あー、やだやだ。やっぱりやだねえ、花薔薇って、ろくなこと言わない。
ウチのブログペットと大して変わらんわ(笑)。
■花薔薇が引いてくれたSDM=ソドムの数値の104はとりあえず、メモしておくことにする。で、次。
ふっふっふ。花薔薇が駄目ならば桃太郎に訊くことにする。これ、占いの常道(なわけないかなー)。
桃太郎というのは、兆の木であるカバラの生命の樹をスケールにしてタロウつまりTAROTの札を引くというワザのことで、そのスジの方なら誰でも知ってるジャルゴン。。。な訳ねーだろ、嘘つけ。
で、桃太郎さん曰く、〈塔〉〈運命の輪〉〈女帝〉と来ましたな。さもありなん。
僕はこれをすぐにバベルの塔、永劫回帰、大地母神としてのアルテミスと強硬に、こじつけがましく読んでしまう。
でも、何だかなあ。。これじゃあ、あたりきしゃりき過ぎてちとつまらんです。
そんなシンボリズム、とっくに先刻承知だもの。。もう、見え見えカモシレナイ。
■なんのッ! 花薔薇も桃太郎も使い物にならなくば、8×8=64、周易六十四卦にお出まし願うという超強引なウラワザもあるぞ! しかし、80 は64より大きいので、8+0=8という数秘術定番の間引き足し算かましてやる(※当然、何の根拠もあるわけないわな。わはは)。
すると、
P 80=8 水地比 人の和
K 20 風地観 物の見方
D 4 山水蒙 物心つかぬ幼児
という風に、なんか意味ありげなのがでてきたぞ! さすが易経! 後は、例によって例のごとく、ただひたすら意味ありげで意味不明な卦辞と彖伝と象伝を読めばいいのさ!
。。で、今夜の瞑想というか夢占のネタができた。じゃあ、そろそろ「易経」めくりながら寝ることにする。。。ということで今夜はおやすみなさい。
続きはまた明日書く、カモシレナイ。