それからは脳性麻痺と幹細胞治療の論文を読みまくると同時に日本の再生医療の法律も勉強していきました。
・脳性麻痺については、GMFCSのスコアで8割くらいの反応率で1段階くらい状態が改善しているケースが多い(寝返りが打てないのが打てるようになるなど)、全く改善しないケースもあり
・投与している幹細胞の種類も何パターンかあり、造血幹細胞なども含まれる単核球全幹細胞が最も多く、そちらでは改善が見られている。日本で一般的な幹細胞のクリニックがよく行っているような1種類の幹細胞を培養して投与するという方法のエビデンスは見つからなかった(脳性麻痺に対して)
・1種類の幹細胞を培養して投与する場合、単核球全幹細胞治療に比べると血栓症などのリスクが増えることと長期的な安全性に不明な点がある。またこのため日本では、1種類の幹細胞を培養して投与する方法は適応疾患が制限されている。現状脳性麻痺には1種類の幹細胞を培養して投与する方法は認められていない←厚生省確認済み
・単核球全幹細胞治療では大きな副作用の報告はなし、軽い発熱がでたというような報告はあったが、(そもそも子供はよく発熱するので)幹細胞投与との関連は不明